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【フェリー編】ジャンボフェリーとフットバスで格安高松旅行 瀬戸内クルーズ&バスセット

旅行(Travel)

ジャンボフェリーフットバスのオトクなきっぷ「瀬戸内クルーズ&バスセット」を利用した旅行に行ってきました。
帰りはJR高松駅前から連絡バスに乗車しフェリー乗り場まで向かいジャンボフェリーに乗船し神戸に向かいます。
このきっぷの予約方法については下の記事で書いていますので興味のある方は御覧ください。

行きの高速バスの記事は下記にあります。

JR高松駅からの連絡バス

ジャンボフェリーの出港する高松東港はJR高松駅より5km程度ありますので連絡バスに乗るのがいいと思います。
料金は無料でフェリーの出航時間に合わせて1〜2便運行されています。

時刻表

時刻表は下記のようになります。
時間を見るとギリギリなように感じますがフェリーと接続するように運行されているので乗り遅れる心配はありません。

ジャンボフェリーH.P.より

JR高松駅前のバス停

JR高松駅前のバス停はバスターミナルの8番のりばになります。
写真は出発時間のかなり前に撮影したため人は少なかったですが、出発の5分前になると長い列ができていました。座ってフェリー乗り場まで向かいたい方は、早めに並ぶことをおすすめします。

高松駅バス停8番乗り場遠景
高松駅バス停8番乗り場遠景
バス停の時刻表

バスの様子

バス車内には立っている乗客もいましたが、混雑はそれほどではありませんでした。高松駅からフェリーターミナルまでは約15分で、瀬戸大橋通りを通りながら、ジャンボフェリーの乗り場がある高松東港に到着します。

高松東港からフェリー「りつりん2」を眺める
今回乗船するりつりん2

フェリーの乗船手続き

無料バスを降りると、乗客たちは一斉に乗船口に向かいました。私も久しぶりの乗船で、その流れに乗って進んでいましたが、乗船口手前に自動改札機が設置されており、QRコードをかざして改札を通る仕組みでした。ところが、手元の瀬戸内クルーズ&バスセットのチケットでは乗船できなかったため、急いで発券窓口に戻ることになりました。

瀬戸内クルーズ&バスセットのチケットには事前に予約番号や氏名、年齢などが記載していたため、改めて乗船名簿を記入することなく、QRコード付きの乗船券を発行してもらうことができました。なお、乗船日は土曜日だったため、一人当たり500円の土休日割増料金を支払いました。

乗船券

フェリー紹介

今回乗船したフェリーは「りつりん2」でした。現在、この「りつりん2」と「あおい」の2船体制で運行されていますが、私が乗船した時は「あおい」がドック入りしていたため、「りつりん2」だけが運行していました。

「りつりん2」はやや古い船ですが、船内はきれいで、売店や自動販売機、お風呂、シャワールームなどが完備されています。乗船時間を考えると、これらの設備は十分すぎるほど充実しています。

ジャンボフェリー「りつりん2」屋島を背景に
ジャンボフェリー H.P.より

船旅の様子

今回は17時15分発の高松港発、小豆島経由の便に乗船しました。出港は定刻より30分遅れで、高松東港を離れました。車両甲板には多くの海上コンテナが積まれており、この航路が阪神と四国間の物流を支える重要なルートであることが実感できました。

高松東港出港、車両甲板には海上コンテナ
高松東港出港
高松東港出港
高松東港出港
瀬戸内海の夕景と島々
瀬戸内海の夕景と島々

船内には適度に人がいましたが、座席や畳スペースには十分な空きがあり、快適に船旅を楽しむことができました。出港後、売店では多くの方がうどんを食べていました。私は、香川でおいしいうどんをすでに食べていたことや、乗船前に高松駅で夕食を購入していたこともあり、今回は食べませんでしたが、メニューを見たところ種類も豊富で、次回乗船する機会があればぜひ食べてみたいと思いました。

また、うどんをはじめ、飲み物の自販機などもコンビニとほぼ同じ価格に感じられたので、事前に買い込まなくても快適に過ごせそうです。

外を眺めるために甲板に向かいましたが、強風のため最上部の甲板には登れませんでした。その代わり、2階と3階の後方の甲板から夕景の瀬戸内海を楽しみました。船の揺れはほとんど感じられず、瀬戸内海の航行のおかげか、船酔いをしやすい妻も特に気分が悪くなることはなかったようです。船酔いを心配される方にも安心して乗船できると思いました。

小豆島には19時45分に着岸し、神戸には22時17分に到着しました。この航路では、高松出港後に瀬戸内海の島々を眺めることができ、神戸港入港直前には明石海峡大橋のライトアップや神戸の夜景を楽しむことができました。移動手段としてだけでなく、遊覧船のような楽しみ方もでき、大変楽しい体験でした。

三宮駅までの有料バス

下船後、三宮駅行きのバスに乗車しました。神戸港から三宮までのバスは有料なので注意が必要です。
料金は大人210円で、現金のみの対応のため、小銭を準備しておくと良さそうです。

今回乗船した便はたまたまなのか、バスは満席で立っている人も多く、かなりぎゅうぎゅうの乗車率でした。このバスに乗るためには、下船時に早めに準備することをお勧めします。

グループでの旅行の場合は、タクシーで三宮駅まで向かうのも料金的には大差ないと思います。また、歩いて三宮駅まで行くこともでき、約25分程度で到着できる距離ですので、その時の状況に応じて移動方法を考えると良いでしょう。

バスに乗って約10分で、神戸三宮のバスターミナルに到着しました。

最後に

今回は、瀬戸内クルーズ&バスセットのチケットを使ったフェリー編を紹介しました。
バスに比べると移動に時間がかかり、港と市内中心部の間の乗り換えもあるため、好みが分かれるかもしれません。しかし、フェリー旅では美しい景色をゆっくり楽しんだり、船内でリラックスしたり、おいしいご飯やお酒をじっくり味わったりできるため、私自身はとても満足できる移動でした。

フェリーの便数は限られているため、旅行のプランや時間に合わせて使い分けると良いと思います。今回のチケットは格安で四国旅行が楽しめるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。