今回は、梅小路公園で開催されたアーティスト・くるり主催のフェス「京都音楽博覧会」(通称:音博)を観に行くため、会場のすぐ近くにある梅小路ポテル京都に宿泊しましたので、その様子を記事にまとめたいと思います。
結論から言うと、会場が見えるガーデンツインの部屋での宿泊は非常に満足度が高かったです。ホテルのベランダから音楽を聴けるだけでなく、野外フェス特有の天候の変化にも柔軟に対応できる立地は、他にはない大きな魅力だと感じました。
さらに、京都音楽博覧会だけでなく、京都鉄道博物館や京都水族館も近くで、非常に便利な立地です。それにもかかわらず、夜は静かで、京都市内中心部にいながらリラックスできる空間でした。
今回の予約
今回の予約は、日本旅行を通じて行いました。
禁煙ガーデンツイン(バス・トイレ付)を大人2名で利用し、料金は46,200円でした。
通常の時期であれば1万円台後半くらいから宿泊できるホテルですが、京都音楽博覧会開催中ということもあり、近隣のホテルと比べてもやや割高な印象を受けました。
ただし、立地の良さに加えて、室内やサービスなど他にはない素晴らしい点が多くあり、個人的には納得できる金額だと感じました。
チェックインは15:00 チェックアウトは11:00になります。
今回は14:00頃にチェックインが出来るのか確認した所、部屋の準備が出来ていたため早めにチェックインすることが出来ました。
ロケーション
立地としては京都駅から少し離れていますが、徒歩20分程度ですので、大きな荷物がなければ問題なく歩ける距離です。
最寄り駅は梅小路京都西駅ですが、電車の本数が20分に1本程度のため、待ち時間が気にならない方にはこちらの利用もおすすめです。
梅小路ポテル京都
〒600-8835 京都府京都市下京区観喜寺町15
TEL:075-284-1100
最寄り駅はJR山陰本線 梅小路京都西駅から徒歩約5分
JR 京都駅中央出口から西へ徒歩約20分
部屋
今回は禁煙のガーデンツインに宿泊しました。梅小路公園に面した木を基調としたシンプルな内装が特徴です。部屋のチェアは、おそらく深澤直人デザインの”HIROSHIMA”が使用されていました。お風呂はユニットバスながら、ホテルとしては広めのサイズで、洗面台もシンプルなデザインに統一されており、全体的に統一感のある室内が非常に気に入りました。
また、水回り(お風呂、トイレ、洗面)はオーク材のような大きな板で隠せる仕様になっており、シンプルな部屋の雰囲気を引き立てる要素になっていました。バルコニーからは梅小路公園だけでなく、東寺の五重塔も眺めることができ、素晴らしい眺望でした。バルコニーにはチェアとテーブルがあり、天気が良ければここでお酒を飲んだり、朝食を楽しんだりするのも良さそうです。
京都音楽博覧会に合わせて宿泊を考えている方には、「ガーデンツイン」がおすすめです。同じような部屋で「パークサイド」というタイプもありますが、こちらは公園の遊具側に面しており、バルコニーからは京都音楽博覧会の会場は見えないかもしれません。
館内施設
館内施設についても、梅小路ポテル京都は非常に充実しており、今回の宿泊は京都音楽博覧会が目的でしたが、次回はこのホテルでの滞在自体を目的にしたいと思えるほど魅力的です。ここでは特に気になった施設を簡単にご紹介します。
梅小路銭湯 ぽて湯
部屋にはお風呂がありますが、このホテルには別に銭湯も用意されています。
内装は昔ながらの銭湯の趣があり、タイル張りの浴室や手書きの風景画が特徴で、疲れた体を癒やすには十分な施設です。
小さいながらも露天風呂とサウナもあり、リラックスした時間を過ごせます。宿泊者だけでなく、銭湯だけの利用も可能となっています。
営業時間(宿泊者の場合)
15:00〜24:00
6:00〜10:00
ドリンクスペース
ドリンクスペースは2階と3階にあります。
2階ではアルコール(ビール、ハイボール、酎ハイのサーバー、赤・白ワイン)やソフトドリンクが提供され、さらにチョコやナッツ、スモークチーズなどのおつまみも楽しめます。
3階には3種類のコーヒー豆から好みを選んで挽き、ペーパードリップで淹れるコーナーがあり、コーヒー好きにはたまらない場所です。
コーヒ豆の挽き方やドリップ方法についても張り紙がしていて分かりやすかったです。
個人的には、特にこのドリンクスペースが気に入っていて、チェックイン後のリラックスタイムや食事後の部屋飲みでゆっくり過ごせるのが最高だと感じました。
2Fー15:00~22:00/7:00~10:00 ※アルコール提供は15:00~22:00のみ
3Fー15:00~21:00/7:00~10:00
ルーフトップテラス
梅小路ポテル京都の屋上にはルーフトップテラスがあります。私はまだ行ったことがありませんが、そこからは京都タワーや東寺、新幹線などが見えるそうです。次回の滞在では、ぜひこちらでお酒を飲みながらくつろいでみたいと思います。
その他
他にも、京都の書店を営む方がセレクトした多様なジャンルの本が並ぶブックコーナーや、京都のボードゲーム制作会社が選んだボードゲームが揃うコーナー、レコードジャケットが飾られた部屋で季節に合わせてセレクトされたレコードを鑑賞できるスペースなど、魅力的な場所がたくさんあります。
最後に
今回は、京都市にある梅小路ポテル京都を紹介しました。
このホテルは、京都旅行の滞在先としてだけでなく、ホテルそのものを楽しむために訪れる価値が十分にあると感じました。
スタッフの皆さんも非常に親切でフレンドリーで、その点も大きな魅力です。
次回は、京都音楽博覧会ではなく、このホテルの滞在自体を目的に訪れたいと思います。