今回はANAマイルを貯める方法としてソニー銀行の商品であるマイル付き外貨定期預金が気になりましたので内容を紹介します。
ビジネスクラスでヨーロッパ行くことを目標に普段買い物などでマイルを貯めてますが外貨預金でマイルがいただけるのはメリットが大きいのではと考えています。
果たしてビジネスクラスでヨーロッパに行くにはどれくらいの預金が必要なのか、また自分自身どのように進める予定なのかを紹介していきたいと思います。
ビジネスクラスでヨーロッパに行くにはどれだけのマイルが必要?
前提としてビジネスクラスでヨーロッパに行くにはどれだけのマイルが必要なのかを確認していきたいと思います。
ANA ホームページを確認してみます。
海外を選択し、特典航空券、ANA国際特典航空券ご利用条件をクリックします。
次のページでシーズン・必要マイルチャートの画面が出ますのでこちらから確認します。
こちらから分かるようにANA直行便でヨーロッパまでビジネスクラスでヨーロッパに行く場合、一人当たり110,000マイルから120,000マイルが必要になります。(2024年4月18日より改悪となりました。)
なぜビジネスクラスでヨーロッパなのか
ビジネスクラスでの旅行をするメリットとしては下記の点が挙げられます。
チェックインカウンター等で優先的な扱いを受けることができる
空港のラウンジの使用ができる
シートがフルフラットになるので長時間でのフライトにおいて体が楽
食事もエコノミークラスに比べると豪華で楽しい時間が過ごせる
それ以外に1マイルあたりの価値が高くなることが挙げられます。
例えば2024年8月26日羽田発ロンドン行き 2024年9月2日ロンドン発羽田行きの運賃を比較してみます。(2024年6月27日確認時点)
まず、エコノミークラスの場合は往復で¥363,880.-(税金・諸費用含め)になります。
必要マイル数はこの時期だとレギュラーシーズンとなり55,000マイルとなります。それ以外に税金・諸費用が別途¥89,500.-必要となります。
1マイルあたりの価値としては航空運賃¥363,880.-から税金・諸費用の¥103,880.-を引いた¥260,000.-を55,000マイルで割った¥4.727になります。
続きましてビジネスクラスの場合、往復で¥1281,150.-(税金・諸費用含め)になります。
必要マイル数は115,000マイルとなり、それ以外に税金・諸費用が別途¥126,150.-必要となります。
1マイルあたりの価値としては航空運賃¥1281,150.-から税金・諸費用の¥126,150.-を引いた¥1155,000.-を115,000マイルで割った¥10.043になります。
このように同じマイルを使用するにもエコノミーとビジネスでは2.124倍もの価値の違いが発生します。(この差はあくまで今回の便での比較のものでこれよりも価値の違いが大きくなる場合もあれば小さくなる場合もあります。)
その為、マイルを使うのであればビジネスクラスが良いと思います。
(ビジネスクラスの場合、エコノミーに比べ席数も少なく予約がしづらいというデメリットもありますが。)
ソニー銀行のマイル付き外貨定期預金とは
ソニー銀行のマイル付き外貨定期預金とは、外貨預金で通常は利息がつきますが利息の代わりに大部分がANAのマイルになって受け取れるといった金融商品になります。(ほんの少しですが年利0.01%の利息もつきます)
外貨預金についてはアメリカドル、ユーロ、イギリスポンドなど合計12通貨の取り扱いがありますが日本との金利差、ボラティリティーの大きさなど考えるとアメリカドル1択で問題ないと個人的には考えています。(人によっては旅行にイギリスに行くのでポンドが欲しいなどといったニーズがあるかもしれませんのでその辺りは個人の判断にお任せしたいと思います。)
ちなみに下に2024年6月27日時点でのアメリカドル建て定期預金の金利、獲得マイルを載せています。
上記の獲得マイルからヨーロッパへビジネスクラスでゆくのに必要マイルが判明します。
1年もののアメリカドルでの定期預金の場合、ローシーズンの場合でUS$30,555.56(¥4,9.6,917-)、レギュラーシーズンの場合でUS$31,944.44(¥5,129,958.-)、ハイシーズンの場合はUS$33,333.33(¥5,353,000.-)
(日本円への換算レートは2024年6月27日11:00時点のものになります 1US$=160.59円)
上記の必要金額を見ると普通に預金するにはなかなかハードルが高い金額だと思います。
私自身の運用
上記で必要マイル数は分かりましたが、私の場合今回は3ヶ月物のアメリカドルでUS$5,000.00を預金することにしました。
状況を見て満期後に金額を増やすのか、期間を伸ばすのか等は考えてゆきたいと思います。
3ヶ月で3,550マイル(同じマイル数で1年間更新した場合、14,200マイル)を獲得することが出来ます。※ブログ作成前に申込みしたため利率が若干異なります。
そのような判断をした理由としては下記のことが挙げられます。
1.必要マイルを全部外貨預金から得るには必要な資金が足りない事
2.クレジットカードでのポイントをマイルに交換するので全額を定期預金で調達する必要がない事
3.最近の為替相場の状況で一気にアメリカドルに日本円を変えることに不安があった事
4.コロナ禍もあり使えていないマイルが多くありすぐに大量のマイルが必要なかった事
などが挙げられます。
実際問題余程の余裕資金あったとしても外貨定期預金よりは投資に回したほうが生活の質は上がるのかなといった感想を持ちました。
口座開設と定期預金の申込まで
ソニー銀行のマイル付き外貨定期預金をするにはANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET を保有していることが条件となります。
その為、まずはANAのホームページからANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETを申し込みます。
申し込み後、カードが到着後にソニー銀行のホームページから自身の口座にログインします。
ログイン画面で口座番号、パスワードを入力しログインします。
ログイン後の最初の画面では左横にある外貨預金をクリックします。
次の画面ではANAマイル付き外貨定期預金のバナーをクリックします。
この画面で定期預金の種類、通貨、期間、金額等の選択を行い申し込みが完了になります。
まとめ
今回はソニー銀行のマイル付き外貨定期預金を紹介しました。
ヨーロッパへのビジネスクラス旅行にかかるマイル数は大きいので今回の外貨付き定期預金だけでは正直大きな金額の預金が必要になりますので実際にはクレジットカードでのマイルを貯めること、ポイントサイトからのマイルへの交換等を合わせる形であれば1年か2年に一度、ヨーロッパ旅行に行くことは可能だと思います。
すぐに使う必要のない余裕資金をお持ちの方でマイルで旅行に行きたいと思っている人であれば今のアメリカと日本の金利差がある時代、マイル付き外貨定期預金を使うのもいい方法だと思います。
ANAホームページhttps://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anasbw_deposit/
ソニー銀行ホームページhttps://moneykit.net
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