福岡への日帰り旅行とロレックスマラソン

夏あたりにマイルを使ってヨーロッパ旅行を計画していましたが色々事情がありいくことができませんでした。そう言っている間にコロナ時に延長となったマイルの失効も来年の3月末までとの事で急遽、福岡に日帰り旅行することにしました。
目的として美味しいものを食べにいくことと最近世間で少し話題になっているロレックスマラソンを行っていきたいと思います。

大阪出発

出発はANA421便、伊丹空港8:00発福岡空港9:15着の便になります。
今回は旅行の前日に急遽予約したので座席の空きは2席しかなく座席も3人掛けの真ん中しか空いていませんでした。
必要マイルは往復で12,000マイル(レギュラーシーズン)と諸費用が900円かかりました。
このタイミングで航空券を購入すると最安で往復36,500円(ビジネスきっぷの料金)となります。

大阪国際(伊丹)空港での搭乗が久しぶりの搭乗だった為、改装後(2020年8月に改装完了)のレイアウトが昔と変わりすぎて少し混乱しました。スーパーフライヤーズカードを持っているので専用の保安検査所をほぼ並ぶことなく通過し、ラウンジに向かいました。
 伊丹空港はビジネス客も多いのでテーブル席も多いですが寛げるソファの座席もあり、とても広く明るい空間でした。搭乗時間まであまり時間もなかったのでコーヒーをのんで少しゆっくりしました。
20分前から搭乗開始、予約した座席は真ん中だったので10分前くらいに搭乗しました。機体はエアバスA320(32P)で各座席にタッチパネル式のディスプレイがあり、機内誌や音楽、映画まで楽しめる新めのシートでした。出発は伊丹空港混雑のため少し遅れましたが到着は定刻の9時15分になりました。

福岡到着から博多へ

福岡空港もリニューアルされていて昔のごちゃごちゃした感じではなくなっていたので驚きました。こちらもリニューアルは2020年8月だったようです。
 ここから福岡市地下鉄で博多駅まで向かいます。博多の強みはやはり空港から中心地までのアクセスの良さだと思います。改札もクレジットカードのタッチ決済に対応していて海外の旅行者含めて非常に利便性が高いです。また、タッチ決済の場合の運賃について1日640円以上かからないというサービスも2023年7月7日から開始していているとのことで観光客には非常に優しいサービスだと思いました。1日乗車券等のサービスをしている他の鉄道会社もありますが大体はウェブや窓口で切符を購入する必要がありますのでこのようなサービスが他に波及してくれればと思いました。
 福岡空港駅から博多駅まで2駅で約6分と大都市の空港から中心地へのアクセスとしては最短になると思います。旅行者としてもギリギリまで観光など楽しめるので非常に便利です。

ロレックスマラソン

ロレックスマラソン“という言葉は一般的には馴染みがない言葉だと思いますので簡単に説明すると”ロレックスを正規店で手に入れるために、店舗をまわること”で近年、人気と製造数量のギャップから定価で購入することが非常に難しい状況になっており定価と市場価格の乖離が著しい商品もあり転売される方も購入希望に殺到することによりなかなか購入できない事態になっているため、長い道のりを走るマラソンになぞらえてこのような言葉が付けられているようです。
私自身はアンティークの時計が好きでいくつか所有しておりますが年齢的にも区切りの年齢が近づき、仕事に関しても退職という一区切りをつけたのもあり次の人生に向かうための何か大きな印のようなものが欲しくなりロレックスを1本購入しようかと考えました。
ですがマラソンのように頻繁にそのためだけに出向くのも少し違う気もしますので旅行などを絡めて一度ゆるく挑戦しようかと思い今回の旅行の1つの目的になりました。
今回は博多近辺にある3店舗を回ってみました。
 まずは開店直後、博多阪急に来店しました。お客さんはおらずすぐに接客いただきました。欲しいモデル名を告げましたが即答で在庫はないとの事、最近はデイトナよりGMTマスターの問い合わせが多い事、不定期ではあるが入荷はあるとの事でした。
次に天神の福岡三越に来店しました。こちらも平日の午前中だからか1人だけ接客中で待つ事なくお店に入れました。メガネの似合うスマートな店員さんに接客いただきました。普段三越に来られるのか聞かれましたので旅行中である旨をお伝えした上、こちらでは希望モデルを今回は2型お伝えしました。在庫確認しますとの事で少し離席されて在庫の方がないとの返答をいただきました。この方に博多のおすすめグルメでも聞こうかと思っておりましたがお仕事のご迷惑なってもと思いそのままお店を後にしました。

最後に大丸福岡天神店を見に行きました。予約必要だと思っていましたがお店に行くとすぐに接客いただきました。GMTマスターかエクスプローラー2が欲しいと話しまして、針の機構について確認しました。在庫はないような話でしたが念のため在庫確認いただきやはり在庫なしとの回答をいただきました。その他商品についてや店舗移転の予定等、全体的に丁寧に対応いただきお礼を行って店を後にしました。
入荷状況についてはGMTマスターは2、3ヶ月に1本程度、サブマリーナは1月に1本程度入荷はあるかなといったことを言われていました。

3カ所訪問しましたがあっさりと在庫なしとの回答で旅行の一つの目的であるロレックスマラソンは終了しました。
今まで4回程度しか行っていませんが今後は今、持参のモデルをオーバーホールするなどお店との接点をもう少しつけた方が闇雲に訪問するより良いのかなと感じました。

昼食

丁度、お昼前後になったので天神にあるソラリアステージの地下にある飲食店街でお昼ご飯を食べることにしました。
まずは博多海鮮食堂魚吉に行きました。こちらでは博多ゴマサバ定食(税込1,790円)とビールをいただきました。ゴマサバとは新鮮な生のサバの刺身に特製のタレとすりゴマをかけていただく博多の郷土料理とのことです。こちらのお店では豊後水道周辺でとれた「豊後さば」が使われているとのことです。
サバの刺身は関西ではなかなか食べる機会がないので非常に美味くいただきました。
また、味噌汁を貝汁に変更(プラス税込250円)していただきましたが貝の出汁が主体であっさりした優しい味でした。
また、このランチでは明太子とご飯が食べ放題とのことでご飯をおかわりしつつ定食を堪能しました。

博多ゴマサバ定食


 ランチの後、すぐ隣にある焼とり もも焼竹乃屋で博多ぐるぐるとりかわ(1本税込154円)とセンパイセット(毎週月曜日、ソラリアステージ店で税込1,000円で飲めるお得なセットがあるようです)でビールとガツポン、砂ずり、ハツの焼き鳥をいただきました。

鶏皮はカリカリかと思いきやもっちりしていて脂っこい感じでした。ガツポンは酢もつが好きなのでさっぱりしててビールにあって美味しかったです。

博多ぐるぐるとりかわ
砂ずりとハツ
ガツポン

スーパーでの買い物

その後は同じビルに入っているスーパーでご当地でしか売っていないようなもの
具体的にはちゃんぽんめん、スープ、具材、高菜漬け、熊本のさつまいもなど九州ものを購入しました。

国内、海外に限らず地元のスーパーに行くのは観光地のお土産だけではない生活感のあるものが見つかることが多いので好きです。

夕食

夕食は博多駅内博多もつ鍋おおやまでいただきました。夜ご飯はもつ鍋か豚骨ラーメンを食べようと考えていましたがちょうど駅構内にもつ鍋屋さんがあり、一人前の注文でも大丈夫との事でしたのでこちらでいただきました。もつ鍋の出汁の味が3種類(みそ、しょうゆ、水炊き風)ありましたが今回はしょうゆ味(税込1,793円)にしました。もつが柔らかく美味しかったのとニンニクの風味が効いていた事、ごぼうを細く切ったものが入っていてとても食べやすかったことが印象的でした。締めのちゃんぽん(税込308円)もしっかりいただきました。もちろんビールもいただきました。

空港滞在と福岡空港出発まで

食事後、そのまま地下鉄で福岡空港へ向かいました。
 出発の1時間前に到着し、保安検査所は全く混雑しておらずスムーズに制限区域内に入ることができました。出発の15分くらい前に搭乗完了し、出発を待ちました。
福岡空港の航空機混雑の影響で出発が15分程度遅れました。
機体は昔からあるボーイング737-800(738)でディスプレイは何席かおきに天井から吊り下げられているもので機内誌は客室乗務員さんが必要な方に配られる形態でした。
 行きはほぼ満席でしたが帰りのこの便はかなり空席が目立つような状態でした。

最後に

今回は急遽日帰りで福岡旅行に行ってきました。
食べ物に関して、日帰りにしては福岡的な食べ物を結構食べることが出来たと思います。
しかし、地元の方が行くようなお店には行っていないと思いますし、水炊きやお寿司なども博多は美味しいと思いますので次回は泊まりがけで今回以上に色々食べてみたいと思いました。
ロレックスマラソンについては残念ではありましたがちょっとした情報も知ることが出来、入手できませんでしたが良い経験になったと思います。また、博多周辺には3カ所固まっておりますのでまた福岡に来た際には訪問してみたいと思います。
ANAマイルがあれば前日までに空席があれば気軽に旅行が行けます。マイルの貯め方は前に外貨建て定期預金を紹介しましたがそれだけではなくクレジットカードを使った効率的な貯め方、ポイントサイトを使った貯め方などありますのでまた機会があればご紹介していきたいと思います。

ソニー銀行のANAマイルが貯まる外貨定期預金でビジネスクラスでのヨーロッパ旅行はできるか?

ソニー銀行H.P.より

今回はANAマイルを貯める方法としてソニー銀行の商品であるマイル付き外貨定期預金が気になりましたので内容を紹介します。
ビジネスクラスでヨーロッパ行くことを目標に普段買い物などでマイルを貯めてますが外貨預金でマイルがいただけるのはメリットが大きいのではと考えています。
果たしてビジネスクラスでヨーロッパに行くにはどれくらいの預金が必要なのか、また自分自身どのように進める予定なのかを紹介していきたいと思います。

ビジネスクラスでヨーロッパに行くにはどれだけのマイルが必要?

前提としてビジネスクラスでヨーロッパに行くにはどれだけのマイルが必要なのかを確認していきたいと思います。
ANA ホームページを確認してみます。
海外を選択し、特典航空券、ANA国際特典航空券ご利用条件をクリックします。

ANA H.P.より

次のページでシーズン・必要マイルチャートの画面が出ますのでこちらから確認します。

ANA H.P.より
ANA H.P.より
ANA H.P.より

こちらから分かるようにANA直行便でヨーロッパまでビジネスクラスでヨーロッパに行く場合、一人当たり80,000マイルから95,000マイルが必要になります。

なぜビジネスクラスでヨーロッパなのか

ビジネスクラスでの旅行をするメリットとしては下記の点が挙げられます。

チェックインカウンター等で優先的な扱いを受けることができる
空港のラウンジの使用ができる
シートがフルフラットになるので長時間でのフライトにおいて体が楽
食事もエコノミークラスに比べると豪華で楽しい時間が過ごせる

それ以外に1マイルあたりの価値が高くなることが挙げられます。
例えば2023年12月23日羽田発ロンドン行き 2023年12月30日ロンドン発羽田行きの運賃を比較してみます。(2023年10月18日確認時点)

まず、エコノミークラスの場合は往復で¥294,500.-(税金・諸費用含め)になります。
必要マイル数はこの時期だとハイシーズンとなり60,000マイルとなります。それ以外に税金・諸費用が別途¥89,500.-必要となります。
1マイルあたりの価値としては航空運賃¥294,500.-から税金・諸費用の¥89,500.-を引いた¥205,000.-60,000マイルで割った¥3.416になります。

続きましてビジネスクラスの場合、往復で¥799,350.-(税金・諸費用含め)になります。
必要マイル数は95,000マイルとなり、それ以外に税金・諸費用が別途¥109,350.-必要となります。
1マイルあたりの価値としては航空運賃¥799,350.-から税金・諸費用の¥109,350.-を引いた¥690,000.-95,000マイルで割った¥7.263になります。

このように同じマイルを使用するにもエコノミーとビジネスでは2.126倍もの価値の違いが発生します。(この差はあくまで今回の便での比較のものでこれよりも価値の違いが大きくなる場合もあれば小さくなる場合もあります。)
その為、マイルを使うのであればビジネスクラスが良いと思います。
(ビジネスクラスの場合、エコノミーに比べ席数も少なく予約がしづらいというデメリットもありますが。)

ソニー銀行のマイル付き外貨定期預金とは

ソニー銀行のマイル付き外貨定期預金とは、外貨預金で通常は利息がつきますが利息の代わりに大部分がANAのマイルになって受け取れるといった金融商品になります。(ほんの少しですが年利0.01%の利息もつきます)
外貨預金についてはアメリカドル、ユーロ、イギリスポンドなど合計12通貨の取り扱いがありますが日本との金利差、ボラティリティーの大きさなど考えるとアメリカドル1択で問題ないと個人的には考えています。(人によっては旅行にイギリスに行くのでポンドが欲しいなどといったニーズがあるかもしれませんのでその辺りは個人の判断にお任せしたいと思います。)
 ちなみに下に10月19日時点でのアメリカドル建て定期預金の金利、獲得マイルを載せています。

ANA H.P.より
ソニー銀行H.P.より 2023年10月19日適用分

上記の獲得マイルからヨーロッパへビジネスクラスでゆくのに必要マイルが判明します。
1年もののアメリカドルでの定期預金の場合、ローシーズンの場合でUS$22,300.00(¥3,333,871.-)レギュラーシーズンの場合でUS$25,100.00(¥3,759,227.-)ハイシーズンの場合はUS$26,500.00(¥3,968,905.-)
(日本円への換算レートは2023年10月19日15:00時点のものになります 1US$=149.77円)

上記の必要金額を見ると普通に預金するにはなかなかハードルが高い金額だと思います。

私自身の運用

上記で必要マイル数は分かりましたが、私の場合今回は3ヶ月物のアメリカドルでUS$5,000.00を預金することにしました。
状況を見て満期後に金額を増やすのか、期間を伸ばすのか等は考えてゆきたいと思います。
3ヶ月で3,200マイル(同じマイル数で1年間更新した場合、12,800マイル)を獲得することが出来ます。※ブログ作成前に申込みしたため利率が若干異なります。

そのような判断をした理由としては下記のことが挙げられます。

1.必要マイルを全部外貨預金から得るには必要な資金が足りない事

2.クレジットカードでのポイントをマイルに交換するので全額を定期預金で調達する必要がない事
3.最近の為替相場の状況で一気にアメリカドルに日本円を変えることに不安があった事

4.コロナ禍もあり使えていないマイルが多くありすぐに大量のマイルが必要なかった事

などが挙げられます。
実際問題余程の余裕資金あったとしても外貨定期預金よりは投資に回したほうが生活の質は上がるのかなといった感想を持ちました。

口座開設と定期預金の申込まで

ソニー銀行のマイル付き外貨定期預金をするにはANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET を保有していることが条件となります。
その為、まずはANAのホームページからANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETを申し込みます。

ANA H.P.より引用

申し込み後、カードが到着後にソニー銀行のホームページから自身の口座にログインします。

ソニー銀行 H.P.より

ログイン画面で口座番号、パスワードを入力しログインします。

ソニー銀行H.P.より

ログイン後の最初の画面では左横にある外貨預金をクリックします。

ソニー銀行H.P.より

次の画面ではANAマイル付き外貨定期預金のバナーをクリックします。

ソニー銀行H.P.より

この画面で定期預金の種類、通貨、期間、金額等の選択を行い申し込みが完了になります。

ソニー銀行H.P.より

まとめ

今回はソニー銀行のマイル付き外貨定期預金を紹介しました。
ヨーロッパへのビジネスクラス旅行にかかるマイル数は大きいので今回の外貨付き定期預金だけでは正直大きな金額の預金が必要になりますので実際にはクレジットカードでのマイルを貯めること、ポイントサイトからのマイルへの交換等を合わせる形であれば1年か2年に一度、ヨーロッパ旅行に行くことは可能だと思います。
すぐに使う必要のない余裕資金をお持ちの方でマイルで旅行に行きたいと思っている人であれば今のアメリカと日本の金利差がある時代、マイル付き外貨定期預金を使うのもいい方法だと思います。

ANAホームページhttps://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anasbw_deposit/
ソニー銀行ホームページhttps://moneykit.net

国民年金の支払いは楽天ペイがポイント還元、ポイント使用が可能でメリットが大きいです

先日、国民年金への変更手配を行い令和6年3月までの前納(付加保険料込み)分の納付書が到着しました。最初は現金での支払いを予定していましたが納期限まで日がなかったことと、調べたところ楽天ペイでの支払いのみ今のところ還元等がありメリットがあったので楽天ペイにて納付を行いました。
今回は国民年金のキャッシュレス決済についての紹介と楽天ペイでの具体的な支払い方法などをご紹介していきたいと思います。

国民年金のキャッシュレス決済について

まず、国民年金保険料のキャッシュレス決済についてお話ししていきたいと思います。
(キャッシュレス決済が可能になったのは令和5年2月20日からです)

対象決済アプリとしてはau PAY、d払い、PayB、PayPay、楽天ペイの5つになります。

日本年金機構H.P.より

上記決済アプリを使われている方でしたら自宅で簡単に納付をすることが可能です。
ただし、同じ支払いを行うのであればメリットが多い方が嬉しいと思いますのでその観点から各決済方法について掘り下げていきたいと思います。

auPAY

ポイントの還元対象外(2023年4月1日以降加算対象外になった模様です)

d払い

ポイントの還元対象外
dポイントの使用も出来ないようです。

PayB

支払いに使用するクレジットカードによってはポイント還元がされる可能性があります。

PayPay

ポイントの還元対象外(ただし、PayPayステップの決済回数および決済金額のカウントのみ対象となります)

楽天ペイ

楽天ペイ自体でのポイントの還元はありませんが楽天カードから楽天ペイにチャージをする際に0.5%のポイント還元がされます。
また、楽天ポイント(期間限定ポイントも含め)での支払いも可能になります。

支払い方法は入手した納付書のバーコード部分をスマホ決済の際に読み込んで進めていく形になります。

日本年金機構 H.P.より

楽天ペイでの具体的な支払い方法

こちらでは国民年金を楽天ペイで支払う具体的な方法について説明していきたいと思います。
最初に楽天ペイのアプリを立ち上げて上部右側にある楽天キャッシュのところの金額を確認して支払い金額に足りない場合は右端の+ボタンをタップする。

金額を入力の欄に納付する金額を入力(今回、期間限定ポイントを使用しましたがチャージ金額は誤って支払い金額の合計をチャージしてしまっています)、チャージ方法が楽天カード担っていることを確認の上、チャージするをタップ

チャージが完了すると下記のように楽天キャッシュの残高が増えてポイントの獲得予定が表示されます。

続いて楽天ペイのホーム画面のQR読み取りをタップし下のようなカメラ画面にして送付されてきた領収(納付受託)済通知書のバーコード部分をスキャンします。

スキャンされるとお支払い金額が表示されますので楽天キャッシュに残高があるかを確認し
ポイント利用するかを選択し確認画面に進むをタップする。

最終の確認画面が出てくるので問題がなければスライドでお支払いをスワイプする。

スワイプ後、下記の表示が出れば納付が完了になります。

まとめ

今回は国民年金のキャッシュレス決済(楽天ペイ)について紹介させていただきました。
メリットとしては銀行やコンビニなどに行かず納付ができる利便性の高さ
支払い手続きに関しても5分もあれば十分納付ができること
楽天ポイントが0.5%還元されること(楽天カードでのチャージが前提)
楽天ポイントでの支払いができることと期間限定ポイントでの支払いが可能な為、ポイントを無駄なく使用できることなどが挙げられます。
楽天カードをお持ちの方であれば納付金額も大きくなりますので是非ご利用されることをお勧めいたします。

6.中退共(中小企業退職金共済制度)は楽天銀行での退職金受取可能でした

私が働いていた会社が中小企業で退職金については会社からと在職中に掛けられていた中退共(中小企業退職金共済制度)から受け取ることとなっていましたのでその概要や手続き方法について紹介していきたいと思います。

中退共(中小企業退職金共済制度)とは

中退共(中小企業退職金共済制度)とは昭和34年に国の中小企業対策の一環として設けられた制度になります。企業側にも国からの掛金助成や掛金の非課税扱いなどのメリットのある制度となります。
 従業員側からのメリットとしては仮に会社が倒産した場合でも積立が行われていれば中退共(中小企業退職金共済制度)分の退職金は基本受け取ることが可能です(別途会社からの退職金がある場合、会社に支払い能力がない場合は受け取ることが出来ない可能性があります。)
デメリットとしては通常の退職金は会社から振り込まれるだけで特段の手続きは必要ありませんが中退共(中小企業退職金共済制度)の退職金に関しては従業員自身が受け取りの申請手続きをする必要がある点となります。

受け取り手続きの具体的方法

まずは会社から退職金共済手帳を入手する必要があります。
退職金共済手帳は、3枚セットとなっています。
内容としては
1枚目:掛金月額変更申込書
2枚目:被共済者退職届
3枚目:退職金(解約手当金)請求書

掛金月額変更申込書には退職金共済手帳の記載があり入手時点での掛け金納付状況等が記載されています。こちらの用紙はそのまま手元に持っておく形となります。

被共済者退職届に関しては会社側が必要事項を記載の上、中退共本部に送付することになっていますので手元には元々ない形になります。

退職金(解約手当金)請求書は必要事項を記載の上、その他必要書類と一緒に中退共本部に送付することになります。

記載方法としては下記を見ながら確認いただければと思います。

中退共(中小企業退職金共済制度)H.P.より

ここで気になる点は3点くらいかと思います。
1点目、提出年月日については書類の発送日を記載すれば問題ありません。
2点目、受け取りプランの選択については退職日に60歳以上でなければ一時金払い(一括払い)の一択となります。60歳以上でその他条件を満たす場合は分割払いや一部分割払い等選択肢が増えますが税金の問題も別途考える必要がありますのでその点は事前に確認の上、選択していただければと思います。
3点目、受取金融口座について通常の銀行であれば銀行で口座確認印をもらうか預金通帳のコピーを添付することで問題ありません。ただし、昨今ネット銀行等使っている方も多いのでその際にどのようにすればいいのかという問題があります。
私の場合、楽天銀行を受取金融機関に指定しましたが預金通帳のコピーの代わりにログイン後の入金方法を選択し、口座情報(氏名、支店名、口座番号)が記載されている画面を印刷して添付しました。

上記の退職金(解約手当金)請求書振込先口座資料以外に必要な書類としては下記のものになります。

住民票:マイナンバー入りで発行日から3ヶ月以内のもの(原本が必要になります)
身元確認資料:運転免許証・パスポート・健康保険証・年金手帳(いずれも原寸大に切り取らずA4用紙等にコピーしたものを添付する必要があります)

中退共(中小企業退職金共済制度)H.P.より

書類提出から退職金受け取りまでの具体的なスケジュール

必要書類を揃えた上で8月6日に特定記録郵便(郵便を差し出した証明が行える形の配達方法)にて送付しました。(その際の郵便料金は244円でした)
その後、8月末に退職日を迎えまして9月初旬に中退共(中小企業退職金共済事業本部)より9月4日付けの退職金等振込通知書が届きました。
そこには金額、振込予定日、退職所得の源泉徴収票・特別徴収票があり振込予定日は9月14日との記載があり予定通り入金されました。
いつから提出することができるのかについては中退共(中小企業退職金共済制度)のH.P.上に記載を見つけることが出来ませんでしたが退職月に入れば提出しても問題ないと思います。(私の場合、そのような形で送付しました)
退職金の振り込みまではおおよそ1ヶ月程度かかりました。通常は1ヶ月程度かかるとのことでしたので予定通りのスケジュールだったようです。ただし、会社の掛金の納付方法等によっては2か月以上かかる場合もあるとのことですのである程度余裕を見る必要があるかと思います。

最後に

今回は中退共(中小企業退職金共済制度)の退職金の請求手続きについて説明させていただきました。
私自身、普段ネット銀行を使っている中で振込先口座を証明するにはどうしたらいいか悩みましたが上記のように進めていただければ問題なく処理していただけましたのでご参考にしていただければと思います。
最後に中退共(中小企業退職金共済制度)にurlを添付しておきますのでこちらも見ながら手続きを進めていただけると安心かと思います。

中退共(中小企業退職金共済制度)

4.住民税 退職後どうするか

会社員の場合には給料から天引きされていた住民税ですが、退職後は自身で納付しないといけないことになります。
 また、住民税の基本的な仕組みを理解していないと退職後に想定外の出費だと感じる場合もありますので基本的な仕組みや納付の方法等を書いていきたいと思います。

a)住民税の仕組み

前年の所得に応じて金額が決定し、翌年の6月から支払いが開始されるものになります。
ここでの問題として前年の所得によって納税額が決定する為、退職後、無収入の状態であっても納付する必要がある点です。

b)退職後の納付方法

住民税の納付方法として、会社員時代は特別徴収と言って会社側が毎月の給料から天引きして納付してくれていました。退職後は普通徴収となり自分で納付する必要があります。納付方法は一括納付か年4回(6月末、8月末、10月末、翌年1月末)の分割納付のどちらかになります。

具体的な納付の方法としては後日送付される納付書を使用し納付する方法と高是振替による納付をする方法があります。
また、退職時期によってどのような納付方法になるかは異なります。

1)1月1日〜5月31日の間に退職した場合

この期間に退職した場合、住民税は退職月の給与や退職金から会社が一括して納付します。ただし、一括納付しきれない住民税がある場合について該当金額は普通徴収となります。

2)6月1日〜12月31日の間に退職した場合

退職後の残りの期間については基本普通徴収となります。ただし、退職する会社にお願いをすれば翌年の5月までの住民税について、退職月の給与や退職金から会社が一括して納付してもらうことも可能です。

3)退職後すぐ再就職する場合

この場合は新しい会社に申し出を行えば新しい会社でも特別徴収にて処理をしてもらうことが可能となりますので特段気にすることはありません。

支払いが厳しい場合は

住民税に関しては国民年金や国民健康保険のような減免制度は原則としてありません。その為、退職前にはどれくらいの金額を払わないといけないのかは事前に確認の上、準備しておく必要があります。ただし、どうしても支払いができない場合には市区町村の窓口に相談してみることをお勧めします。(分割払い等の対応をしてくれる可能性があるようです)

私の場合

私の場合、退職が8月末付けでしたので9月分までの住民税は特別徴収として会社の最後の給料から天引きされておりました。10月以降の住民税につきましては普通徴収を選択しました。現時点では納付書が来ていないのでどのような区切りで納付するのか不明ですが納付書が来たらクレジットカード払いで支払いを行いたいと考えています。
 なぜクレジットカード払いなのかというとマイル等を集めている関係もあり少しでもマイルに交換したいといった思惑からです。

最後に

今回は住民税について紹介しました。
会社員時代は給料から天引きされていて支払っている実感のなかったものですが退職して仕組みについて調べると色々と気づかないうちに支払っていたんだと再認識しました。
ふるさと納税をすることによって所得税だけでなく住民税も減らすこともできるようなのでその辺りも勉強していきたいと思います。