羽田空港発着・ANAトクたびマイル行き先傾向まとめ【2025年上半期版】

ANAの「今週のトクたびマイル」は、通常より少ないマイルで特典航空券が予約できるANAマイレージクラブ会員向けの人気キャンペーンです。
特に羽田空港は全国各地へ便が充実しており、対象路線に選ばれる回数も多く、トクたびマイルを活用する上で非常に魅力的な空港です。

本記事では、2020年7月〜2025年5月までに発表されたトクたびマイルのデータをもとに、羽田空港が出発または到着地となっていた路線を徹底分析。
どの行き先がどれくらいの頻度で登場しているのか、過去の出現傾向をデータに基づいてご紹介します。

次回以降の対象路線を予想するヒントとして、また旅の計画やマイル活用の参考情報としてご活用ください。

ANA「今週のトクたびマイル」とは？
今回の分析について
1. ■ 分析対象の概要
2. ■ 出現確率の算出方法
羽田空港の就航都市一覧（2025年6月時点）
羽田空港発着の出現傾向
1. 出現率上位の路線（出現率25%以上のもの）
2. 考察：地方空港とのネットワークが厚く、出現頻度も高水準
羽田発トクたびマイルの傾向まとめと活用のヒント
1. 活用のポイント：
今後のトクたびマイル予想にも活用！

ANA「今週のトクたびマイル」とは？

「今週のトクたびマイル」は、ANAマイレージクラブ会員限定で提供される、Web限定の特典航空券割引キャンペーンです。

対象路線の発表日： 毎週火曜 12:00
予約・発券期間： 水曜 0:00 〜翌週火曜 23:59
搭乗期間： 木曜〜翌週水曜
予約方法： ANA公式サイトまたはANAマイレージクラブアプリ限定

少ないマイル数で国内旅行が可能になるため、ANAマイルを効率的に使いたい方には特におすすめのキャンペーンです。

▶ ANAトクたびマイル公式ページはこちら

今回の分析について

本記事では、「今週のトクたびマイル」で発表された過去の対象路線データから、羽田空港（HND）を出発地または到着地とするすべての路線を対象に分析しました。

■ 分析対象の概要

対象期間：2020年7月9日〜2025年6月4日発表分まで
対象空港：羽田空港（HND）
データ内容：羽田空港から出発した路線だけでなく、到着地として設定された路線も含めて集計

■ 出現確率の算出方法

出現確率（%）は以下のように算出しています：

出現確率（%）＝（出現回数 ÷ 対象期間数）× 100

搭乗開始期間ごとに各路線の出現を1回としてカウントし、対象期間全体における登場頻度を算出しています。

羽田空港の就航都市一覧（2025年6月時点）

羽田空港（HND）には、以下の国内線が就航しています。

札幌（新千歳）
稚内
旭川
女満別
オホーツク紋別
根室中標津
釧路
帯広
函館
大館能代
秋田
庄内
富山
小松
能登
名古屋（中部）
大阪（伊丹）
大阪（関西）
神戸
岡山
広島
米子
鳥取
岩国
萩・石見
山口宇部
松山
高松
徳島
高知
福岡
北九州
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄（那覇）
宮古
石垣
八丈島

羽田空港発着の出現傾向

日本の空の玄関口ともいえる羽田空港（HND）から発着する「今週のトクたびマイル」対象路線は、全国各地の地方都市を結ぶ多彩なラインナップが特徴です。
ここでは、2020年7月〜2025年5月までに発表されたトクたびマイルの対象路線データをもとに、羽田空港発着の路線のうち出現率25%以上の行き先をランキング形式でご紹介します。

出現率上位の路線（出現率25%以上のもの）

行き先	出現回数	出現確率（%）
広島	79回	35.9%
佐賀	78回	35.5%
富山	77回	35.0%
小松	77回	35.0%
秋田	76回	34.5%
庄内	76回	34.5%
大分	75回	34.1%
岡山	74回	33.6%
大館能代	73回	33.2%
福岡	73回	33.2%
鳥取	73回	33.2%
徳島	73回	33.2%
新千歳	71回	32.3%
松山	70回	31.8%
岩国	70回	31.8%
米子	69回	31.4%
宮崎	67回	30.5%
高松	67回	30.5%
鹿児島	66回	30.0%
高知	66回	30.0%
山口宇部	65回	29.5%
関西	64回	29.1%
オホーツク紋別	64回	29.1%
中部	61回	27.7%
伊丹	60回	27.3%
熊本	60回	27.3%
萩・石見	59回	26.8%
長崎	57回	25.9%

※出現確率は、対象期間（220週）に対する割合です。

考察：地方空港とのネットワークが厚く、出現頻度も高水準

羽田空港発着のトクたびマイル対象路線は、全国の地方空港との接続が中心となっており、特に中国・四国・九州・北陸方面の路線が目立ちます。

出現確率が30％を超える路線が20以上にのぼっており、ANAが羽田発の地方路線に対して、戦略的にマイルキャンペーンを展開している様子がうかがえます。

中でも広島（35.9％）や佐賀（35.5％）、富山・小松（いずれも35.0％）は、6週に2回以上という非常に高い頻度で対象に登場。旅行や出張で利用頻度が高い利用者にとって、見逃せない対象エリアとなっています。

また、東北方面の秋田・庄内・大館能代（いずれも33％超）や、山陰・四国の米子・徳島・高松・高知など、公共交通がやや限られる地域との直行便が高頻度で登場しているのも特徴です。

羽田発トクたびマイルの傾向まとめと活用のヒント

6週に2回以上登場する路線が多数：35％前後の出現率を記録している地方都市が多く、頻繁にチェックする価値あり。
地域ごとに高頻度路線が存在：東北（秋田・庄内・大館能代）、北陸（富山・小松）、中国（広島・山口宇部・鳥取・米子・萩・石見）、四国（徳島・高松・高知）、九州（佐賀・宮崎・鹿児島）など、地域のバランスも良い。
観光・ビジネス双方に対応：帰省・週末旅行・出張など、幅広いニーズに応える構成となっており、目的に応じた活用が可能。