神戸-関空ベイシャトルを利用するメリットとデメリット

先日、仕事でお世話になった方に会うために関空に行きました。

その際に神戸空港から関空まで運行している神戸-関空ベイシャトルを利用しましたので

料金、利用方法やメリット、デメリットなどを書いていきたいと思います。

  1. 料金
  2. 時刻表
  3. 乗船までの流れ(神戸空港側)
  4. 乗船までの流れ(関空第1ターミナルの場合)
  5. メリット
  6. デメリット
  7. 結論
  8. 最後に

1.料金

ベイシャトルホームページより

今回は日帰り往復のチケットを購入しました。

その為、料金的には三宮から神戸空港までのポートライナーの運賃(片道¥340.-)がかかっております。

ポートライナーで神戸空港まで行く場合、日帰りであれば日帰り往復のチケット(¥2,510.-+ポートライナー往復¥680.-=¥3,190.- 片道 ¥1,595.-)が最安の選択となります。

日帰り以外であれば往復割引(¥3,060.-+ポートライナー往復¥680.-=¥3,740.- 片道¥1,870.-)が最安となります。

ポートライナーセット券にに関しては片道¥1,880.-になりますので片道利用の場合はこちらが最安となります。

2.時刻表

ベイシャトルホームページより

便数としてはおおむね1時間に1本程度の運行となっています。

所要時間については船での移動時間が約30分、ターミナルへの移動が10分から20分かかりますので40分から50分となります。

ポートライナーで三宮から神戸空港までの所要時間が20分程度になりますのでTotalで1時間から1時間10分程度となります。(待ち時間等考慮に入れると1時間30分程度かかると思います)

3.乗船までの流れ(神戸空港側)

ポートライナー三宮駅

ポートライナーの神戸空港駅の改札を出て左に曲がると出発ロビーに入ります
出発ロビーに入ってすぐに右に曲がるとエスカレーターがありそちらで一階まで降りて左手出口に向かいます
出口を出て1つ目の横断歩道を渡って左に曲がります
6番の停留所まで歩くと関空行き高速連絡バス乗り場があります
運行は1時間に2本から4本行われています。高速船乗り場までの所要時間は3分程度です
こちらが高速船乗り場になります。(バスに乗らなくても神戸空港から6分程度歩けば到着する距離です)
建物に入って右手に券売機があります(クレジット、タッチ決済等対応しています)正面には乗降口があります。
ベイシャトルホームページより

4.乗船までの流れ(関空側) 第1ターミナルの場合

国際線到着口の一番端っこにベイシャトルのカウンターがあります(ドトールコーヒーが近くにありました)
ベイシャトルのカウンター横の出口を出て右手に乗り場があります
ベイシャトルホームページより

5.メリット

メリットとしては2点あげることができます。

1.神戸空港まで自動車で移動する場合、駐車場利用が何泊でも無料であること。

神戸空港近郊に住んでいて家族で旅行に行く場合などは空港までのアクセスや荷物の量など考えれば空港まで自動車で行くのが最適解ですが駐車場代金のことを気にしていで済むことは大きなメリットになります。

※注意点として神戸空港ターミナル駐車場に停めてしまうと無料にならないのでご注意ください。

2.関空に就航していないところから経由して向かう場合

航空会社や目的地(出発地)によっては関空への直行便がないケースが考えられます。その場合は神戸空港の最寄りから出発するベイシャトルを利用することは余計な移動時間を短縮することが出来る点がメリットになります。

6.デメリット

デメリットとして3点あげることができます。

1.料金、所要時間ともリムジンバスと比較すると割高であること。

三宮出発と仮定して

リムジンバスの料金が片道¥2,000.- 日帰りの場合¥2,900.-(片道¥1,450.-) 往復乗車券¥3,300.-(片道¥1,650.-)と全てにおいてリムジンバスが安い。

所要時間についても単純な移動時間としてはほぼほぼ同じ時間くらいですが待ち時間等考慮に入れると20分から30分リムジンバスの方が早い。

2.運行本数がリムジンバスと比較して少ない。

ベイシャトルは1日16便、リムジンバスは1日26便(六甲アイランド経由便含む)と10便程度の差がある。

3.悪天候などによる欠航の可能性

船の場合、波風が激しくなった場合に欠航する可能性があり旅行などで利用する際にはその点がデメリットになります。

ただし、欠航した場合は代替バスの運行がされるとのことで所要時間についてもベイシャトルと同等の時間を予定しているようなのでそこまで大きなデメリットではなさそうです。

7.結論

Totalの所要時間、乗換等の手間など考えれば神戸近辺からベイシャトルを利用するメリットは特にないと思います。

ただし、メリットのところで記載したように空港まで家族で車で向かいたいと言ったニーズや乗り継ぎの必要があり神戸空港を使用すると言った方であれば利用する価値があると思います。

8.最後に

初めてベイシャトルに乗船しましたが船酔いなどもせずあっという間に関空に到着することができました。

大阪湾の景色などを見ながら空港に向かうのもメリット、デメリット抜きに楽しい体験が出来ました。

下記に今回紹介したベイシャトルと比較したリムジンバスのurlを添付しておきます。

神戸-関空ベイシャトル

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https://www.okkbus.co.jp

2023年ヨーロッパへの特典航空券での旅行を考える

コロナも落ち着いてきて居る状況で海外旅行を検討しています。

行き先はヨーロッパで7月か8月一週間程度を考えています。

なぜにヨーロッパというざっくりした行き先になっているかと言うと航空会社の特典航空券を利用しての旅行を検討しているためです。

条件

時期は7月から8月

人数は2名 親孝行を兼ねて母親を連れて行く予定

航空会社はANA(全日空)のマイルを使用

搭乗クラスはビジネスクラス

必要マイル数と燃油サーチャージの確認

下記にANAのホームページより引用した表を提示していますが2023年の7月から8月の場合、

日にちによって異なりますがレギュラーシーズンもしくはハイシーズンに該当します。

そこからビジネスクラスの必要マイル数を確認するとレギュラーシーズンで90,000マイル

ハイシーズンで95,000マイルかかることがわかります。

そのため2名の場合は180,000マイルから190,000マイルかかることになります。

ANAホームページより引用
ANAホームページより引用

燃油サーチャージ等の諸費用に関しては行き先によって異なるようなので参考までに東京-ロンドン、東京-フランクフルトで検索した金額を参考金額として掲載いたします。(5月28日時点)

東京-ロンドン

2名で229,740円

東京-フランクフルト

2名で173,160円

となります。燃油サーチャージ等に関してはまだまだ高い印象です。

実際発券が出来るのか

検索している時点ではビジネスクラスの関してはほぼ空席待ちになっています。

私自身はANAのスーパーフライヤーズカードを持っており母親に関しても家族カードを発券している関係で同様のステイタスを所有しており通常よりも予約は取りやすいとは思いますが実際直前にならないと発券できるのかどうかは微妙なところです。

最後に

今回はヨーロッパにマイルで行くための必要マイル数、諸費用について検討いたしました。

現時点では空席待ち状態が続いており実際に発見できるのかはかなり微妙な状況です。

マイルについては私自身は飛行機に乗って貯めるというよりは通常の買い物や光熱費等をクレジットカードを使用したりポイントサイトを経由してクレジットカードや証券会社の口座開設、日々の買い物を通じて貯めるスタンスです。

今後、そのような方法についても紹介していく予定ですので皆様のご参考になると幸いです。

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

JR西日本サイコロきっぷを使った旅行(大阪ー金沢)

先日、サイコロきっぷの申し込みをして芦原温泉行きが決定しました。

今回は芦原温泉ではなく金沢まで日帰りで行くことにし、先日行ってまいりました。

今回の旅程

7:40 大阪発 特急サンダーバード5号 10:25 金沢着

金沢市内の散策

1.神明宮

2.谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

3.鈴木大拙館

4.弁慶

16:55 金沢発 特急サンダーバード38号 19:38 大阪着

チケットについて

今回は大阪ー芦原温泉までの往復切符をサイコロきっぷで購入

芦原温泉ー金沢までの切符は同じ特急の同じ座席で予約の上購入しました。

価格としてはサイコロ切符 ¥5,000.-(乗車券+特急指定席の往復)と¥5,840.-(通常の乗車券+特急指定席の往復)で合計¥10,840.-となりました。

(通常の大阪ー金沢の乗車券+特急指定席の往復が¥15,980.-ですので30%程度割安になります)

出発

大阪駅出発時点では曇り空ではありましたが雨の降る気配はありませんでした。

しかし、天気予報では北陸地方では大雨に警戒が必要とのことでJR西日本の運行情報でも当日運休の可能性がアナウンスされてました。

電車は若い女性客が多く、後で調べたところ鯖江でなにわ男子のコンサートが開かれる日だったために乗客が多かったです。

鯖江まではほぼ満席でしたがそれ以降は空いた車内となっていました。

金沢到着

金沢には先日の豪雨のにより土砂崩れ等があった影響で数分の遅れがありましたが到着しました。

金沢駅といえば鼓門(つづみもん)です。

2005年3月に完成とのことで私自身は25年ぶりくらいの金沢訪問だった為、初めて拝見しましたが和の風情を近代的に解釈した鼓門が駅周辺の景観にマッチしていて旅行気分を高めてくれました。

金沢散策

雨が降っていたことと昼食の予約をしていたためあまり時間に余裕がなかったためタクシーでの移動が中心となりました。

タクシーはスマホのアプリ”GO”が使用できて非常にスムーズに移動ができました。

  1. 神明宮

最初の目的地は神明宮(しんめいぐう)という大ケヤキのある神社です。

神明宮 H.P.より

こじんまりした神社でしたが大きなケヤキが生命力を感じるパワースポットでした。

神明宮 https://www.shinmeiguu-kanazawa.jp

金沢駅前から10分程度料金は1,200円程度でした。

2.谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館 H.P.より

建築家 谷口吉郎(Yoshiro Taniguchi)の住まいの跡地に吉郎の長男である世界的建築家の谷口吉生(Yoshio Taniguchi)の設計により建設された施設 古い街並みの中に突如現れる直線的な建物は入る前からワクワクさせてもらいました。

お伺いした時は第5回企画展「木で作る」-その蓄積と展開-が開催中(会期は11月27日までとのこと)で過去の建物から未来の木造建築に至るまで素人が見ても楽しめる内容でした。

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館 H.P.より

また、入り口近くには各地の杉板が展示されており各土地によって同じ杉でも色味や模様が異なる点が大変興味深かったです。

2階部分が常設部分で谷口吉郎が設計した迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」の広間と茶室を原寸大で再現されておりその脇には水盤をたたえた庭が外に配されています。

外の庭が非常に美しく雨の日でも水の動きがあってぼんやりと眺めているだけでも価値のある空間でした。水盤の向こうにはもみじの木があるようなので秋の庭も綺麗かと思います。

展示物の見学が終わった後は1階に戻ってミュージアムショップを見ました。

息子さんの谷口吉生氏がMOMA(ニューヨーク近代美術館新館)の設計を担当した影響かMOMAのグッズも色々とありました。

こじんまりした建物ではありますがシンプルで洗練された建物で心がスッキリとした素晴らしいミュージアムでした。

施設情報

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

〒921-8033 石川県金沢市寺町5-1-18

TEL:076-247-3031

開館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)

観覧料金 企画展+常設展 一般:800円 大学生:600円

     常設展 一般:310円 大学生 260円

https://www.kanazawa-museum.jp/architecture/

1箇所目の神明宮からは徒歩5分程度の場所にあります。

3.鈴木大拙館

仏教哲学者である鈴木大拙(D.T.Suzuki)の考えや足跡を多くの人に伝えること、来館者自らが思案する場所として利用することを目的とした施設

こちらの建物も先にご紹介した谷口吉生の設計で直線を使ったシンプルな空間が思案する場所として

利用するには最適の施設だと感じました。

受付を過ぎて内部回廊を進む
水鏡の庭から思索空間を望む
思索空間から水鏡の庭、外部回廊を望む

施設情報

鈴木大拙館

〒920-0964

石川県金沢市本多町3丁目4番20号

TEL:076-221-8011

開館時間 9:00-17:00 入館は16:30迄

休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合はその直後の平日)

年末年始(12月29日から1月3日)

入館料金 一般 310円 65歳以上または障害者手帳をお持ちの方及びその介護人 210円 

高校生以下 無料

https://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

4.日本料理「弁慶」(ホテル日航金沢)

昼食は金沢駅近くにあるホテル日航金沢の6階にある弁慶というお店に伺いました。

食事はカウンターで10席程度でゆっくりと時間を過ごすことが出来ました。

カウンター前に広がる庭が非常に綺麗で雨で濡れた木々も風情がありました。

今回いただいたランチメニューは「みやび」になります。

内容としては

先付(能登の岩もずく)

握り鮨10貫(白エビやヤリイカ、太刀魚、トロ、しめ鯖など)

のど黒蒸し寿司(脂の乗ったのど黒の味がシャリに染みてて美味しかったです)

巻き寿司(干瓢巻きと鉄火巻き)

玉子

味噌汁(海老の出汁のあまり飲んだことのない味噌汁でした)

https://www.hnkanazawa.jp/restaurant/benkay.html

トラブル発生

食事中にかなりの雨が降っていたので電車のことが気になり金沢駅に向かいました。

みどりの窓口には多くの人がおり、運行状況を確認したところ当初帰りに乗車予定だったサンダーバード38号が運休決定となったことがわかりみどりの窓口に並びました。

ところが中々順番が回って来ず、運休前の車両の予約も埋まって行っている状況がWEBで確認しているとわかったので急遽券売機にて運休前のサンダーバード32号(15:19発)の特急券(金沢-大阪)を購入。

事前に購入していたチケットが払い戻されるのかわからなかったがまずは無事に帰ることを第一目的に判断しました。

その後、少しの時間だけ金沢のお土産を購入し無事に列車に乗り大阪まで帰ることが出来ました。

(ただし大雨の影響で1時間程度の遅れがありました)

使用しなかったチケットの払い戻し

当初購入していた金沢-芦原温泉の特急券はすぐに払い戻しをしていただきました。

サイコロきっぷで購入していた芦原温泉-大阪の特急券に関してはみどりの窓口では直ぐには対応が分からず確認していただいたところe5489センターで払い戻しして頂けるとのこと。

返金まで1ヶ月程度かかるとのことでしたが返金されることが分かって安心しました。

※返金手続きは実際には非常に早く手続きいただいたようで8月21日に依頼して8月23日には完了しておりました。

最後に

今回は悪天候の影響もありバタバタとした旅行にはなりましたが好きな建築、空間、美味しいものに触れて有意義な1日を過ごしました。

サイコロきっぷも指定の行き先だけではなく行き先をプラスすることで一層お得に旅ができるいいチケットだと感じました。

また機会があれば利用したいです。

JR西日本のサイコロきっぷを申し込み

大阪発着限定、1回¥5,000.-のエントリーでサイコロを振って博多、尾道、倉敷、白浜、餘部、東舞鶴、芦原温泉の7ヶ所からどこかの行き先に決まる面白い企画商品が販売されています。

商品概要

エントリー7/19(火)〜9/30(金)

※お一人様2回までエントリー可能。

※2回目のエントリーは1回目の「サイコロきっぷ」購入後(7/30(土)以降)に可能となります。

発売期間7/29(金)~10/29(土)

  • ※ご利用開始日の1ヶ月前から当日まで発売

利用期間7/29(金)~10/31(月)の連続する3日間

行き先がサイコロで決まるというゲーム性も旅の楽しさの一つですが料金の面でもかなりのメリットがあります。

料金と当選確率

1回往復指定席使用で¥5,000.-ですが通常の料金は下記の通りになります。

(サイコロの出目の確率も記載します)

通常価格  割引率 当選確率

芦原温泉 ¥13,380.- 62.6% 16.6%

餘部 ¥12,060.- 58.5% 16.6%

東舞鶴 ¥9,180.- 45.5% 16.6%

白浜  ¥11,400.- 56.1% 16.6%

倉敷 ¥13,360.- 62.6% 16.6%

尾道  ¥17,300.- 71.1% 13.8%

博多 ¥29,240.- 82.9% 2.7%

ご覧の通りどこに当たっても¥5,000.-以上の料金がかかりますのでどこに行くにも

お得に旅行することができます。

当選確率的には博多がレアな行き先、尾道はそのほか行き先よりは少し出づらいと言ったところでしょうか。

あと、エントリーが一人あたり2回まで出来ますが2回とも同じ行き先が出た場合には博多を選ぶことができるようです。

エントリーの結果

私も早速エントリーしてサイコロを振ってみました。

個人的には倉敷が出て欲しいと思っていましたが結果はいかに。。。

行き先が決定しました。”芦原温泉”です

芦原温泉とは福井県あわら市にある温泉。

あわら温泉と表記されることもあるようです。福井屈指の温泉街で関西の奥座敷とも呼ばれる有名な温泉とのこと。

最後に

お得に旅行ができて行き先がサイコロで決まると言うこのきっぷ。

旅が好きな方にとっては行き先が決まってからのリサーチ等楽しみが多い企画だと思います。

私もこれから芦原温泉の情報を調べてどのような旅行プランにするか考えてます。

密かに金沢まで追加できっぷを買って行こうかと考えておりますがまたの機会にご報告できればと思います。

JR西日本サイコロきっぷ

https://www.jr-odekake.net/aotabi/feature/dice/