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MSCベリッシマで行く基隆など5泊6日の旅|1日目 那覇編

旅行(Travel)

MSCベリッシマで巡る5泊6日のクルーズ旅行。
波に揺られながら訪れる寄港地の風景や船内での贅沢な時間を、各日ごとに振り返りながらお伝えしていきます。
まずは1日目、那覇港での乗船から船内の探索、そして初めてのディナーまでの様子をご紹介します。

MSCベリッシマ外観
ラウンジやフィットネスジムのある中央部分

ホテルからクルーズターミナルへ

那覇での前泊地は「ロアジールホテル那覇」。港にも近く、クルーズ前後の滞在に便利な立地でした。
朝の空気がまだひんやりと感じられる時間帯に目を覚まし、期待に胸を膨らませながら準備を整えました。

クルーズのチェックインは11時から。少し早めの10時半ごろ、荷物を持ってホテルを出発。
移動は「GOタクシー」を利用しました。クルーズターミナルへ向かう車内で、ふと目に入ったのは「海外の一部クレジットカードは使用不可」というステッカー。
米軍基地の存在が日常に溶け込んでいることを、こんなところで改めて実感しました。


那覇クルーズターミナル

タクシーの車内から見る那覇港停泊中のMSCベリッシマ
タクシーの車内から見る那覇港停泊中のMSCベリッシマ

タクシーの車内から眺める那覇港には、すでにMSCベリッシマが停泊していました。
その圧倒的なスケール感に胸が高鳴ります。
クルーズターミナルに到着すると、すでに大勢の人々が行き交い、活気に満ちた雰囲気が漂っていました。
乗船手続きの流れはスムーズでした。旅行会社から送られてきた乗船券を提示し、事前に用意していたタグを付けた荷物を預け、セキュリティチェックへと進みます。
その後、カウンターでチェックイン手続きとクルーズカードに紐づける写真撮影を行いました。
ここでパスポートを預ける必要があるのは、飛行機とは異なるクルーズならではの特徴です。
チェックイン後、乗船口へ向かう途中で記念撮影スポットがあり、出発前に1枚撮影されます。
MSCのクルーズでは、この写真が後日6デッキの「The HUB」というフォトセンターに掲示され、購入することができるシステムです。
そして、いよいよ本船の姿が目前に。巨大な船体が岸壁に横たわる様子は、まるで海に浮かぶマンションのようで、その迫力に思わず足を止めてしまいました。

MSCベリッシマ
大きな壁があるような巨大な船体
那覇港の風景
船の上からチェックインなどを行っていたターミナルを望む

マルタ共和国の商船旗
マルタ船籍のためかマルタ共和国の商船旗が船尾に掲げられています

船内へ

船内に足を踏み入れると、すぐに別世界のような空間が広がっていました。
チェックイン後、すぐに部屋へ向かうことはできず、14時ごろまでは船内で各々過ごすよう案内されました。

6デッキのLEDアーケード
6デッキのLEDアーケード、下には飲食店やブティックが並んでいます。

時間に余裕があったので、まずは15デッキの「マーケットプレイスビュッフェ」へ。
クルーズ船の醍醐味のひとつでもある食事を早速体験することにしました。
ビュッフェには洋食、台湾料理、日本料理、エスニック料理などが並び、見ているだけで心が躍ります。
ドリンクは有料ですが、カウンターや席でスタッフに頼めば簡単に注文可能。
クルーズカードはまだ入手できていないので、プリントアウトしていた乗船券を見せて手続きを済ませました。
ドリンクパックを利用していたため、特に問題はありませんでした。
食後は船内を散策。6デッキのアーケードエリアには手荷物預かり所があり、部屋が準備できるまで荷物を預けられるのが便利でした。

マーケットプレイスでの昼食
サラダと、ピザ、リガトーニなど

食後は船内を散策。6デッキのアーケードエリアには手荷物預かり所があり、部屋が準備できるまで荷物を預けられるのが便利でした。


部屋へ

14時すぎ、船内アナウンスで客室の準備完了が伝えられました。
部屋に向かうと、ドアノブにクルーズカードがかかっています。
この後、船内散策のタイミングでクルーズカードにクレジットカードを紐づけました。
今回の部屋は8デッキにある内側キャビン。事前に見ていた写真よりも広く、思った以上に快適。
どうやら車椅子対応の部屋だったようで、一般的な内側キャビンより少し広めの設計になっていました。
コンセントに関しては日本と同じAタイプが2つと、ヨーロッパタイプのBタイプが2つありました。
USB-Aのポートもデスクサイドとベッドサイドに設置されており、充電環境に困ることはありませんでした。


内側のキャビンの室内
内側キャビンの室内
内側キャビンの様子
壁面には写真とテレビ
室内の様子
テーブルにはポットやグラス、コップなどがありました。
BタイプコンセントとUSB-Aコンセント
Bタイプのコンセント2つとUSB-Aコンセント1つ
Aタイプのコンセント2つ
Aタイプのコンセント2つ
バリアフリーのシャワーとトイレ
バリアフリーのシャワーとトイレ(シャワーには腰掛ける椅子がありました)
洗面台
小さいながらも必要最低限のものが揃う洗面

避難訓練

クルーズの出港前に必須となる避難訓練。警笛の音を合図に、指定された避難場所へ向かいます。
私の避難場所は6デッキの「ロンドンシアター」でした。

クルーズカードをスキャンして参加確認。救命胴衣の着用などは求められず、思いのほか簡単に終了しました。


フィットネスジム(MSCジム・バイ・テクノジム)

16デッキ中央にあるMSCジム・バイ・テクノジム
16デッキ中央にあるMSCジム・バイ・テクノジム

船内には最新設備が整ったジムがあり、明朝のヨガレッスンを予約。
ストレッチやヨガのクラスが開催され、ストレッチは無料、ヨガは有料で定員制でした。

フィットネスルームのマシンは自由に利用可能。サウナも併設されており、運動後のリフレッシュに最適な施設でした。

ジム内のサウナがあるところのロッカー
ジム内のサウナがあるところのロッカー

ディナー

ライトハウスレストラン
ライトハウスレストラン
ワインボトルがきれいにディスプレイされている壁
ワインボトルがきれいにディスプレイされている壁
6デッキの後方突き当たりにあるライトハウスレストラン
6デッキの後方突き当たりにあるライトハウスレストラン

ディナーは19時30分から。指定された「Lighthouse」レストランへ向かいました。(時間も指定されています)
クルーズでは同じテーブルでの食事が基本で、今回の席は2人用テーブル。隣の席には日本人の方が座っており、国籍ごとにある程度まとめられているようでした。

コース料理は前菜、メイン、デザートまで選べるスタイル。
ドリンク担当と食事担当が別々にいて、基本的に担当者以外は対応してくれません。
ドリンクパッケージを利用していたので、クルーズカードの提示不要でワインやビールを楽しめました。

白身魚のセヴィーチェ
白身魚のセヴィーチェ 赤玉ねぎ、レモン、パクチーとバプリカソース
北欧風サラダ
北欧風サラダ アイスパーグレタス、クレソン、ラディッシュ、チェリートマト、ニンジンの細切り ハニーマスタードドレッシング
シーフードパスタ
シーフードパスタ プロンズダイスのデュラム小麦パスタ、ルーム貝、アサリ、イカ、エビとパセリのエマルジョン
チキン
メニュー名を忘れてしまいました
ザッハトルテ
ザッハトルテ オーストリアのチョコレートケーキ、アプリコット入り

デザートはありましたが、食後のコーヒーや紅茶は提供されず、別の場所で楽しむ仕様のようでした。


1日目の感想

MSCベリッシマに乗船して1日目。船内は異国情緒あふれる雰囲気で、乗組員はほとんどが外国人スタッフ。皆フレンドリーで、クルーズ旅行のワクワク感をより一層高めてくれました。

船内の設備も充実しており、食事やフィットネス、エンターテイメントなど、どこを切り取っても楽しめる空間が広がっていました。

次回は2日目、石垣島寄港の様子をお届けします。