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【2025年版】本州から沖縄へフェリーで行くには?乗り方・予約・船情報まとめ

【2025年版】本州から沖縄へフェリーで行くには?乗り方・予約・船情報まとめ-鹿児島新港に停泊するフェリーあけぼの 旅行・ホテル

「沖縄までフェリーで行けるの?」
そう思った方に向けて、実際に本州から沖縄へフェリーで旅行した体験をもとに、乗船方法・船の種類・予約のコツなどをわかりやすくまとめました。

飛行機が一般的な交通手段の沖縄旅行ですが、「フェリーで沖縄に行く方法」は今も存在します。今回は鹿児島から出発し、約25時間かけて那覇へ向かう航路をご紹介します。

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本州から沖縄にフェリーで行く方法は?

現在(2025年5月時点)、本州から沖縄まで旅客が乗船できるフェリー航路は「鹿児島〜那覇」便のみです。
かつては大阪や神戸からも沖縄行きフェリーが運航されていましたが、2017年に旅客の取り扱いは終了しました。
貨物輸送は引き続き継続されていますが、「船で行く沖縄」は今では限られた航路になっています。


鹿児島〜沖縄のフェリーについて|2社が交互に運航

この区間を運航しているのは以下の2社です。

  • マリックスライン
  • マルエーフェリー

両社がそれぞれ1便ずつを交互に運航し、名瀬港(奄美大島)、亀徳港(徳之島)、和泊港(沖永良部)、与論港(与論島)、本部(沖縄本島)などを経由して那覇港まで進みます。

  • 所要時間:約25時間
  • 乗り場:鹿児島新港(市街地中心部からやや離れた場所)

フェリーの船室と設備(マリックスライン・マルエーフェリー)

沖縄航路を運航しているマリックスラインとマルエーフェリーは、それぞれ2隻体制で交互に運航しています。どちらの船も長時間の航海に配慮された設計となっており、寝台付きの個室や清潔な共用スペース、シャワールーム、自動販売機コーナーなどが整っています。

旅行スタイルや予算に応じて、2等雑魚寝、2等寝台、1等個室、特等個室などさまざまな客室タイプが選べるのも特徴です。

マリックスライン

クイーンコーラルプラス(2008年就航)

旧型の船ですが、船内は定期的なメンテナンスが行き届いており、一定の快適さが保たれています。リーズナブルな価格で利用できる2等寝台から、よりプライベート性の高い個室まで幅広い選択肢があります。

クイーンコーラルプラス、等級別船室
マリックスライン H.P.より

クイーンコーラルクロス(2021年就航)

最新鋭の船で、設備・清潔感・内装デザインともに非常に高い水準です。洋室タイプの2等寝台も整備されており、カプセルホテルのような感覚で快適に過ごすことができます。ファミリーや女性の一人旅にも安心な構造です。

クイーンコーラルクロス、等級別船室
マリックスライン H.P.より

マリックスライン公式サイト

マルエーフェリー

フェリーあけぼの(2008年就航)

ベーシックな設備ながら、必要最低限の快適さは確保されており、長時間の移動も問題なく過ごせます。大部屋タイプの2等室では、旅人同士のふれあいが楽しめることもあります。

フェリーあけぼの等級別船室
マルエーフェリーH.P.より

フェリー波之上(2012年就航)

比較的新しい船で、設備も全体的に充実しています。女性専用エリアやバリアフリースペースもあり、安心して利用できる配慮がなされています。静かで落ち着いた雰囲気の船内が特徴です。

フェリー波之上等級別船室
フェリー波之上等級別船室
マルエーフェリーH.P.より

マルエーフェリー公式サイト

時刻表・所要時間の目安

航路ごとの出港時間は以下の通りです。

  • 鹿児島発 → 沖縄(那覇)着:約25時間
  • 沖縄(那覇)発 → 鹿児島着:約25時間30分

詳細なスケジュールは船会社公式サイトをご確認ください。

鹿児島〜沖縄(2025年5月29日出港)

2025年5月29日鹿児島新港発、沖縄那覇港行の航路時刻表
マリックスライン H.P.より

沖縄〜鹿児島(2025年5月29日出港)

2025年5月29日沖縄那覇港発、鹿児島新港行の航路時刻表
マリックスライン H.P.より

沖縄行きフェリーの料金

運賃についても両者同じ運賃体系のようです。
現状旅客運賃と燃料サーチャージ(船舶の燃料代の価格変動を調整する費用)を合計した金額が合計運賃となります。

2025年5月1日〜7月31日までの運賃例(鹿児島〜那覇間):

  • 特等:39,090円
  • 1等:31,650円
  • 2等寝台:23,050円(マルエーフェリーの場合、2等寝台A)
  • 2等寝台B:18,850円(マルエーフェリー)
  • 2等洋室:17,810円(マリックス)
  • 2等室:16,770円

予約方法|Webと電話の併用がベスト

予約方法についてはWebと電話の2つ方法があります。
ただし、Web予約は2024年4月から開始したとのことで空席があってもWeb上で予約出来ないことがあるようです。(Web用に割り当てている席数と実際の空席には差があるようです)
その為、Webで予約できる区間は予約を行い出来ない場合は電話にて予約を行うという方法が良いかと思います。
(面倒であれば電話で全て行うのが効率的かもしれません)

Web

Web予約の場合は3つほどWebサイトがあるようです。
まずはマリックスラインマルエーフェリーの公式サイトの位置づけである
スマートフェリー予約

他社予約サイトとして
WILLER TRAVEL
skyticket
があります。私はスマートフェリー予約で行きの便を予約し、帰りの便は空席がなかったため電話予約で手配しました。

電話

電話予約の場合は乗船したい船の運行会社を確認してその船会社の営業所へ電話をかける形になります。

マリックスライン

マリックスライン電話での予約に関する案内
マリックスライン H.P.より

マルエーフェリー

マルエーフェリーの電話での予約に関する案内
マルエーフェリーH.P.より

最後に|フェリーで行く沖縄旅の魅力と注意点

「本州から沖縄へのフェリー旅」は時間こそかかりますが、島々を巡る船旅や、船上でのんびりと過ごす体験は飛行機では味わえない魅力があります。


フェリー到着後の宿泊や移動手段を事前に準備しておけば、より快適な沖縄旅になります。

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旅のスタイルに合わせて、宿泊・移動の準備を早めに整えておくのがおすすめです。


また、「飛行機に乗れない事情がある方」や「バイク・車と一緒に旅をしたい方」にとっても非常に貴重な選択肢です。

実際に乗船した体験記(揺れの状況・食事・設備など)は以下の記事で詳しくご紹介していますので、あわせて参考にしていただければと思います。

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