
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス提携カードで貯めたポイントは、ANAマイレージクラブのマイルへ移行できます。
基本交換比率はMarriott Bonvoy 3ポイント=ANA 1マイルです。さらに、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルが加算されるため、現行条件では60,000ポイントを25,000 ANAマイルへ交換できます。
ただし、「交換上限なし」「ポイントは実質無期限」と考えるのは正確ではありません。1日に移行できるポイントは3,000~240,000ポイントで、Marriott Bonvoyポイントも24か月間対象となるアクティビティがなければ失効します。
先に結論
- ANAマイルへの基本交換比率は3ポイント=1マイル
- 60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルが付き、通常25,000マイルになる
- 1日に移行できるポイントは3,000~240,000ポイント
- 公開されている公式ページでは、年間上限や申込単位を断定できない
- Marriott Bonvoyポイントは24か月間対象アクティビティがないと失効する
- ANAマイルへ移行後はANA側の有効期限・利用条件が適用される
- ANAマイルだけでなく、年会費とホテル特典を使うかまで含めてカードを判断する
本記事はMarriott Bonvoy、アメリカン・エキスプレス、ANAの公式情報を2026年7月17日に確認して作成しています。交換前には、移行画面と最新規約を必ず確認してください。
Marriott BonvoyポイントをANAマイルへ交換する基本条件
| 項目 | 2026年7月時点の公式条件 |
|---|---|
| 移行先 | ANAマイレージクラブ |
| 基本交換比率 | Marriott Bonvoy 3ポイント=ANA 1マイル |
| 60,000ポイント移行時 | 基本20,000マイル+5,000ボーナスマイル=通常25,000マイル |
| 1日の移行可能ポイント | 3,000~240,000ポイント |
| 名義 | Marriott BonvoyとANAマイレージクラブの登録名義を一致させておく |
| 反映の目安 | 規約では多くの場合1週間以内。ANAへの反映日数を保証するものではない |
| 手続き後 | 申込み後の変更、再発行、ポイントへの再変換はできない |
Marriott Bonvoy公式では、ANAマイレージクラブを移行対象として掲載し、交換比率を3対1と案内しています。ANAは5,000ボーナスマイルの対象外航空会社にも含まれていません。
名義について、公式は多くの提携航空会社でマイレージプログラムとMarriott Bonvoyの登録姓名が一致している必要があると案内しています。ANA会員番号、ローマ字氏名、改姓後の登録情報を申込み前に確認してください。
公式ページで確認できるのは「1日あたり3,000~240,000ポイント」という範囲です。年間上限や細かな申込単位は公開ページから断定せず、実際の移行画面で確認するのが安全です。
Marriott Bonvoy公式でANAマイルへの交換比率と移行範囲を確認する
60,000ポイントは現行条件で25,000 ANAマイル
60,000 Marriott Bonvoyポイントを3対1で交換すると、基本分は20,000 ANAマイルです。そこへ5,000ボーナスマイルが加わり、通常は合計25,000 ANAマイルになります。
| 移行ポイント | 基本マイル | ボーナスマイル | 合計 |
|---|---|---|---|
| 3,000ポイント | 1,000マイル | なし | 1,000マイル |
| 30,000ポイント | 10,000マイル | なし | 10,000マイル |
| 60,000ポイント | 20,000マイル | 5,000マイル | 25,000マイル |
| 120,000ポイント | 40,000マイル | 10,000マイル | 50,000マイル |
| 180,000ポイント | 60,000マイル | 15,000マイル | 75,000マイル |
| 240,000ポイント | 80,000マイル | 20,000マイル | 100,000マイル |
上表は、ANAが5,000ボーナスマイルの対象であり、現在の交換条件が続くことを前提にした計算例です。制度変更や移行画面の表示がある場合は、申込み時の公式条件を優先してください。
カード利用額からANAマイル換算を考える
カード利用で貯まるポイントをすべてANAマイルへ移す場合、通常利用の理論上の換算は次のとおりです。
| カード | 通常利用 | 3対1で交換 | 60,000ポイント単位のボーナス込み |
|---|---|---|---|
| プレミアム | 100円=3ポイント | 100円=1マイル相当 | 100円=約1.25マイル相当 |
| 一般カード | 100円=2ポイント | 100円=約0.67マイル相当 | 100円=約0.83マイル相当 |
これは固定のマイル還元率ではなく、次の条件を置いた理論値です。
- 通常のポイント加算対象となる決済だけで計算している
- 60,000ポイント単位でANAマイルへ移行する
- 交換時点でも5,000ボーナスマイルが適用される
- ポイントをホテル宿泊など、ANAマイル以外の用途に使わない
一部の公共料金や税金などは200円=1ポイントとなり、チャージ、事業用決済等、年会費などはポイント加算対象外になる場合があります。すべての支払いが100円=3ポイントまたは2ポイントではありません。
アメックス公式でMarriott Bonvoyポイント加算対象外・加算率の異なる支払いを確認する
Marriott Bonvoy Amexの現行カード条件
ANAマイルへの交換条件はカードの無料宿泊や上級会員資格とは別の制度です。カードを続けるかは、年会費とホテル特典も含めて考える必要があります。
| 項目 | プレミアム | 一般カード |
|---|---|---|
| 基本カード年会費 | 82,500円 | 34,100円 |
| 家族カード | 1枚目無料 2枚目以降41,250円 | 1枚目無料 2枚目以降17,050円 |
| 通常利用 | 100円=3ポイント | 100円=2ポイント |
| 対象Marriottホテル | 100円=6ポイント | 100円=5ポイント |
| 無料宿泊の一般条件 | プログラム期間中400万円以上+カード継続 最大75,000ポイント | プログラム期間中250万円以上+カード継続 最大50,000ポイント |
| カード付帯ステータス | ゴールドエリート | ゴールドエリート |
| カード利用による上級資格 | 暦年500万円以上でプラチナエリート | なし |
| 宿泊実績 | 入会時・更新時15泊分 | 入会時・更新時5泊分 |
無料宿泊の「プログラム期間」は、原則として入会日または切替日から毎年1年間です。プレミアムのプラチナエリート条件は、毎年1月1日から12月31日までの暦年集計です。400万円と500万円は集計期間も目的も異なります。
Marriott Bonvoy Amexの年会費・400万円・500万円条件の改定を確認する
カードを比較する際は、ポイント加算だけでなく、無料宿泊、宿泊実績、ホテル利用、付帯保険を実際に使うかも確認してください。Marriott Bonvoy Amexの海外旅行保険と利用条件も別記事で整理しています。
一般カードとプレミアムではANAマイルの貯まり方が違う
プレミアムは通常利用100円で3ポイント
プレミアムは通常利用で100円につき3ポイントが基本です。3対1でANAマイルへ交換するため、ボーナスを含めない基本換算では100円につき1マイル相当です。
60,000ポイントごとのボーナスまで含めると理論上は100円につき約1.25マイル相当ですが、年会費は82,500円です。ANAマイルへの換算だけでカードの価値を断定することはできません。
一般カードは通常利用100円で2ポイント
一般カードは通常利用で100円につき2ポイントです。3対1で移行するため、ボーナスを含めない基本換算では100円につき約0.67マイル相当です。
プレミアムより通常利用のポイント加算は少ない一方、年会費も低くなります。Marriottホテルの利用頻度や年間カード利用額を含め、自分の使い方で比較してください。
Marriott Bonvoyポイントは24か月活動がないと失効する
Marriott Bonvoyポイントは無期限ではありません。会員アカウントに24か月連続で対象となるアクティビティがない場合、保有ポイントは失効します。
公式情報で有効性を維持する活動として確認できる主な例は、次のとおりです。
- 対象宿泊などでポイントまたはマイルを獲得する
- 対象のMarriott Bonvoy提携カード利用でポイントを獲得する
- ポイントを宿泊、商品などに交換する
- ポイントを購入する
- ポイントを航空会社のマイルへ変換する
一方、ポイントのギフト・会員間譲渡や、それによるポイントの受領は、会員資格維持の対象アクティビティとして認められないと規約に記載されています。
Marriott Bonvoy Amexを解約したことだけを理由に、Marriott Bonvoyポイントが直ちに失効するわけではありません。ただし、カード利用による定期的なポイント加算がなくなるため、24か月のアクティビティ条件は自分で管理する必要があります。Marriott Bonvoy会員アカウント自体を取り消した場合は、未交換ポイントなどが直ちに無効になります。
ANAマイルへ移行した後は、ANAマイレージクラブの規定が適用されます。通常のANAマイルは積算月から36か月後の月末までが有効期限ですが、マイル口座グループや会員資格による例外があります。移行前にANA側の期限も確認してください。
Marriott Bonvoy公式でポイントを維持できる活動を確認する
ANAマイルへの移行手順
- Marriott Bonvoy公式サイトへログインする
- 「ポイントをマイルに移行」を開く
- 移行先にANAマイレージクラブを選ぶ
- ANAマイレージクラブのお客様番号を入力する
- 移行するMarriott Bonvoyポイント数を入力する
- 登録名義、交換比率、ボーナス、移行ポイント数を確認する
- 申込み後、ANAマイレージクラブ側で反映を確認する
規約では、多くの場合マイルは1週間以内に反映されると案内されています。ただし、ANAへの反映を1週間以内と保証するものではありません。特典航空券の空席は移行中に変わる可能性があるため、余裕を持って手続きしてください。
申込み後は変更、再発行、Marriott Bonvoyポイントへの再変換ができません。会員番号と移行ポイント数を確定前に見直しましょう。
ANAマイル目的だけでプレミアムを選ぶべきか
プレミアムは、通常利用からANAマイルへ理論上100円につき約1~1.25マイル相当へ交換できます。ただし、年会費82,500円をANAマイル移行だけで評価するのは適切ではありません。
プレミアムを検討しやすいのは、次の条件が自分の利用に合う人です。
- Marriottホテルを継続的に利用する
- プログラム期間中400万円以上を無理なく利用し、無料宿泊特典を使える
- 暦年500万円以上を利用し、プラチナエリート特典を活用できる
- 15泊分の宿泊実績を活用する
- ポイントをANAマイルとホテル宿泊の両方に使い分けたい
ANAマイルだけを貯めたい場合は、ANAカードなど直接ANAマイルを貯める選択肢とも比較が必要です。年会費とホテル特典まで含めたカード選びは、アメックスプラチナとMarriott Bonvoy Amexの2026年条件比較も参考にしてください。
筆者の利用状況と現在の判断
筆者はMarriott Bonvoy Amexプレミアムを保有し、2026年はMarriott Bonvoyプラチナエリートです。無料宿泊特典やMarriottホテルの上級会員特典を利用した経験があります。
シェラトン鹿児島でプラチナエリート特典を利用した宿泊記のように、ホテルで実際に使う特典もカード判断の材料になります。
一方、年会費改定後は退会も検討しています。ANAマイルへの移行機能だけで継続を決めるのではなく、無料宿泊、宿泊実績、ホテル特典を今後も使うかで判断する考えです。
JAL×Marriott提携後もMarriott Bonvoy Amexを継続するか検討した実体験も、現在の判断材料をまとめています。
筆者が実際にANAマイルへ移行した回数、ポイント数、反映日数は、今回の記事では確認できていません。移行手順と反映目安は公式情報に基づく案内です。
よくある質問
- QMarriott BonvoyポイントはANAマイルへ何対何で交換できますか?
- A
基本交換比率は3 Marriott Bonvoyポイント=1 ANAマイルです。
- Q60,000ポイントは何ANAマイルになりますか?
- A
基本20,000マイルに5,000ボーナスマイルが加わり、通常25,000 ANAマイルになります。
- Q60,000ポイント未満でも交換できますか?
- A
はい。公式ページでは、1日3,000ポイントから移行できると案内されています。ただし、60,000ポイント未満では5,000ボーナスマイルは付きません。
- QANAマイルへの交換上限はありますか?
- A
Marriott Bonvoy公式は、1日あたり3,000~240,000ポイントの移行範囲を案内しています。「上限なし」とは説明できません。公開ページで年間上限は確認できないため、最新規約と実際の移行画面を確認してください。
- QANAマイルへの移行には何日かかりますか?
- A
Marriott Bonvoy規約では、多くの場合は1週間以内に反映されると案内されています。ただし、ANA固有の保証日数ではなく、処理状況により時間がかかる可能性があります。
- QMarriott Bonvoyポイントは無期限ですか?
- A
無期限ではありません。24か月連続で対象となるアクティビティがない場合、ポイントは失効します。
- Qカードを解約するとMarriott Bonvoyポイントも消えますか?
- A
カード解約だけでポイントが直ちに失効するとは限りません。Marriott Bonvoy会員アカウントを維持し、24か月の対象アクティビティ条件を管理してください。会員アカウント自体を取り消すと、未交換ポイントなどは直ちに無効になります。
- QANAマイルを貯めるならプレミアムがおすすめですか?
- A
通常利用のポイント加算はプレミアムの方が多い一方、年会費は82,500円です。ANAマイルだけでなく、Marriottの無料宿泊、ホテル利用、宿泊実績、上級会員資格を使うかで判断してください。
まとめ
Marriott Bonvoyポイントは、基本3対1でANAマイルへ移行できます。60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルが加わるため、通常は60,000ポイント=25,000 ANAマイルです。
一方、1日の移行範囲は3,000~240,000ポイントで、Marriott Bonvoyポイントも24か月間対象アクティビティがなければ失効します。「交換上限なし」「実質無期限」という説明は適切ではありません。
プレミアムは、ANAマイルだけでなく、Marriottホテルの無料宿泊、15泊分の宿泊実績、エリート資格を組み合わせて使うカードです。年会費82,500円、無料宿泊の400万円条件、プラチナエリートの暦年500万円条件を踏まえ、実際に使う特典で継続を判断しましょう。
公式確認先
- Marriott Bonvoy「ポイントからマイルへの移行方法」
- Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム規約
- Marriott Bonvoy「ポイントを有効な状態に維持する方法」
- アメリカン・エキスプレス「Marriott Bonvoyポイント」
- アメリカン・エキスプレス「Marriott Bonvoy提携カード」
- アメリカン・エキスプレス「ポイント加算対象外/還元率の異なるご利用」
- ANAマイレージクラブ「マイルの有効期限」


