古いイギリスポンド(GBP)を交換する方法

2023年にイギリスに訪問した際、2020年に訪問した時に両替した£20札をバラマーケットで使おうとしたところ旧札なので使えないと言われました。
旅行中だったのでそのまま旧札を持って帰国しましたが今回使用できなかった£20札以外にも旧札の£20札を持っていましたので次回ロンドンに訪問する際に交換できるよう情報を調べてみました。同じように困っている方にお役に立てると幸いです。
ただし、実際に交換まではしておりませんので細かいところが異なる場合がありますのでその点はご了承いただければと思います。

イギリスポンドの新札・旧札について

イギリスの通貨であるイギリスポンド(GBP)は日本の通貨である日本円と比べデザイン変更が多いと思います。また、旧紙幣は一定期間を過ぎると市場での使用ができなくなることも旅行者にとってはデメリットかと思います。コロナ以前にイギリスポンドを両替していた方にとっては交換が必要な場合があると思います。(2024年にはチャールズ国王の肖像の紙幣に変更が予定されておりますのでその際にも役に立つ情報だと思います)
下に現在流通しているイギリスポンドの写真を載せますのでご参考いただけると幸いです。

現在流通しているイギリスポンド紙幣
bankofengland.co.ukより

イギリスポンドの旧札を新札に交換する方法

イギリスの銀行口座等持たない人が旧札を新札に交換する方法としては2種類あるようです。
イングランド銀行での交換
ポストオフィス(郵便局)での交換

ただし、300ポンド以上の交換もしくは直近に法定通貨でなくなったもの以外に関してはイングランド銀行のみ交換が可能のようです。
ちなみに直近に法定通貨でなくなった紙幣は下記の4種類です。(2024年2月現在)

旧札のイギリスポンド紙幣
postoffice.co.ukより

必要なものとしては下記2点があればどちらでも交換可能かと思います。

1.写真付き身分証明書原本(旅行者の場合はパスポートで問題ありません)
2.住所証明(運転免許書があれば現地窓口で説明できると思われます

営業時間

イングランド銀行は月曜日から金曜日のAM9:30からPM3:00までの営業
ポストオフィス(郵便局)は店舗によって異なるようですがAM8:00からPM6:00辺りが営業時間のようです。営業日は月曜から土曜日までのようです。

イングランド銀行への行き方

イングランド銀行へは地下鉄のバンク(Bank)駅が最寄りになります。
バンク駅はセントラル線・ノーザン線・ウォータールー&シティー線の3線がある利便性の高い駅になります。
駅から出るとすぐのところにイングランド銀行があります。
この辺りは金融街なのでロンドンでもスーツ姿の人が多くビジネス街の雰囲気があります。
下の写真の左手にある建物がイングランド銀行で入り口も写真に写っている面にあるようでした。
ちなみに正面は王立取引所で内部には高級時計店やフォートナム&メイソンのカフェなどあり
ロンドン中心街の観光客の多いエリアよりは地元の仕事関係の人が多い印象でゆっくりできそうな雰囲気でした。

イングランド銀行と王立取引所

ポストオフィス(郵便局)の行き方

ポストオフィス(郵便局)に関しては支店が各地にあるようなのでポストオフィスのサイトから探すのがいいと思います。(下記URLからLondonなどの地名や通り名を記載すると該当のポストオフィスが出てきます)

ポストオフィス(郵便局) https://www.postoffice.co.uk/branch-finder

最後に

日本では紙幣の変更があっても基本的には通常通り使用できることが多いようですが
イギリスでは使用自体ができな苦なる事と紙幣の変更の期間の短さに驚きました。
次回、イギリスに行くのがいつになるのかわからないのでそれまでに交換のルールも
変更になっている可能性もありますが変更がなければイングランド銀行で旧札の交換
を行ってみたいと思います。

参考までに今回情報を確認したイングランド銀行とポストオフィス(郵便局)のURLを記載しておきますのでご自身でもご確認いただければと思います。

イングランド銀行 https://www.bankofengland.co.uk/banknotes/exchanging-old-banknotes
ポストオフィス(郵便局)https://www.postoffice.co.uk/banknote-exchange

広島市環境局中工場(Naka Incineration Plant Hiroshima) 2004 谷口吉生 (Yoshio Taniguchi)

広島市環境局中工場外観

2023年の夏に広島を訪れる機会があり、広島平和記念資料館を設計した丹下健三(Kenzo Tange)と関係の深い建築家が時代を超えて繋がる建築物があると聞き、谷口吉生(Yoshio Taniguchi)の設計したゴミ焼却場を訪問しました。

広島市環境局中工場とは

この建物は同地にあったゴミ処理場が“ひろしま2045:平和と創造のまち”というプロジェクトの一環で整備されたものです。
このプロジェクトは被爆50周年を記念し、1995年に開始したものでデザイン力に優れた設計者を選定、起用することで個性的で魅力ある都市景観の想像をしようとする試みとのことです。
このプロジェクトの趣旨通り、通常ゴミ処理場は汚くて薄汚れた印象や嫌にポップなイラストが描かれていたり奇抜なデザインだったり(大阪市のゴミ処理場などが好例だと思いますが)しますがこのゴミ処理場においては外観は直線的でシンプルな構造、何かの製造工場を思わせるような作りでエコリアム(「エコロジー」と「アトリウム(広場)」を結びつけてできた造語)と呼ばれるゴミ処理場を南北に貫く空間は3面がガラス張りの構造でゴミ処理場の内部のプラントが見えるような作りになっており、その光景も現代美術の展示品のように美しく見えるような作りとなっています。

建築家について

こちらの作品の建築家は谷口吉生(Yoshio Taniguchi)(1937.10.17-)父親は同じく建築家の谷口吉郎(Yoshiro Taniguchi)(1904.6.24-1979.2.2)です。
ハーバード大学建築学科大学院修了後、東京大学都市工学科の丹下健三研究室及び丹下健三都市・建築研究所に所属、その後独立して数々の作品を発表。

代表的な作品としては山形県酒田市の土門拳記念館(1983)、香川県丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館(1991)、東京都台東区の東京国立博物館 法隆寺宝物館(1999)、香川県坂出市の香川県立東山魁夷せとうち美術館(2004)、ニューヨークのニューヨーク近代美術館 新館(2004)、石川県金沢市の鈴木大拙館(2011)、京都市東山区の京都国立博物館 平成知新館(2014)、東京都中央区のGINZA SIX(2017)、石川県金沢市の谷口吉郎・吉生記念金沢建築館(2019)などがある。
特徴としては直線的でシンプルなデザインが多く水盤等を使用し建築物だけではなく空間との調和を考えられている建築家だと思います。

広島市環境局中工場外観
広島市環境局中工場外観
広島市環境局中工場から瀬戸内海を望む
広島市環境局中工場外観
広島市環境局中工場外観
広島市環境局中工場内部

丹下健三設計の広島平和記念資料館との関係

平和記念公園には南北に原爆ドーム、平和の灯火、原爆死没者慰霊碑、平和記念資料館本館が一直線に配置されています、これを平和の軸線と呼ばれています。
この南北の軸線と東西に貫く平和大通りが横軸として存在しています。
丹下健三はシンボルとして原爆ドームを起点とし、そこから祈りの場を配置することによって平和公園一帯を祈りと平和を作り出していく場所にしたいという強い決意を感じるデザインとなっています。

この平和の軸線丹下健三の元で建築を学んだ谷口吉生は50年近くの時を超えて瀬戸内海まで大きく伸ばす建築を設計しました。
この設計は丹下健三谷口吉生との関係、原爆の被爆地となった広島の昔と今という色々なものが重なり合った上で存在するものだと思います。
また、このコンペで谷口吉生の計画に決まったというのも色々な繋がりというものを感じます。

アクセス

住所:〒730-0826 広島県広島市中区南吉島1丁目5−1
広島駅から行く場合は広島バスの24系統 吉島営業所行きがもっとも便利だと思います。
料金は220円(2023年10月29日現在)バスの乗車時間は30分程度、広島駅から丹下健三設計の広島平和記念資料館を通り平和の軸線と呼ばれる吉島通りを通るルートとなりバスの車窓から広島の風景を見るのも非常に楽しいひと時となります。
私が訪問した際、帰りのバスでは広島球場で広島カープの試合があったため、停留所ごとに次々とカープファンが乗ってきた事が印象的でした。

最寄りのバス停

車で行く際は近くに無料の駐車場がありますのでそちらを利用する形になります。

見学について

工場周辺の緑地帯からの外観見学やエコリアムの見学はAM9:00からPM4:30まで特段申込み不要で見学可能です。
見学可能日:年末年始(12/29から1/3)以外は毎日可能
※エコリアムについては悪天候の場合封鎖されることがあるようです。

最後に

元々、丹下健三の建築物が好きで色々なところに観にいく機会がありましたがその時には広島市環境局中工場の存在は知りませんでした。ところがテレビや雑誌で見る機会があり一度訪問してみたいとは思っていましたがなかなか訪問する機会がなく2023年に初めて訪問することが出来ました。
広島は原爆投下という悲劇を経験した街ですがそこに丹下健三の平和記念公園という都市計画と時代を超えて繋がりを持って建てられた谷口吉生の広島市環境局中工場は平和を願う広島の思いを大きく表していると感じました。

観光地でもなく、ゴミ処理施設というどちらかというと負のイメージのある施設ですが建築が好きな人、広島の時代を超えた平和への想いを感じたいという方は一度見に行かれてはいかがでしょうか。

2023年ロンドン(London)旅行1日目-2

ロンドン市内の夜の風景

ここからはロンドン旅行1日目、ヒースロー空港到着後の出来事について書いていきたいと思います。

空港からホテルまで

空港からは地下鉄のエリザベス線を利用してパディントン駅へ向かいます。
到着カウンターからヒースロー空港のエリザベス線の駅までは10分15分程度歩いていきます。
エリザベス線はパディントン駅まで最短15分で結ぶヒースローエキスプレス(Heathrow Express)と同じ駅から乗車する事になります。
切符については事前に改札でのクレジットカードのタッチ決済が可能であると思っておりましたが改札のタッチするところにクレジットカード決済の記載がなかったため券売機で切符を購入しました。料金は£12.30(金額は2023年11月時点)(実際はタッチ決済が可能です)

エリザベス線の切符
ヒースロー空港駅
Heathrow Terminals 2&3駅

エリザベスラインでの所要時間は、ヒースロー空港からロンドン・パディントンまで約35分になります。
途中駅で乗ってくる乗客の方も多いですが車両自体も新しく、スーツケースを持っていてもそれほど邪魔だと感じることがなくロンドン・パディントン駅まで向かうことが出来ました。
ロンドン・パディントン駅からは今夜から宿泊するホテルの最寄駅、シェパーズ・ブッシュ(Shepherd’s Bush)駅に向かいます。パディントン駅からはCircle線かDistrict線に乗り換えた上、ノッティングヒルゲート(Notting Hill Gate)駅でCentral線に乗り換えれば良いのですがこの辺で携帯電話の回線が繋がらなくなりオロオロしつつなんとかシェパーズ・ブッシュ駅に到着することが出来ました。

BAYSWATER駅

シェパーズ・ブッシュ駅の駅舎は綺麗な建物で改札前にはカフェがあり駅舎に続く建物にも何軒かのカフェなどがあります。隣接したところに巨大ショッピングモール ウエストフィールドロンドン(Westfield London)があり買い物や食事には困らない環境です。

駅からはウエストフィールドからは逆方向に徒歩4分程度、ホテルに隣接するショッピングモールにはレストランやスーパー(セインズベリーズ(Sainsbury’s)リドル(Lidl))があり便利そうです。

ホテル到着

今回のロンドン滞在でお世話になるホテルはイビス ロンドン シェパーズブッシュ(ibis London Shepherd’s Bush Hotel)になります。
入り口の自動扉はカードキーがないと開かないようなのでまずはブザーを鳴らして自動扉を開けていただき受付でチェックインをすることになりました。
今回はエクスペディア(Expedia.co.jp)にて予約して料金も支払い済みでした。


カウンターでチェックインをしたい旨、話すと名前を聞かれてあっさりとチェックインは完了しました。(大体のホテルは名前や住所の記載、パスポートの確認等があるのですが今回はありませんでした)
エレベーターで部屋まで向かいます。ロビー階は改装されていて今時のカジュアルな内装でしたが客室フロアは少し昔の雰囲気を感じるカーペット敷の廊下でした。
今回、宿泊するのはダブル客室、ダブルベット1台の部屋でシャワーブースが付いている部屋になります。
価格的に安いホテルとしては部屋の広さは十分すぎるほどのもので内装もシンプルでゆっくり出来そうな作りです。

ホテルの室内写真


ただし、冷蔵庫がなくスーパーで飲み物を購入した際に冷やすことが出来ないことが残念でした。あと、金庫もありませんでしたので貴重品の管理も少し面倒だと感じました。

チェックイン後、このままホテルで寝るのも時差ボケの観点からもあまり良くないのでとりあえず現地時間の夜に眠れるよう一旦外出することにしました。
今日は特に行こうと思っていた場所もなかったのでレスタースクウェア近くのカジノ The Hippodrome Casino Londonに行ってルーレットをすることにしました。

The Hippodrome Casino Londonはホテルの最寄駅シェパーズ・ブッシュからCentral線で1本
トッテナム・コート・ロード駅で下車し徒歩10分程度のところにあるカジノです。
この界隈には多くのカジノがありますがここはパスポートの提示等も必要なく気軽に入ることができるのでロンドンに来た際は行くことが多いカジノです。
こちらのカジノではテーブルでのルーレットではなくビデオゲーム型のルーレット(ゲームセンターにあるようなやつ)で遊びました。
最低の賭け金が£0.25からでしたので気軽に賭けながら途中で無料のドリンクなどをいただきながら楽しみました。
適当にかけていたので1時間程度遊んで£30程負けでこの日は終了しました。

その後はロンドンの夜の街並みを歩きつつ、地下鉄に乗って最寄駅まで帰りました。
ホテル近くにはファストフード店も多くこの日はマクドナルドでテイクアウト(イギリスではテイクアウェイというようですが)してホテルでいただきました。
その後はシャワーを浴びて就寝、長い1日目が終わりました。

最後に

1日目はスマホの回線トラブルはありましたが無事に終わることが出来ました。
飛行機での搭乗時間も長かったですが羽田-ロンドン便のビジネスクラスのシートは個室感がありゆっくりすることが出来ました。海外旅行はコロナが広がる直前にウィーンとロンドンに訪れて以来でしたので空港での体験や機内での食事やサービス、ロンドンの街も新鮮で楽しかったです。
2日目からは本格的にロンドン市内を散策していきたいと思います。

アハモ(Ahamo)はイギリスでトラブルなく使えるか?

アイキャッチ画像

今まで海外に旅行に行く際、wifiルーターや現地のSimカードを購入して使用していました。
今回はAhamo(アハモ)が現地でも通常プランのギガ数を利用できるということで回線契約をして旅行で利用しました。
到着後、繋がらないトラブルもありましたがその点を除けば非常に満足できるサービスでしたのでご紹介させていただこうと思います。

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アハモ(ahamo)とは

基本料金プラン
国内通話と海外データ通信の無料枠
アハモ(ahamo)H.P.より

通常プランで20GB使用でき、その範囲内で海外データ通信も可能可能になります。
(現時点で91カ国対応)
私自身、国内で使用する場合でも一月で20GB超えることはありませんでしたので十分すぎるスペック、国内通話も5分無料がついているのでスマホでのデータ通信やラインで電話の使用が中心の人であればahamo大盛りプランでなくて十分だと思います。

現地に着くまでの事前準備

現地到着前にすることといえばデータローミングの設定をしておく位です。
(こちらも現地到着後にしても問題ありませんが私の場合は出発時、機内にて設定を変更しておきました)
具体的には、iPhoneの場合『設定』→『通信のオプション』→『データローミング』
データローミングをオンにするだけです。

現地に着くまでにスマとでしておく設定
データローミングがオンになっている場合に海外で使用できる機能
アハモ(ahamo) H.P.より

到着後にすること

ロンドンヒースロー空港に到着後、機内モードから通常のモードに変更します。
そうすれば自動的に現地通信会社のパートナー回線に接続されて通信が可能になります。
私の場合、vodafone UKに最初接続されてパディントン駅まで向かうTFLの車内までは問題なく使用することができました。

トラブル発生とその対処法

しかし、パディントン駅到着後、地下鉄に乗り換えるあたりから通信ができなくなりました。
最初は日本のように地下鉄まで電波が届かないのかと思っていましたが地上駅に行っても状況が変わらなかったので通信上の問題だと気づきました。
私の場合はホテルにチェックインした後、ホテルのWifiを利用してAhamoのホームページに接続し、チャットbotで解決策を探しました。
具体的には、接続されているネットワークを手動で変更するというものになります。
iPhoneの場合『設定』→『通信のオプション』→『ネットワーク選択』
ネットワーク選択で当初自動でvodafone UKになっていたものを手動でO2 UKに変更すると
通信ができるようになりました。(それでも接続できない場合は出てきた他の通信会社を選んでいきます)

イギリスでのアハモ(ahamo)のパートナー回線は下記になります。

ahamoのイギリスでのパートナー事業者と対応ネットワーク
アハモ(ahamo)H.P.より

最後に

今回、ahamoに携帯のプランを変更しましたが非常に便利でした。
SIMカードを別途準備したり、モバイルルーターをレンタルする手間もなく日本で普段から使用している携帯がそのまま使えるのはかなり利便性が高いと思います。
イギリス到着後、繋がらないトラブルはありましたが簡単な設定変更で解決できましたし、
今の旅行においてはGoogleMapでの位置確認や移動手段の検索、観光地や行きたいお店などの情報もインターネットで調べる時代ですのでスマホは必須です。
国内で使用する場合でも料金的にキャリアの回線と比べると割安ですので海外に気軽に行かれる方は一度アハモ(ahamo)への乗り換えを検討されてはいかがでしょうか。

2023年ロンドン(London)旅行1日目-1

今回登場飛行機

前からヨーロッパに旅行に行きたいと考えておりANAの特典航空券の空き状況などをチェックしていました。直前までロンドン直行便の空きがなく、ドイツのミュンヘン経由などの便のみが空きが出たりしていました。
しかし、ある日の朝チェックしていると往復でのロンドン直行便(ビジネスクラス)の空席がありましたので急いで座席を確保、ホテルなどを予約してこの日を迎えました。
この旅ではイギリスの折り畳み自転車であるBrompton(ブロンプトン)の購入を大きな目的としてその他は特に目的もなくブラブラする感じを考えています。
今回8日間にわたる旅行を1日づつ紹介していきたいと思います。

自宅から羽田空港まで

私は関西在住なのでまずはロンドン便の出発地である羽田空港に向かいます。
今回は神戸空港からAM7:05発 NH412便に搭乗しました。
空港のカウンターは待ちがほとんどなくスムーズに荷物を預けることができました。
(荷物はロンドン・ヒースロー空港まで預ける形です。)
事前にオンラインのチェックインをしていましたが紙の搭乗券を出しますか?とのことでしたので搭乗券を出していただくことにしました。
 その後、保安検査場も特に混雑はなく無事に制限区域内へ入り、出発まで少しの時間ですが待ちまして定刻通りに搭乗、出発となりました。
羽田空港到着は定刻より5分程度早くAM8:10頃到着しました。

羽田空港内でのターミナル移動

今回、搭乗するロンドン行きNH211便はANAの国内線ターミナルと同じ第2ターミナルからの出発になります。
こちらはコロナ渦の2020年4月に閉鎖されていましたが2023年7月19日から再オープンされたターミナルになります。
国内線ターミナルと一体化されているので乗り継ぎが従来の第3ターミナルよりもかなり時間短縮がされるのと出発便自体の数も今のところ少ないので利用者自体も少なく、混雑がほとんどないことが良い点だと思います。
国内線で到着後、国際線乗り継ぎの案内に従い移動しエレベーターで上がると第2ターミナル3階のチェックインカウンターがあるところに出てきます。

羽田空港国際線第二ターミナル内部


その後は保安検査場にて手荷物検査、ボディーチェックは海外の空港によくある大型のスキャンタイプのものがありそちらで行いました。
検査終了後の出国手続きはパスポートのスキャンと顔の撮影だけで終了。(今は希望しなければ出国のスタンプは押されないようです。)
どちらもほとんど並ぶことなく10分程度で手続きが完了して制限区域内に入りました。

制限区域内での過ごし方

早い時間の自宅出発だった為、朝食を食べそびれておりましたので朝食をいただく事に。
食べる場所としては2階にあるフードコートか3階のPOWER LOUNGE PREMIUM、4階のANAのラウンジになりますが今回はANAのラウンジに行く事にしました。

ANAラウンジ看板


POWER LOUNGE PREMIUMは使用できるカードのランクも高く料金を払って入ることが出来る場所でもないようですが食事などもオーダー制となっておりかなり満足度は高そうです。
また、羽田の第2ターミナルから国際線に乗る際は利用してみたいと思います。

日本空港ビルデング株式会社・東京国際空港ターミナル株式会社 H.P.より

ANAラウンジは大きく抜けた空間で開放感がありソファーなどブラウン系を主にしているため落ち着いた空間でした。ラウンジのスペース自体巨大で一部開放していないエリアもありましたがそれでもゆったりと過ごすことができます。(これはANAの搭乗する乗客のみしかいないことと便数も限られているためだと思います。第3ターミナルの場合はいつも混雑しているイメージ)

ANA LOUNGE内部写真

メニュー自体はカレーや唐揚げなどのご飯的なものもありましたが今回は朝食なのでパンとサラダとソーセージなどを選びました。
テーブルにはモバイルオーダーのQRコードがあり麺類の注文、その他シャワーの予約等を行えるようです。今回は利用していませんので食事の注文後の流れはわかりませんが通知が来て受け取りカウンターに行く感じでしょうか。機会があれば利用してみたいです。

ラウンジでの朝食
お食事オーダーシステムのシール
テーブルに貼られているモバイルオーダーのシール
シャワールーム予約、お食事オーダーのスマホ画面
お食事オーダーのスマホ画面
ヌードルバーのメニュー
シャワールーム予約のスマホ画面
シャワーの予約画面

ラウンジで食事などしてくつろいだ後、免税店などを見るためにゲートの方に向かいました。
良いも悪いもこじんまりとしたターミナルなので免税店もあまり見るべきものもなく、すんなりとゲート前まで行く事になりました。
ゲート前では飲食店もありますのでこちらで飲食しながら搭乗時間を待つのもありだと思います。あと、椅子も結構余裕があるのでラウンジや飲食店に行かなくてもゆっくり過ごすことは可能だと思いました。

搭乗から機内での過ごし方


今回の搭乗口は72番ゲートで搭乗開始時刻はAM9:25からです。
搭乗順はグループ2になりますので案内がかかってから搭乗口に向かいます。
チケットとパスポートを確認されてから改札にタッチして搭乗します。手荷物もほとんどありませんでしたのですんなりと着席。
羽田-ロンドン線はボーイング777-300ERでの運行でビジネスクラスの場合THE ROOMというかなり個室感のあるシートで楽しみにしていました。実際、座ってみると横幅が2.5席分くらいあって横にはスライド式のパネルがありそちらを締め切ると隣の乗客の視線や存在は感じなくなる素晴らしいシートです。また、この座席は後ろ向きに座るシートがあり今回私が座ったシートも後ろ向きのシートでした。
座席指定の際、シートの空き状況を見ていると後ろ向きは不人気のようでした。電車などでも後ろ向きに関して違和感を感じてしまう方なので私自身も少し不安がありました。

ビジネスクラス座席
ANA H.P.より
ビジネスクラス座席
ANA H.P.より

出発前にウェルカムドリンクが来てスパークリングワインとオレンジジュースからオレンジジュースを選択しました。
出発前にシートベルトを腰の位置で締めていましたがこの座席の場合肩からももう一つシートベルトをする必要がありCAさんに教えていただき無事に装着(座席の頭の位置にあるカバーに隠れていて気づきませんでした)

飛行機は少し遅れて羽田空港を離陸しました。後ろ向きの座席は若干の違和感はありましたが進行方向と違う向きに座っていることを特に感じることはありませんでした。
これから予定では14時間45分の長旅が始ります。
今回のルートはロシア上空を飛行できないため日本を北上し、カムチャッカ半島の東側を通過、ロシアとアメリカのアラスカの間を抜け北極海に、そこからグリーンランド、アイスランドあたりを南下してイギリスへと向かいます。

シートベルトサインが消灯されてから1回目の食事の準備が始まりました。
今回は日本出発便だったので洋食を選択しました。メニューは下記のようになります。

機内食メニュー
ANA H.P.より


まずはアミューズとビールをいただきました。アミューズはANAスティックとエビのマリネ、チーズとオリーブが出てきました。ANAスティックは若干の甘みとチーズの風味があり美味しかったです。

アミューズとビール
アミューズとビール

続いてはアペタイザーとブレッドが来ました。アペタイザーは鴨の燻製と野菜のサラダ仕立て 栗のドレッシング、ブレッドはクルミパンとフランスパンをいただきました。

アペタイザーとブレッド、ワイン
アペタイザーの鴨の燻製と野菜のサラダ仕立て 栗のドレッシング


その際に肉料理に合うように赤ワインをお願いする事にしましたが普段ワインをあまり飲まないので2種類ある中でどちらが良いのか迷っていましたが味見を兼ねてどちらもお持ちしましょうか?ということでどちらもいただく事になりました。
そのワインが下記の2種類になります。最初は明らかに味が異なりフランス産の方がいいなと思っていましたが飲み進めていくうちによくわからなくなってきました・・・

赤ワインのメニュー
ANA H.P.より

その後はメインディッシュがきました。2種類のうちから選べるのですが今回は牛フィレ肉のソテー 椎茸デュクセルソースを選びました。ワインとも相性が良く美味しくいただきました。

メインディッシュとブレッド
メインの牛フィレ肉のソテー椎茸デュクセルソース

最後に食後のデザートとしてクレーム ド マロンとコーヒーをいただきました。

デザートとコーヒー
クレーム ド マロンとコーヒー

食事の後はシートをフラットにして布団を準備してゴロゴロしました。
その時に映画”トップガン マーヴェリック“と”キングスマン ゴールデンサークル“を観ました。キングスマンはぶっ飛んだアクション映画ながら拠点であるサヴィルロウにあるテーラー”Kingsman”は実際に”Huntsman“がモデルになっていて実際の店舗にもキングスマンのプレートがあったり、スーツの着こなしなどが非常にカッコよく大好きな映画です。
ところどころ寝たりしていましたが機内で熟睡できない体質なので薄い眠りで時間が過ぎていきました。

航行中の地図

その後、到着前の3時間前くらいに一風堂のプラントベースラーメン プラトン(Pla-Ton)をいただきました。通常、一風堂のラーメンはとんこつスープですがこちらは植物性の材料を使用してとんこつラーメンの味を再現しているものでヴィーガンや宗教上豚を材料にしたものを食べられない方にも対応したラーメンになります。味についてですがとんこつラーメンとして問題なく食べることのできるスープでしたが麺の硬さがかなり柔らかくてあまり美味しいとは感じませんでした。

一風堂のとんこつラーメン
一風堂のプラントベースラーメン プラトン(Pla-Ton)

この後もゴロゴロしながらたまに外の景色を眺めたりしていました。
そして到着前1時間半くらいに2度目の食事になりました。
私自身勘違いをしていて先ほどのとんこつラーメンを2度目の食事として食べていましたが聞かれると断れないタイプなのでいただく事にしました。
2度目の食事も洋食を選択、シーフードピラフとパンという少し変わった組み合わせでした。
味は美味しかったですがパンはなくても良かったかなと思いました。

シーフードピラフとブレッド、フルーツ
シーフードピラフとブレッド、フルーツ

食事の後は着陸前の準備で布団などを上の荷物棚に戻したりしてその後は着席してその時を待っていました。ヒースロー空港へは同日の15:00過ぎに無事着陸しました。
実際の飛行時間は14時間かからない位でした。ロシア上空を飛行しないルートでしたので登場している時間はかなり長くなってしまいましたがこちらのシートが快適だったのでそんなに辛いと感じることはありませんでした。後ろ向きの座席についても離陸、着陸時に少し気になる程度で飛行中は全く気になりませんでしたのでよほど敏感な方でなければ問題ないかと思います。

ヒースロー空港到着から荷物受け取りまで

ロンドン ヒースロー空港
ロンドン ヒースロー空港

到着後はイギリスの入国審査を受ける必要があります。2019年5月20日以前までは入国審査のために長蛇の列に並び入国審査官に滞在目的や日数、宿泊先など色々と質問され通過までに1時間程度かかっていましたが今はeGates(自動化ゲート)に日本のパスポート所持者が対象となったのでかなり便利になりました。
eGatesの場合、日本の羽田空港の出国審査と同様、パスポートをスキャンして顔写真を撮影、照合されて問題なければゲートが開き入国が完了するという形です。
パスポートへのスタンプはありませんのでスタンプが必要な場合は有人ゲートに行く必要があるようです。
今回は他の到着便との関係があったかもしれませんが5分程度並んだ後にゲート通過することが出来ました。

その後、預けていた荷物を受け取りに向かいます。
こちらでも特に待たされることもなく、ビジネスクラス搭乗だったこともあり早めに荷物が出てきて15:30過ぎには税関を通過し空港の到着ロビーまで行くことが出来ました。

ここまではロンドン旅行の出発からロンドン・ヒースロー空港到着までを書きました。
ここから地下鉄を使ってロンドン市内のホテルまでの移動、チェックイン、その後の1日の出来事については次の記事で紹介したいと思います。

ロンドンで配車アプリBolt(ボルト)を使ってヒースロー空港へ

アイキャッチ画像

ロンドンに行った際にブロンプトン(Brompton)の折り畳み自転車を購入した為、
電車移動が厳しくなり現地で配車アプリを使用することになりました。
実際利用してみてかなり便利で料金も割安だと思いますので実際の登録方法、使用した感想などをお伝えできればと思います。

配車サービス Bolt(ボルト)とは

Bolt(ボルト)とはヨーロッパのエストニアの首都タリンに本社を置く配車アプリになります。
イギリスでGoogleMapを使用した際に移動方法として出てきたものの内の一つになります。
私自身は最初、ロンドンのタクシー(キャブ)を配車してもらえるアプリGett.を利用する予定でしたが現地でSMS承認ができなかった為、こちらのBoltを利用する事にしました。

Bolt(ボルト)の登録方法

Bolt(ボルト)はアプリで予約や支払いなどの全てが行えます。
まずはApple StoreまたはGoogle Playのアプリストアからアプリをダウンロードします。

ダウンロード後、ユーザー登録を行います。携帯で受信できるメールアドレスとSMSでの承認作業がありますので現地で使用する電話番号もご準備ください。
支払い方法はクレジットカード、現金、Apple Payなどが選べます。私は、Apple Payでの支払いを選択しました。

Boltアプリ画面
Boltアプリ画面

実際の使用した流れなど

今回はホテルから荷物をピックアップしてヒースロー空港第二ターミナルまでの乗車になります。
まずはアプリを開いて画面の下にある”Where to?“のところに目的地を入力すると車種ごとの料金、乗車場所までの所要時間、乗車人数、料金、到着予定時間等の記載がありますので車種を選択して問題なければ”Select Bolt“をタップします。
私の場合は荷物が大きく積み込めないのも嫌だったので一人でしたがXLサイズの車を選択しました。

ここで問題が発生
タップするとVerificationが必要との画面が出てパスポートや免許証などの身分証明書と顔の撮影を要求されました。(こちらは事前に済ますことができると思いますがアプリでの登録時には出てきませんでしたのでご注意ください)
ホテル外でパスポートと顔の自撮りをして送信、2、3分するとVerification完了の知らせが来て次は問題なく車の配車依頼が出来ました。

Verification完了後、再度車種を選択して乗車希望場所にピンを移動(位置情報でほぼ自身の現在位置にピンが立っていますが微調整や実際の乗車場所が異なる場合はピンの移動をしてください)の上、”Confirm Order“をタップします。

配車完了後は下記のような形式で到着予定時刻、車種、車のナンバー、ドライバーさんの写真と名前が記載されたものが表示されます。
車が来たら車種(細かい車種はわからないのでメーカーを確認)と車のナンバープレートを確認して手を挙げて合図しました。その後荷物を自分で2台に積み込み乗車しました。
そこでドライバーさんから行き先の確認をされ出発です。

乗車後は下記のような形で予定の走行ルートと予定される所要時間が表示されます。
これがあると全然違うルートを走られて不安になるなどなくて安心だと思います。
予定通りのルートを通りヒースロー空港まで到着、お礼を言った後自分で荷物を下ろして
終了です。
ドライバーさんの評価をした後、乗車完了を知らせるメールが来てそこには金額やルートの概略など記載されていました。

最後に

今回の旅行ではBoltなどの配車アプリを使用する予定はありませんでしたがBrompton(ブロンプトン)という折り畳み自転車を持ち帰る関係で地下鉄での移動が難しい事、宿泊したホテルの近くでBlack Cab(ロンドンタクシー)を拾うのが見ていて難しかったこともあり急遽使用する事になりました。
Boltに登録している車も非常に多いようで乗車までの待ち時間が少ない事、料金も非常に安い事、金額も事前に分かっていて安心できること、ドライバーさんともあまり話す必要がなく英会話に不安のある方でも安心して乗車できるなどいい事ずくめでした。
ロンドンだけでなく色々な都市でBoltのサービスがあるようですので一度ご利用されてはいかがでしょうか。

ロンドンでオペラ座の怪人を観る方法

His Majesty's Theathre劇場写真

先日、ロンドンへ旅行に行った際にオペラ座の怪人を観に行ってきました。
当日にスマホで簡単にチケットを購入できましたのでその方法などをお伝えできればと思います。

オペラ座の怪人とは

オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)はフランスの作家ガストン・ルルーの小説”オペラ座の怪人”を基にした1986年初演のミュージカル。
脚本・作曲を”キャッツ”や”エビータ”などでも有名なアンドリュー・ロイド・ウェバーが行った作品です。
日本では劇団四季が1988年から上演の開始していて今でも大変人気のあるミュージカルになります。

チケットの購入方法

チケットの購入方法ですが劇場公式サイトがありますのでこちらから購入しました。
https://lwtheatres.co.uk/theatres/his-majestys/
こちらの中段あたりにNow Playing(現在公演中)の記載がありこちらの右下 BOOK TICKETSをクリックします。

劇場公式サイト予約画面

そうすると公演日程が出てきます。
2023年12月公演分で見るとpm2:30とpm7:30の公演があり日によって夜のみの公演日があるようです。
そして時間の横には最低のチケット料金が記載されています。また、その下の棒グラフのようなものは残席数を表しているようで黒色が多い場合は空席が多いということのようです。
ここで希望の日時をクリックすると座席指定の画面に変わります。

公演日程表

座席表の色付きの箇所が空席になります。席によってかなり金額に差があります。
それはこちらの劇場自体が古い劇場で座席自体もかなり急勾配な形で配置されているため
劇場の柱や上の階が天井になっていたりして見ずらかったり舞台の場所によっては見えない箇所がある為です。(問題のある席の場合、選択した際に注意点の記載がでできますのでそちらを確認して納得した上で選択していただければと思います。)
私の場合はある程度見えなくても良いので割安に鑑賞したいと思っていたのでGrand Circle(3階)のC4を選びました。(こちらの席は右端の席で大きくカーブしていたので舞台の右端の方はほとんど見えませんでした。)

座席の空き状況

座席の選択が完了すると次は支払いに移ります。
左下のBOOK NOWをクリックすると次画面に進みます。

座席選択後の予約画面

次にStalls(1階)とRoyal Circle(2階)の方向けのドリンクなどのサービスのオプションを選択する画面が出てきますので必要なければ左下のCONTINUEをクリックします。
そうすると支払い画面になります。

オプションサービスの選択画面

こちらでは規約に同意するかのチェックとメルマガの登録についてのチェックがありますので
規約に同意するのみのチェックで問題ありません。
次に名前と苗字、Emailアドレス、携帯電話番号を入力
最後にクレジット番号等の入力をすればCONFIRM & PAY をクリック。
こちらでチケットの購入が完了します。

名前やメールアドレスの入力画面
クレジットカード番号の入力画面

その後、登録したEmailアドレスに下記のようなメールが来るのでこちらのGet e-TicketsをクリックするとQRコードが出てきます。この画面でApple Walletに保存しました。
(googleの場合はG payに保存したりPDFにして保存することもできます)

e-Ticketsのメール画面

劇場について

劇場はHis Majesty’s Theatreになります。エリザベス女王が在位の時はHer Majesty’s Theatreでしたがチャールズ国王即位後に名称が変更になったようです。
場所はロンドンの中心街、ピカデリーサーカスやトラファルガー広場、ナショナルギャラリーからも程近い場所にあります。
近くには飲食店なども多いので劇前、劇後の食事等には困ることはないと思います。

開場に関しては開演の30分前あたりから入ることができました。
指定された座席ごとに入り口が異なりますので入り口の表示を確認した上で
eチケットを係の方にスキャンしてもらい会場入りします。
会場後すぐはシートに座ることができず、劇場にあるバーカウンターのある場所に
案内されてお酒を飲んだりして時間を過ごすことが出来ます。

最後に

オペラ座の怪人が好きで映画版や日本の劇団四季版なども何度も観たことがあり
話の内容がわかっているので言葉がわからなくても楽しめます。
ロンドンの場合、オーケストラピットがありそこで演奏されている音楽を聴けるのも醍醐味かと思います。
チケット購入も現在はウェブですぐに購入できて携帯に表示されたQRコードを入場の際見せるだけで気軽に観ることができますのでロンドンに行かれた際は一度行ってみられることをお勧めします。

北海道旅行その2 (浦河-千歳-神戸)

北海道に乗馬を目的としたこの旅行も2日目最終日となりました。
本当はもっと長期で旅行して色んなところに行きたかったのですが色々と都合がありまして北海道旅行としては少ない1泊2日の旅行となります。
これからは乗馬体験とその後の旅程についてご紹介していきたいと思います。

起床から朝食など

朝は6時頃には目が覚めて起床しました。
北海道の朝晩は関西に比べるとやはり寒いです。
6時から大浴場が空いているたので朝風呂に行きました。
こちらの大浴場から日高山脈越しの日の出を見ることができました。

その後、朝食までのひと時をうらかわ優駿ビレッジアエルを散策しました。
本州と紅葉でも色が全く違っていて北海道の美しさを再認識しました。

日の出とアエルの建物

散策から帰ったあとは朝食に向かいました。
朝食はバイキング形式で和食、洋食と色々なメニューが揃っています。
以前に比べると品数は少なくなった印象でが美味しくいただきました。
勝手丼を作ることができて上にはとびっこ、サーモン、しめ鯖を乗せていただきました。

朝食はバイキングで色々選べます

うらかわ優駿ビレッジアエルのチェックアウトと乗馬体験

乗馬が9時30分からの予約で15分前には乗馬の受付に行かないといけなかったのでホテルの部屋で乗馬の服装に着替えチェックアウトの手続きをしました。
ホテルにはお仕事で泊まられている方や競走馬をみに来ている人など色々な方が泊まっている印象です。
ここで昨日の夕食の超過金額の精算をして乗馬の受付に向かいました。

乗馬の受付の方に向かいましたが時間まで少し余裕がありましたので敷地内にある放牧地で放牧されている功労馬を見に行きました。
うらかわ優駿ビレッジアエルには功労馬として4頭の元競走馬が繋養されています。 (2023年10月時点)
ナカヤマフェスタ
スズカフェニックス
オウケンブルースリ
マイネルキッツ
朝早くから写真を撮りに来られている方を多く見ました。

時間になりましたので受付に向かいました。申込書に記載の上、料金をこちらで支払いました。今回参加したコースは速歩コース(90分)通常料金は15,000円(税込)ですが宿泊者の場合は10%割引で13,500円(税込)になります。
今回騎乗する馬はジロウという25歳の馬で道産子とサラブレッドのハーフになります。
見た目は道産子っぽい感じです。穏やかな感じの良い馬でした。
早速、各馬場内で騎乗し常歩から速歩へ歩度を変えていきます。久々なので速歩は少しぎこちない感じで馬場を走る際も大外ギリギリに走らすことはできませんでした。
しかし、少し走らせていくと速歩の感覚は少しづつ戻ってきました。
 その後、インストラクターさんに先導いただき速歩コースの開始となります。
まずはうらかわ優駿ビレッジアエルの敷地内を常歩と速歩を織り交ぜながら進んでいきます。
朝からパークゴルフをされる方がいたりして前を横切ったりされましたが馬は落ち着いていました。その後、隣接するJRAの敷地内に入って行きほぼほぼ1直線に3キロ程度、JRAの社宅や放牧地、日高育成牧場のトラックなどを横目に見ながら常歩と一部速歩で進んでいきます。
そこから左に曲がりケバウ川という小さな川を渡り小高い丘へと向かいます。
ケバウ川には10月くらいの頃、鮭が遡上してくるとのことで見ていましたが鮭を見ることはできませんでした。
小高い丘に着くとしばらく休憩(馬もの草を食べて休憩です)、眼下には遠くにうらかわ優駿ビレッジアエル、さらに先には浦河市街地と太平洋を望むことができました。反対側に目を向けると日高山脈、日高育成牧場のトレーニング施設を眺めることができる絶景スポットでした。
この後はうらかわ優駿ビレッジアエルに向かって山を下り帰って行きます。
途中動物の鳴き声が聞こえてきていましたが動物の姿を見ることはできませんでした。
帰りの途中にはJRAの職員の方が冬の時期に使われる天然のスケートリンクなどを見ながら出発地点まで戻ってきました。
下馬の後、ヘルメットやプロテクターなどを返却して乗馬体験は終了となりました。
都会の乗馬クラブなどに通っている方からしたら全てが規格外の経験でまた来たいと絶対に思える素晴らしい体験ができると思います。また、スタッフの方も大変親切ですので楽しい時間が過ごせました。

レンタカー返却までの道中

乗馬を終えてこれから千歳市にあるノーザンホースパークに向かいます。
うらかわ優駿ビレッジアエル出発は11時過ぎくらい、海岸線を沿って太平洋を眺めながらのドライブとなります。12時過ぎに静内のセイコーマートでジンギスカン弁当626円(税込)とうま塩チキン327円(税込)を購入して昼食としました。セイコーマートは北海道発祥のコンビニエンスストアでホットシェフという店内調理のご飯が結構美味しいです。自社ブランドのドリンクやお菓子、アイスなどもありますのでお土産を探すのにも最適です。

ジンギスカン弁当
うま塩チキン

昼食を終えて再び車を走らせます。下道から日高厚賀インターから千歳中央インター経由で14時前にノーザンホースパークに到着しました。ノーザンホースパークに近づくにつれ雨が降ってきて到着時も雨が降っていました。
天気も良くなかったこともあり、パークでは厩舎にいる馬たちを見学し、お土産コーナーでいいものがないかを物色したくらいであまり滞在はしませんでした。
天気が良ければヨーロッパの牧場に来たような素晴らしい景色のところなのでもう少しゆっくりしたかったです。

ノーザンホースパーク
パーク内

ここからレンタカー返却地まで向かいます。
新千歳空港近くまで来ているのでそんなに時間はかかりませんでした。返却地よりバスで新千歳空港へ向かいます。

空港到着からのお土産探しと北海道グルメ

新千歳空港

空港到着して出発まで2時間程度時間がありましたので預け入れ手荷物を預けてから空港内のグルメとお土産を買いに行きたいと思います。
まずは、グルメということで国内線ターミナルビル3Fの北海道ラーメン道場内にある人気店えびそば一幻に伺いました。時間的に夕食前の時間だったのでほとんど並ぶことなく入ることができましたが満席の状況でした。
店員さんに一番定番のものを聞きましてえびしおのラーメン900円(税込)を注文、ここではスープの種類と麺の太さを選べるのですがスープは海老の出汁を味わいたかったので”そのまま”を麺の太さは個人的な北海道ラーメンのイメージから”太麺”を選びました。
味は塩味なのに海老の濃厚なスープでスープまで美味しくいただきました。今回注文しませんでしたがえびおにぎりがあって、これをラーメンを食べ終わった後のスープに入れるとまた美味しいとのことで次はこちらも食べてみたいと思いました。

えびそば一幻新千歳空港店
住所 : 千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル3F
電話 : 0123-45-6755
営業時間 : 9:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日 : なし
Webサイト:http://www.ebisoba.com/main/

えびそば一幻
えびしお そのまま

続いてまだまだ時間があるので2件目ということで同じフロアにある小樽ニュー三幸に行きました。こちらはサッポロ系のビヤホールのようで1954年創業の老舗になります。
こちらではビールはNIPPON HOP 再会のビール中札内(なかさつない)の枝豆、小樽にあるなるとキッチンとのコラボ商品である手羽先揚げももザンギをいただきました。
NIPPON HOP 再会のビール880円(税込)は1900年代初頭に国産ホップの主流であった”アーリーツーク””札幌5号 “”札幌6号”を時代を超えて50%以上使用した期間限定の商品、苦味はあるが濃く深い味わいがありました。
中札内(なかさつない)の枝豆528円(税込)は十勝地方にある中札内村の特産品のようです。味は温かい状態で出していただきましたので甘みが引き立っていて美味しかったです
手羽先揚げ200円(税込)とももザンギ200円(税込)は小樽にある若鶏半身揚げで有名ななるとキッチンとのコラボ商品です。
手羽先揚げはあっさりした味わい。ももザンギは生姜の風味が効いたジューシーな味わいでした。1つ200円というのはコスパが非常に良いと思いました。また、色々食べたいときに1つからのオーダーができるのもありがたかったです。

小樽ニュー三幸新千歳空港店
住所 : 千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル3F
電話 : 0123-45-6330
営業時間 : 11:30〜21:00(アルコールL.O.20:30)
定休日 : なし
Webサイト:https://hokkaido-sapporolion.jp/shop/newsanko/chitose.html

小樽ニュー三幸の再会のホップというビールと中札内(なかさつない)の枝豆
なるとキッチンとコラボ商品 手羽先揚げとももザンギ

最後の締めといった感じで国内線ターミナルビル3Fのフードコートにある雪印パーラー フードコート店の空港ソフト420円(税込)をいただきました。
このソフトクリームは新千歳空港限定のもので北海道産の生乳と生クリームを使って空港内の工場で製造しているとのことです。味はさっぱりしていて牛乳の香りがする軽めの感じでそれまでに色々食べていましたがペロリと食べることができました。
 新千歳空港ソフト・アイスクリーム総選挙2023 「さっぱり部門」の1位を獲得したそうなので空港で一度食べてみてください。

雪印パーラー フードコート店
住所 : 千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル3F
電話 : 0123-46-2008
営業時間 : 10:00〜20:00(L.O.19:45)
定休日 : なし
Webサイト:https://www.snowbrand-p.co.jp/

雪印パーラーの空港ソフト

食事の後はお土産探しということで新千歳空港はお土産物も大変充実していて平日なのにお客さんも非常に多かったです。

自宅用のお土産として小樽の老舗かまぼこ店のかま栄で色々な種類を買いました(ひら天、じゃがコーン、いかボール、チーズちくわ)がここでのおすすめはパンロール237円(税込)です。練り物を食パンで巻いてそれを揚げています。持ち帰るよりもその場でビールなどと一緒に食べるのがおすすめです。

かま栄新千歳空港店
住所 : 千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル2F
電話 : 0123-46-5894
営業時間 : 8:00〜20:00
定休日 : なし
Webサイト:https://kamaei.co.jp

その他はじゃがいもで作った焼酎 北海道清里や北海道のクラフトジン火の帆 BOUQUET ブーケなどをお土産として購入しました。

空港ラウンジで出発待ち

まだまだ出発まで時間がありましたので空港ラウンジで出発まで過ごそうと伺いましたが金曜日の夕方の為かサラリーマンの方が非常に多くほぼ満席に近い混雑ぶりでした。
飛行機の出発予定も何度か変更になったので予定よりも長く滞在することになりました。
こちらのラウンジではサッポロクラッシックとカフェラテをいただき過ごしました。

出発から到着

帰りの便はANA578便 18:25新千歳空港発 20:20神戸空港着になります。
このくらいの便であれば1泊2日であっても北海道を楽しむことができる旅程かと思います。
(少し早いですが夕食を北海道で食べることができるので最後の最後まで北海道グルメを満喫できます。)

しかしこの日は運行予定の到着が遅れ出発時刻はほぼ1時間遅れの19時28分となりました。

神戸空港への到着は定刻よりほぼ1時間遅れの21時18分到着となりました。
しかしコンパクトな空港らしく預け入れて荷物もすぐに出てきてスムーズに空港外に出ることが出来ました。

最後に

今回は北海道で乗馬を楽しむ旅行について紹介させていただきました。
浦河町は観光地として色々な施設があるわけではありませんがそこに行くまでの道のりや風景、馬がいる街並みなど普段都会にいると感じることのできない魅力があるところです。
うらかわ優駿ビレッジアエルはJRAの調教施設が近接している利点を生かして通常では体験することのできない非常にダイナミックな場所での乗馬が楽しめる施設です。
初めてこちらに宿泊し、JRAの調教施設の見学会に参加した際にここで馬に乗ってみたいと強く感じた非常に魅力的な場所です。
予約はなかなか取りづらいようですが引き続きお伺いしたいと思います。

にいかっぷホロシリ乗馬クラブ
住所 : 北海道新冠町新冠町字西泊津26番地
電話 : 0146-47-3351
営業時間 :8:45〜17:00
定休日 : なし
駐車場 : あり
Webサイト:http://horoshiri.jp
メール:info@horoshiri.jp
当日の場合は電話予約、時間に余裕がある場合はメールやLINEでの予約が可能です。

うらかわ優駿ビレッジ アエル
住所 : 北海道浦河郡浦河町西舎141番40
電話 : 0146-28-2111 乗馬の予約・問い合わせ専用ダイヤル 090-5220-2111
営業時間 : 夏期(4月〜11月) 9:00〜16:00 冬期(12月〜3月)10:00〜15:30
定休日 : なし
駐車場 : あり
Webサイト:https://aeru-urakawa.co.jp/horseriding/
メール :jouba@aeru-urakawa.co.jp
乗馬の予約は半年前から2日前まで可能

ノーザンホースパーク
住所 : 北海道苫小牧市美沢114-7
電話 : 0144-58-2116
営業時間 : 4月15日〜11月5日 9:00〜17:00 11月6日〜4月9日 10:00〜16:00
休園日:4月10日〜4月14日
駐車場 : あり
Webサイト:https://www.northern-horsepark.jp

Brompton(ブロンプトン)A Lineをイギリスで購入するには

Brompton H.P.より

はじめに

今回、マイルを使ってイギリスに行くことが決まりました。
前々から購入を考えていたBrompton(ブロンプトン)の自転車をこの際、現地で購入しようと考えています。
昨今、円安も進行し、現地購入のメリットは少ないかもしれませんが現地でしか購入できないモデルを購入したい方には役に立つのではないかと思いますのでこちらの記事では購入前の準備について書いていきたいと思います。

在庫確認

まず、現地訪問時に在庫がないと困りますので在庫の確認を行いました。
Brompton(ブロンプトン)公式サイトからイギリスのロンドンにあるBrompton(ブロンプトン)取扱店を検索、その中でロンドンの中心地Covent Garden(コベントガーデン)にあるBrompton Junction(ブロンプトンジャンクション)での購入を決めました。


日本語で開くサイトにはコベントガーデンのお店のE-mailアドレスの記載がありませんでしたのでGoogleなどの検索サイトでBrompton Junction Covent Gardenと打つとシンガポール向けのサイトの結果が出てきます。そちらの店舗情報にE-mailアドレスがありますのでそちらにメールをしました。

Brompton H.P.より


内容としてはA Lineの在庫の確認といつロンドンに滞在しているかを記載しメールしました。(私自身、英語は得意ではありませんのでGoogle翻訳を使ってメールしています。)
すると1日かからないうちに返信が来ました。
在庫があること、来店の数日前に再度確認してくださいとのことでした。
その後、持ち帰りの件で気になっていたブロンプトンの段ボール箱での受け取りが可能かの問い合わせもしたところ、段ボール箱での受け渡し可能との回答がありましたので購入と梱包の問題はクリアしました。

商品の持ち帰り方法はどうする?

続いては商品の持ち帰りについて、
まずは梱包について、先にあったようにBrompton(ブロンプトン)のお店では段ボール箱での受け取りが可能とのことだったので段ボール箱の状態で受け取りホテルへ持ち帰り、帰国時もダンボールの状態でヒースロー空港まで持っていき航空会社の預かり手荷物で日本まで持ち帰る形になります。
一人旅の為、移動手段にそこまで費用は掛けない前提で方法を考えていきたいと思います。

段ボールのサイズ・重量はどれくらい?

現地での持ち運びと飛行機の預け荷物の条件を考えると梱包用の段ボールのサイズ、重量を調べる必要がありますのでネット上で情報を探しました。いくつかの情報をまとめると、寸法としては縦約59cm X 横約30cm X 高さ約65cm=約154cm 位、重量に関してはA Lineの重量が11.5kgとのことですので梱包を含めて約15.0Kg位と想定しました。

イギリス国内での具体的な移動方法

今回宿泊するホテルがShepherd’s Bush(シェパーズブッシュ)近くのホテルになります。
ここではイギリス国内での2回の移動プランを考えます。

1.Brompton Junction Covent Garden(ブロンプトンジャンクション コベントガーデン)からShepherd’s Bush(シェパーズブッシュ)近くのホテルまで

2.Shepherd’s Bush(シェパーズブッシュ)近くのホテルからヒースロー空港まで

まず1.についてはお店から10分弱歩いてロンドンの地下鉄(UnderGround)のCentral(セントラル)線のHolborn(ホルボーン)駅に向かい、Shepherd’s Bush(シェパーズブッシュ)駅まで約15分、ここからホテルまで約5分と30分位の所要時間となりそうです。基本的に持ち物は購入した自転車のみの予定なのでこのルートで問題なく移動できそうです。

続いて2.については実際の自転車と帰りの荷物次第ですが今の所、ホテルからPaddington(パディントン)駅まではタクシーでの移動(約10分)、Paddington(パディントン)駅からはHeathrow Express(ヒースローエクスプレス)かElizabeth Line(エリザベス)線を利用してヒースロー空港へ向かうプランを考えています。
Heathrow Express(ヒースローエクスプレス)とElizabeth Line(エリザベス)線の違いについてはHeathrow Express(ヒースローエクスプレス)の料金は£25に対しては£12.3と半額以上の安さ、所要時間についてはHeathrow Express(ヒースローエクスプレス)は15分に対して30分から40分のようです。
どちらを使うかはイギリスについてから考えようと思っています。

イギリスから日本への移動方法

空港に到着すれば後は預け荷物として問題なく預けることができるかという問題のみになります。
今回はANAにて日本に帰国しますのでANAの預かり荷物の条件を確認してみます。

ANA H.P.よ

そうすると重量についても15.0Kgであれば問題なし、サイズについては154cmなのでギリギリ問題なさそう、個数についても旅行時のスーツケースとブロンプトン2個なので無料の範囲内で預け入れができそうです。

最後に

こちらではブロンプトンを現地で購入して持ち帰るまでの流れを紹介しました。
こちらを執筆しているのは現地に向かう前ですので実際どのようになったのかは後ほどのブログでご紹介させていただく予定です。
この記事が現地でブロンプトンの購入検討されている方にとってお役に立てると嬉しいです。

北海道旅行その1(神戸-千歳-新ひだか-新冠-浦河)

3年ぶりに北海道に一人旅することになりました。
今回の目的は新冠町のにいかっぷホロシリ乗馬クラブと浦河町のうらかわ優駿ビレッジ アエルでの乗馬体験と宿泊、千歳市にあるノーザンホースパークへの訪問になります。
元々競馬が好きで10年近く前に浦河町に行ってから乗馬を始めたくなり数年間乗馬クラブに通っていました。そこまで乗れる感じではありませんが駈歩をなんとか出せる程度の腕前です。今回は3年ぶりに馬に乗るのもあり、にいかっぷホロシリ乗馬クラブでは林間常歩コースをうらかわ優駿ビレッジアエルでは速歩でのコースを体験します。
北海道の美味しいものなども少し紹介していけたらと思っていますのでよろしくお願いします。

出発

出発はANA577便、神戸空港8:30発新千歳空港10:20着の便になります。
神戸空港は非常にコンパクトな空港で空港到着から搭乗口までの所要時間が非常に短く済む空港で利便性が高いです。
ただし、コンパクトさゆえ関西の他の空港(伊丹空港、関西国際空港)と比べるとお店の数や空港ラウンジなど見劣りがする面があります。(カードラウンジはありますが航空会社のラウンジはありません)
今回は出発の多い時間だったのか予想外に混雑していて保安検査通過まで20分程度かかりました。(航空会社のステータスによる優先レーンもありません)
時間は余裕を持って行ったので特に問題なく搭乗まで行きました。
ANA577便の機材はA321になります。空席が目立つ感じで隣に人もおらずゆっくりと過ごせました。定刻で神戸空港を出発しました。

到着からレンタカー受け取りまで

到着は新千歳空港の出発、到着混雑の為、10分程遅れて新千歳空港に到着しました。
新千歳空港は大きな空港で北海道のお土産、グルメ、温泉、映画館など楽しめる施設が盛りだくさんです。とりあえず空港を楽しむのは帰りの際にするとしてまずはレンタカーを受け取りに行きます。
新千歳空港の場合、レンタカーは空港からバスで10分くらいかかるJR南千歳駅近くに営業所がある場合が多いです。(南千歳駅近くには千歳アウトレットモール・レラがありアウトレットショップや北海道グルメが楽しめる施設があります。)
新千歳空港のレンタカー会社の受付窓口は国内線1階にあります。
(予約されたレンタカー会社を事前に確認しておいてください)
私が今回使用するレンタカー会社は空港内にカウンターがなかったので到着後、電話連絡をして送迎していただきました。

新千歳空港H.P.より
新千歳空港H.P.より

出発から昼食まで

レンタカーを借りて11時40分頃出発しました。
道央道から日高道に乗り継ぎ現時点の終点、日高厚賀インターで降りそこからは一般道で新ひだか町へ。
お昼ご飯は浦河町に行く際は大体、新ひだか町にある回転寿司ちょいす静内店に行くのでこちへ向かいます。
札幌市内の回転寿司だとトリトンが好きで行くことが多いのですが浦河までの道中でお寿司やさんを知らないのと、このちょいす静内店がイオン静内店の駐車場脇にあるため、北海道の地元の食材など空港やお土産屋さんでは買えないものなどを買う際に重宝するのでついつい行ってしまいます。(もちろんお寿司も美味しいです!)

回転寿司ちょいす静内店

お店はお昼の時間を少し過ぎたタイミングで入店したので空いていました。
こちらではせっかくなので北海道っぽいもの中心で注文しました。
まずは汁物でぼりぼり汁(ナラタケというきのこを使ったお味噌汁です)をいただきます。
塩気のあるお味噌汁でさっぱりしていて美味しかったです。
お寿司はぼたんえび、たこ足、たこの頭、白ツブ、ほっき、ホタテ、サンマ、とびっこ、巻物では山わさび鉄火をいただきました。
たこは本州とは違いサイズも大きく食べ応えがありました。
白ツブは歯ごたえがよくあっさりした味わい。
サンマは軽く酢で締めていてさっぱりした味わいで美味しかったです。
山わさび鉄火はわさびではなく北海道では一般的な山わさびを使用していで辛味が結構あって涙が出てきましたが美味しかったです。

ぼりぼり汁
ぼたんえび
北海道産たこ足
北海道産たこ頭
白つぶ ほたて ほっき
北海道産サンマ
とびっこ

食後、イオン静内店で買い物

回転寿司ちょいす静内店の隣にあるイオン静内店で自宅用のお土産を少し探しに行きました。
まずは北海道でビールといえばサッポロクラッシックですが10月のこの時期、サッポロクラッシック富良野VINTAGEが販売されていましたのでこちらを購入しました。

サッポロビール株式会社 H.P.より

次に北海道の調味料であるめんみを購入しました。こちらは本州では基本的に入手できないと思います。鰹節のだしに、北海道産の真昆布、帆立、鮭のだしをあわせたつゆでザンギ(唐揚げ)の味付けも出来るようです。

めんみ

あとはポテトチップスで北海道らしい味付け(室蘭やきとり味、山わさび味)等を購入しました。お土産は空港で買うのもいいですがビールなどはかなり割高で販売されているので地元のスーパーやセイコーマート等のコンビニで購入される方が良いと思います。

新冠町のにいかっぷホロシリ乗馬クラブへ

昼食後、新冠町のにいかっぷホロシリ乗馬クラブへ向かいます。
ルート的には通り過ぎてしまっているため少しだけ新千歳側に戻るような形となります。
こちらの乗馬クラブは以前同じ新冠町内にありましたが2021年3月に移転し今の所で営業しています。
私自身は以前の場所で数回乗馬体験をしましたが今回の場所では初めてですので非常に楽しみにしています。

クラブハウス方面から馬場を望む

以前の施設も綺麗でしたが今の施設も綺麗で立地も非常に良いところにあります。
隣接する施設には新冠温泉ホテルヒルズがあり日帰り温泉等もあるようです。
今度はこちらにも宿泊してみたいと思いました。
今回参加したコースは林間常歩コース (約50分)8,000円で敷地内の林の中をインストラクターさんと一緒に常歩で回るコースになります。乗馬経験のない方は体験林間コース(約50分)8,000円があり林の中を散策する前に馬場の中で馬の操作方法を教えてもらえるコースもあります。
前の時間に体験されていた方は体験林間コースだったようですが初めての体験だったようですが楽しまれていたようでした。
 今回、私の相棒はリチャードという馬になります。この馬は元競走馬でG1も勝ち、種牡馬にもなったすごい馬だったようです。現役時の名前はコパノリチャードです。
イメージ的にG1馬で種牡馬にもなった馬だと気性面が激しいのではと思っていましたがこちらの調教の成果で通常の人を乗せる事のできる非常に落ち着いた馬でした。
馬場で騎乗後早速インストラクターさんについて敷地内の林の方に向かいます。
木立の中を登ったり下ったりしながらゆっくりと歩いていきます。
行った日は天気も良く気温も暖かかったのですがそれまでに雨が続いていたようで地面が一部ぬかるんでいる箇所等もありました。
コースは以前の場所よりも道幅も広くなって歩きやすくなった印象でした。
インストラクターさんとは馬の話や北海道の話などしながら楽しく過ごすことができました。
あっという間に時間も過ぎ馬場に戻って下馬、楽しい時間は終わりました。
久しぶりの乗馬でしたが馬もしっかり調教されており全くの初心者の方でも楽しめる施設だと思います。
急な予約でもタイミングが合えば参加できるようですので乗馬目的以外で北海道に旅行されて最寄りに来た際は体験されることをお勧めします。

うらかわ優駿ビレッジアエルへのチェックインから夕食まで

にいかっぷほろしり乗馬クラブから今日の宿泊地である浦河町のうらかわ優駿ビレッジアエルに向かいます。所要時間は1時間10分程度でほぼほぼ海岸線に沿って一般道で向かいます。
ちょうど夕日の沈むタイミングで太平洋の素晴らしい景色を車窓から見ることができました。
到着した際はすでに日没後で真っ暗になっていました。

ホテル正面(写真は翌朝に撮影したものです)

到着後チェックインして今回の部屋に向かいました。
宿泊は1泊で夕食は2,000円分の夕食券がつき、朝食は朝食バイキングチケットの付くプランで9,800円でした。夕食はコースがつくプランなど色々とありますがこれだけついてこの値段はかなり割安だと思います。(予約サイトは一休.comで行いましたのでポイント使用するとあと10%くらい安かったです。)
今回の部屋はツインルームになります。室内も広く天井高もありゆっくり過ごせそうです。
施設は25年くらい前にできたものなので少し古さは感じますがしっかり手入れがされているので快適です。

ツインルーム
天井が三角屋根で素敵でした

チェックイン後、夕食までの間に3階にある大浴場でお風呂に入りました。
こちらの施設は温泉ではありませんが色々な種類の浴槽があり地元の方もたくさん来られるところです。宿泊者は夜と朝の営業時間内であればいつでも入浴することが可能です。

入浴後、1階のレストランに行きまして夕食をいただきました。
まずはサッポロクラッシックをいただき食事は道産ツブのわさび漬けと浦河名物カツ飯丼を注文しました。
道産ツブのわさび漬けは食感もコリコリしていて食べ応えがありわさび漬けですが辛味もほとんどなくビールにぴったりなおつまみでした。
浦河名物カツ飯丼は私自身は今まで食べたことがなかったのですが浦河町のソウルフードでカツの下には刻み海苔、カツの上には青海苔が振りかけられていて全体にあっさりした醤油ベースのタレがかかっているものになります。
青海苔の風味を感じながらあっさりとした味付けでこちらも美味しかったです。

レストランのメニューについては間違っているかもしれませんが以前に比べて種類が減っているような印象でした。せっかく北海道に来たのなら地元でしか食べる事のできないようなものを色々選べると楽しいと思いました。
しかし、料理は美味しかったので満足です。

サッポロクラッシック
道産ツブのわさび漬け
浦河名物カツ飯丼

食後は部屋でゆっくりして過ごしていました。
星が見えるかと何度か窓を開けてみましたが見ることはできませんでした。
しかし、深夜に窓を開けると外から牡鹿の女性の叫び声のような鳴き声が聞こえてきました。
これは発情期に牡鹿がなく鳴き声とのことです。(にいかっぷほろしり乗馬クラブのインストラクターさんに教えていただいていました)


1日目終了

これで1日目の旅程が終了しました。
明日はAM9:30から速歩コース90分で浦河町の自然を楽しみたいと思います。
それでは2日目の旅程については次のブログで紹介していきたいと思います。