
ANAの飛行機によく乗る方や、空港での待ち時間を快適に過ごしたいと考えている方の間で、一度は耳にしたことがある「SFC(スーパーフライヤーズカード)」。
このカードは、対象カードを継続して保有することで、ラウンジ利用や優先搭乗、手荷物の優遇など、SFC会員向けのサービスを継続して利用できるクレジットカードです。ただし、2028年4月以降のサービス内容については制度変更案が発表された後、現在再検討されています。
私自身、SFCを取得してから10年以上にわたりこのカードを維持してきました。その間、国内外を問わず何度も恩恵を受けており、今では「旅行や出張を快適にするための必需品」と言っても過言ではありません。
この記事では、ANA公式の現行情報を確認しながら、SFCの取得方法から特典内容、実際に長年使って感じたメリットや注意点まで、わかりやすく解説していきます。
「SFCを取るべきか迷っている」「本当に価値があるの?」という方は、ぜひ参考にしてください。
SFC(スーパーフライヤーズカード)とは?

SFC(スーパーフライヤーズカード)は、ANAの「プラチナサービス」以上の上級会員など、所定の条件を満たした人が申し込めるクレジットカード一体型の会員制度です。現行制度では、対象カードを継続保有することでSFC会員向けのサービスを利用できます。
通常、ANAの上級会員ステータス(プラチナ・ダイヤモンド)は、1年ごとの搭乗実績で決まり、翌年度にはリセットされてしまいます。
SFCを取得して対象カードを継続保有すれば、その後の搭乗回数が少なくても、SFC会員向けのサービスを継続して利用できます。ただし、ANAは2028年4月以降の制度変更を検討しており、将来も現在と同じサービスがそのまま続くとは限りません。
SFCは単なる「クレジットカード」ではなく、ANAマイレージクラブのステータスカードでもあり、空港・機内・予約時のさまざまなシーンで特別扱いを受けることができます。
SFCの特徴をまとめると…
- ANAプラチナ以上のステータスを達成した人だけが申込可能
- 現行制度では、対象カードの継続保有によりSFC会員向けサービスを利用可能
- 国内外の空港ラウンジ、優先搭乗、手荷物サービスなどの特典あり
- 家族カード会員にも多くの特典が適用される(家族旅行にも有利)
2028年4月以降の制度については再検討中です
ANAは、2028年4月から年間のANAカード・ANA Pay決済額に応じて、SFC会員向けサービスを「SFC PLUS」と「SFC LITE」に分ける制度変更案を発表しました。
- 年間決済額300万円以上:SFC PLUSとして、ANAラウンジとスター アライアンス・ゴールドを利用できる案
- 年間決済額300万円未満:SFC LITEとして、ANAラウンジは利用できず、スター アライアンス・シルバーとなる案
しかし、この変更案について多くの利用者から意見が寄せられたため、ANAは現在、改定内容を再検討しています。見直し後の詳細は2026年9月末までに改めて案内される予定です。
そのため、現時点では「SFCを持ち続ければ、将来も現在と同じ特典を継続して利用できる」とは断定できません。一方で、再検討後の最終条件もまだ確定していないため、当初発表された年間300万円基準がそのまま実施されるとも限りません。
私自身は「元が取れるかどうか」を考えてSFCを取得したわけではありませんでしたが、結果として10年以上にわたって多くのメリットを享受してきました。
国際線特典航空券の取りやすさや、海外旅行中の欠航といったトラブル対応でSFCの力を実感したこともあります(※この点は後述します)。
また、チェックインのスムーズさやラウンジの快適さなど、空港でのストレスが大幅に減ったことも大きな魅力です。
次のセクションでは、このSFCの特典内容について、具体的に紹介していきます。
SFCの特典内容【一覧+解説】
SFC(スーパーフライヤーズカード)には、ANAおよびスターアライアンス加盟航空会社の利用時に多くの特典が用意されています。
ここでは主な特典を、空港・搭乗・予約・その他に分けてご紹介します。
空港での特典
■ 専用チェックインカウンターの利用
SFC会員は、ANA国内線・国際線ともに、プレミアムクラスやビジネスクラス利用者と同じ専用カウンターでスムーズにチェックインが可能です。
長蛇の列を避けられるのは、混雑する空港では大きな利点です。

■ 空港ラウンジの利用
ANAラウンジやスターアライアンス各社のラウンジが利用できます。
特に国際線では食事・シャワー・電源などが揃っており、出発前のひとときを静かに過ごす場所として重宝します。
同伴者1名まで無料で入れるのも大きな魅力です。



■ 優先保安検査場の利用(国内主要空港)
専用レーンから保安検査を通過できるため、時間がない時や混雑時でもスムーズに搭乗ゲートへ進めます。
■ 優先搭乗
SFC会員は、ANAの搭乗時に「グループ2」として優先的に案内されます(グループ1はダイヤモンドメンバー)。
一般搭乗(グループ3・4)よりも早く機内に入れるため、荷物棚の確保や落ち着いた着席が可能です。
- 国内線
- 国際線


手荷物関連の特典
■ 受託手荷物の優遇(無料預け入れ枠の拡大)
国内線では通常20kg→40kgまで、国際線ではエコノミーでも1個→2個に増加など、荷物が多い旅行や出張でも安心。
- 国内線
- 国際線


■ 手荷物の優先返却
到着地でSFCタグ付きの荷物は優先的に出てくるため、早く移動を開始したいときに非常に便利です。
(国内線の場合はPriorityの表記、国際線はスターアライアンスのPriorityタグが付きます)

搭乗・予約時の特典
■ ANA国内線・国際線の優先予約/空席待ち優先
SFC会員は、予約開始時点でより有利な座席を確保しやすく、特にハイシーズンにはその恩恵を実感します。
■ 特典航空券の優先枠
国際線特典航空券の空席が一般会員より多く開放されており、人気路線の特典枠でも取得しやすいと実感しています。
■ マイル積算率アップ
搭乗時に通常より多くのマイルが付与されます(+35%〜50%)。
出張や旅行の多い方にとっては、SFCを維持するだけでもマイルがどんどん貯まりやすくなります。
その他の特典
■ スターアライアンス・ゴールドステータスの自動付帯

ANA以外にも、シンガポール航空やルフトハンザ、タイ航空などスターアライアンス加盟航空会社で上級会員と同等のサービスが受けられます。
海外旅行の際にはラウンジ・優先搭乗・手荷物優遇などがそのまま使えるのは大きな魅力です。
■ 家族カードでも上級会員サービスが適用
SFC家族カードを持つ家族も、ラウンジ・優先搭乗・手荷物などのサービスを利用可能。
特に家族旅行時には、一人のSFC取得で家族全体の旅行が快適になります。
これらの特典は、単に「特別感」を得られるだけでなく、空港でのストレスを減らし、旅を効率的かつ快適にしてくれる実用的なサービスばかりです。
続くセクションでは、これらの特典が実際にどう役立ったか、10年以上の利用経験から印象的だった場面をご紹介します。
SFCの真価を感じた瞬間|欧州での欠航トラブル体験談
SFCの特典と聞くと、空港ラウンジや優先搭乗、受託手荷物の優遇といった“目に見えるサービス”を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、私がSFCの価値を最も強く実感したのは、海外旅行中のトラブル時でした。
2020年の冬、特典航空券を利用してウィーンとロンドンを巡る旅行をしました。
復路はロンドン(ヒースロー)→フランクフルト→デュッセルドルフ→成田というやや複雑な乗継便でしたが、ビジネスクラスの特典で快適な帰国を予定していました。
ところが、ヨーロッパに寒波が到来し、ヒースローからフランクフルトへの便が大幅に遅延。
フランクフルト到着時には、すでに次のデュッセルドルフ行きが出発しており、代替便はなんと翌日、フランクフルト→チューリッヒ経由というスケジュールになってしまいました。
当然、空港の乗継カウンターは長蛇の列。英語やドイツ語での対応に不安がある中で、SFC会員専用のANAスーパーフライヤーズデスクに日本語で連絡したところ、すぐに状況を確認してくださり、なんと当日出発のフランクフルト→羽田直行便(ビジネスクラス)に空席があるとのことで、即座に手配していただけました。
結果的に予定よりスムーズに、しかも直行便で帰国でき、精神的にも非常に安心できたのを今でも鮮明に覚えています。
このとき実感したSFCの本当の価値
- 優先的な予約変更の対応
- 日本語でのサポート
- ビジネスクラス特典航空券の変更がスムーズに可能
- 長蛇の列を回避できる安心感
このように、非常事態に「日本語で即時対応してくれる」安心感は、SFC会員でなければ得られない大きな価値のひとつです。
普段は気づきにくい特典かもしれませんが、いざというときこそ、その力を実感することができます。
10年以上使って感じたメリットとデメリット
SFC(スーパーフライヤーズカード)を10年以上にわたって維持してきた中で、旅行や出張のたびにその価値を実感してきました。
ここでは、実際に使って「本当に良かった」と感じたメリット、そして「これは少し注意が必要」と思ったポイントを正直にご紹介します。
実感したSFCのメリット
■ 空港でのストレスが激減
国内線・国際線ともに、チェックインから保安検査、搭乗までが非常にスムーズです。
特に混雑する羽田や成田で専用カウンターや優先搭乗が使えるのは、大きな時間と精神的余裕につながります。
■ ラウンジで落ち着いた時間を確保できる
出発前にANAラウンジや提携ラウンジでゆっくり過ごせるのは、出張前のメール確認や食事、充電にも最適。
長距離フライトの前には、静かな空間で落ち着けることのありがたみを実感しています。
■ 特典航空券が取りやすく、家族旅行でも重宝
SFC会員向けに特典航空券が優先的に開放されるため、繁忙期でも希望の日程で予約できることが多いです。
特にビジネスクラスの特典航空券を使った海外旅行は、マイルの価値を最大限に感じられる瞬間です。
■ トラブル時の安心感
先ほどのエピソードでもご紹介しましたが、欠航や乗継ミスといった非常時に、日本語で丁寧に対応してくれるSFCデスクの存在は大きな安心材料です。
■ 家族にも恩恵がある
家族カード会員にも上級会員とほぼ同等のサービスが提供されるため、家族旅行全体の満足度が上がるのも見逃せないポイントです。
⚠ 使って感じたデメリット・注意点
■ カードごとに年会費がかかる
SFCのサービスを継続して利用するには、対象となるクレジットカードを保有し続ける必要があり、カードごとに年会費がかかります。カードブランドやグレードによって年会費は異なるため、利用する特典と維持費を比較して選ぶ必要があります。
■ ANA・スターアライアンス利用が前提
サービスの多くはANAや提携航空会社利用時に限定されるため、LCCや他社便を中心に使っている方にはあまり恩恵を感じにくいです。
■ 空港や路線によっては恩恵が小さい
地方空港では専用カウンターやラウンジがないケースもあるため、常にフル活用できるわけではありません。
10年を通じて振り返ってみると、SFCは「よく飛行機を使う人」や「海外旅行や家族旅行を快適にしたい人」にとって非常に価値ある会員制度だと実感しています。
次のセクションでは、実際にどんな人にSFCが向いているか、タイプ別にご紹介していきます。
SFCはこんな人におすすめ
SFCは、誰にとっても万能なわけではありません。しかし、ライフスタイルや旅行スタイルによっては、年会費以上の価値を感じられる可能性がある、長期保有型の会員サービスです。
ここでは、実際に私の体験をふまえつつ、SFCが特におすすめできる人のタイプを紹介します。
出張や帰省でANAを年2回以上利用する人
年に数回、ANAに乗る機会がある人は、チェックインや保安検査の優先対応、ラウンジ利用だけでも十分にメリットを感じられます。
短距離でも「時間とストレスを減らす」サービスが得られる点は大きな利点です。
家族旅行を快適にしたい人
SFCは家族カードにも上級会員サービスが適用されるため、家族全員が優先搭乗やラウンジ利用の恩恵を受けられます。
子連れでの旅行や高齢の家族との移動時に、とても心強い存在です。
海外旅行が好きな人・よく行く人
スターアライアンスゴールドが付帯することで、ANA以外の提携航空会社(ルフトハンザ・シンガポール航空・タイ航空など)でも、ラウンジ・優先搭乗・手荷物の優遇を受けられます。
現地空港での快適さ・安心感がまるで違うというのが、10年以上使ってきた実感です。
トラブル対応に不安がある人(特に海外)
海外での欠航や遅延時、SFC会員専用の日本語サービスデスクに連絡することで、迅速かつ丁寧にサポートを受けられるのは本当に大きな安心材料です。
語学に不安がある方には特におすすめできます。
マイルを有効活用したいマイラー
SFC会員は特典航空券の優先枠が広く、ビジネスクラスなどの上位クラスも取りやすいのが特長です。
貯めたマイルの価値を最大限に活かしたい方にとって、SFCは非常に相性の良い制度です。
ANAが就航している地域に住んでいる or よく使う人
ご自身の最寄りの空港や、よく行く旅行先・出張先にANAが就航しているかどうかも、SFCを検討するうえで重要なポイントです。
もしJALのほうが利用しやすい地域に住んでいたり、よく使う路線がJALの独占または利便性が高い場合は、JALにも「JGC(JALグローバルクラブ)」という、SFCと同様の上級会員制度があります。
この場合は、無理にANAを選ばず、JGCの取得を目指すほうが現実的でコスパも高くなります。
⚠ 逆に、SFCをおすすめしにくいケース
- 年に一度も飛行機に乗らない人
- LCCやJALを中心に利用している人
- 年会費をコストとしか考えられない人
このような場合、せっかく取得しても特典を活用しきれず、かえってもったいなく感じるかもしれません。
SFCの取得方法とステップ
SFC(スーパーフライヤーズカード)は、誰でも申し込めるカードではありません。
ANAの「プラチナステータス」以上を一度でも達成することが申し込みの前提条件です。
ここでは、ANA公式の現行制度に基づき、SFCを取得するまでの流れと注意点を整理します。
ステップ1:ANA「プラチナステータス」を取得する
まずは、ANAの上級会員である「プラチナサービスメンバー」になる必要があります。
そのためには、1年間(1月〜12月)でプレミアムポイント(PP)を50,000ポイント以上貯める必要があります。
■ プレミアムポイントとは?
- 搭乗することで貯まるポイント(マイルとは別)
- 利用する路線、運賃、搭乗クラスによって加算率が異なる
- ANA便だけでなく、提携航空会社でも一部積算可能
■ プラチナステータスの主な条件
- 合計50,000PP以上
- うちANAグループ運航便で25,000PP以上が必要
ステップ2:「修行」と呼ばれる搭乗ルートを計画する
プラチナステータスを取得するためには、年間でプレミアムポイント(PP)を50,000ポイント以上貯める必要があります。
そのためには、集中的にANA便に乗る「修行」と呼ばれる方法を取る人が多くいます。
■ 私の場合:北海道旅行を中心にプレミアムポイントを積み上げました
私がSFCを取得した年は、たまたま北海道に頻繁に行く機会がありました。
この時、多少割高になってもANAのプレミアムクラスを積極的に利用し、他のLCCなどの安い選択肢をあえて使わずに、ANAに集約する形でプレミアムポイントを効率よく貯めました。
その経験から強く感じたのは、修行を“我慢の連続”にせず、自分なりの楽しみを伴う旅として設計することが大切だということです。
■ 経験から言えるアドバイス
「ただPPを稼ぐためだけに乗る」のではなく、
- 行きたい場所
- 食べたいグルメ
- 観光・温泉・趣味 etc.
といった自分の楽しみと結びつけたルートを選ぶことで、ストレスなく自然にステータスを獲得できます。
特にANAのプレミアムクラスは、短距離でも快適な機内食やラウンジ利用などの付加価値があり、出発前〜到着までの体験そのものが“上質な旅”になります。
■ 一般的な人気ルート(例)
- 【国内】羽田⇔那覇、関空⇔新千歳など距離が長くPPが貯まりやすい路線
- 【国際】羽田⇔シンガポール、成田⇔クアラルンプールなど高効率ルート
- ANAスカイコインやキャンペーンを使ってコストを抑える工夫も
■ 目安となる費用感
- 総額:約35万〜60万円前後(搭乗ルート・時期・クラスによる)
必ずしも“何十回も乗る修行”をする必要はなく、自分のライフスタイルの延長線上にSFC取得を組み込むことで、負担感なく目指すことも可能です。
このように修行のスタイルにはいろいろな考え方があります。
次のステップでは、プラチナ到達後のSFCカード申込みについて解説します。
ステップ3:プラチナ達成後、SFCクレジットカードを申し込む
ANAのプラチナステータスを達成すると、ANAから「スーパーフライヤーズカードの申込案内」が届きます。
この案内に従って、SFC対応のクレジットカードを申し込みましょう。
■ SFCカードは“ステータス維持用”として持つという考え方も
私自身の考えとしては、SFCカードはスターアライアンスゴールドのステータス維持を目的に保有し、マイルを貯めるカードは別に用意するのがおすすめです。
具体的には、私はMarriott Bonvoy Amexプレミアム(旧SPG Amex)でMarriott Bonvoyポイントを貯め、必要な時期にANAマイルへ移行しています。
この方法は、カード利用と同時にANAマイルが直接積み上がる仕組みではありません。移行前はMarriott Bonvoyポイント、移行後はANAマイルとして、それぞれ別の有効期限と規約が適用されます。
| 保有段階 | 有効期限の考え方 |
|---|---|
| Marriott Bonvoyポイント | 無期限ではありません。会員アカウントに24か月連続で対象アクティビティがない場合、ポイントが失効します。 |
| ANAへ移行した後のマイル | ANA側の有効期限と規約が適用されます。通常のANAマイルは、原則として獲得月から36か月後の月末までです。 |
そのため、「マイルの有効期限が実質無期限」と一括して説明することはできません。ただし、Marriott Bonvoyポイントとして保有し、失効条件に注意しながら必要な時期にANAマイルへ移行することで、最初からANAマイルとして貯める場合より移行時期を調整しやすい点はメリットです。
Marriott BonvoyポイントからANAマイルへ移行する比率・上限・失効条件を確認する
Marriott Bonvoyポイントを維持するための対象アクティビティや、ANAマイルの有効期限には例外があります。移行前に両プログラムの最新規約を確認してください。
■ SFCカード選びで意識したいポイント
マイルを貯めることが目的でないのであれば、SFCカードは維持コストが低く、使い勝手が良いブランドを選ぶのがおすすめです。
特に日本国内では、VISAまたはMastercardを選ぶと利用できる場所が多く、安心感があります。
アメックスやダイナースは一部の店舗で利用できないこともあるため、普段使いを考慮するとやや制限を感じる場面もあります。
■ SFC対応クレジットカードの一例(2026年7月17日確認)
| カード種類 | 年会費(税込) |
|---|---|
| ANA SFC 一般カード (VISA/Master/JCB) | 11,275円 |
| ANA SFC ゴールドカード (VISA/Master/JCB) | 16,500円 |
| ANA AMEX SFC ゴールド | 34,100円 |
| ANAダイナース SFCカード | 34,100円 |
| ANAカードプレミアム各種 | 77,000円〜 |
カードの選択肢は豊富ですが、ご自身の生活スタイル・支払い先・マイルの使い方に合ったバランスで選ぶことが大切です。
SFC自体の特典はどのカードを選んでも同じなので、メインカードとサブカードの役割を明確にして選ぶと良いでしょう。
家族カードでもSFC特典を共有可能
SFC最大の魅力のひとつが、家族カードでもANA上級会員と同様のサービスが受けられる点です。
たとえば、ご家族が同伴者としてラウンジ利用できるだけでなく、家族カード保有者自身が単独で搭乗しても同じサービスを受けられます。
⚠ 注意点
- 現行制度でSFC会員向けサービスを継続利用するには、対象カードの保有が必要です。カードを解約するとSFC会員ではなくなります。
- 一部年齢制限や信用情報による入会審査あり(プラチナ達成=自動発行ではない)
SFCを取得するにはそれなりの費用や労力が必要ですが、一度手にすればその後何年もメリットを享受できるのが大きな魅力です。
【まとめ】SFCは旅の快適さと安心につながる長期保有型カード
SFC(スーパーフライヤーズカード)は、現行制度では対象カードを継続保有することで、ラウンジ利用や優先搭乗、手荷物の優遇などのサービスを利用できます。トラブル時のサポートや家族への恩恵など、実際に使ってこそわかる価値のあるサービスもあります。ただし、2028年4月以降の制度変更案は現在再検討中であり、将来のサービス内容はANAの続報を確認する必要があります。
この記事で紹介したポイントの振り返り
- SFCはANAプラチナステータス達成者のみが申込可能な特別な会員カード
- 現行制度では、対象カードを維持することでSFC会員向けサービスを利用可能
- 空港での優遇、ラウンジ、手荷物サービスなど多数の特典
- 国際線特典航空券やトラブル時のサポートで威力を発揮
- 家族カードでも上級サービスが受けられる
- 修行を目的化しすぎず、自分の楽しみと結びつけると続けやすい
- マイルは別カード(例:マリオットボンヴォイAMEX)で効率的に貯めるのも一案
こんな人にSFCは特におすすめ
- ANAを年に数回以上利用し、快適な空港サービスを求める人
- 家族旅行・海外旅行を快適に楽しみたい人
- 日本語での安心サポートを重視したい人
- スターアライアンス系航空会社をよく利用する人
SFCの特典は、ラウンジや優先搭乗といった“見えるメリット”だけでなく、「もしものときに助けられる安心感」も大きな価値です。
一度取得しておけば、その後の旅行体験が根本から変わる可能性があります。
なお、ANAと並んでよく比較されるのが、JALの上級会員制度「JGC(JALグローバルクラブ)」です。
次回の記事では、このJGCの仕組みや特典、取得方法について詳しく解説します。
→ JAL JGCとは?メリット・取得方法・10年使って感じた価値を解説(作成中)
そしてJGCとSFC、両方を長年保有してきた筆者の視点から、どちらを選ぶべきかを徹底比較する記事も、今後公開予定です。
ぜひあわせてご覧ください。
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