PR

2023年ロンドン(London)旅行1日目-1

マイレージ(Mailage)

前からヨーロッパに旅行に行きたいと考えておりANAの特典航空券の空き状況などをチェックしていました。直前までロンドン直行便の空きがなく、ドイツのミュンヘン経由などの便のみが空きが出たりしていました。
しかし、ある日の朝チェックしていると往復でのロンドン直行便(ビジネスクラス)の空席がありましたので急いで座席を確保、ホテルなどを予約してこの日を迎えました。
この旅ではイギリスの折り畳み自転車であるBrompton(ブロンプトン)の購入を大きな目的としてその他は特に目的もなくブラブラする感じを考えています。
今回8日間にわたる旅行を1日づつ紹介していきたいと思います。

自宅から羽田空港まで

私は関西在住なのでまずはロンドン便の出発地である羽田空港に向かいます。
今回は神戸空港からAM7:05発 NH412便に搭乗しました。
空港のカウンターは待ちがほとんどなくスムーズに荷物を預けることができました。
(荷物はロンドン・ヒースロー空港まで預ける形です。)
事前にオンラインのチェックインをしていましたが紙の搭乗券を出しますか?とのことでしたので搭乗券を出していただくことにしました。
 その後、保安検査場も特に混雑はなく無事に制限区域内へ入り、出発まで少しの時間ですが待ちまして定刻通りに搭乗、出発となりました。
羽田空港到着は定刻より5分程度早くAM8:10頃到着しました。

羽田空港内でのターミナル移動

今回、搭乗するロンドン行きNH211便はANAの国内線ターミナルと同じ第2ターミナルからの出発になります。
こちらはコロナ渦の2020年4月に閉鎖されていましたが2023年7月19日から再オープンされたターミナルになります。
国内線ターミナルと一体化されているので乗り継ぎが従来の第3ターミナルよりもかなり時間短縮がされるのと出発便自体の数も今のところ少ないので利用者自体も少なく、混雑がほとんどないことが良い点だと思います。
国内線で到着後、国際線乗り継ぎの案内に従い移動しエレベーターで上がると第2ターミナル3階のチェックインカウンターがあるところに出てきます。

羽田空港国際線第二ターミナル内部


その後は保安検査場にて手荷物検査、ボディーチェックは海外の空港によくある大型のスキャンタイプのものがありそちらで行いました。
検査終了後の出国手続きはパスポートのスキャンと顔の撮影だけで終了。(今は希望しなければ出国のスタンプは押されないようです。)
どちらもほとんど並ぶことなく10分程度で手続きが完了して制限区域内に入りました。

制限区域内での過ごし方

早い時間の自宅出発だった為、朝食を食べそびれておりましたので朝食をいただく事に。
食べる場所としては2階にあるフードコートか3階のPOWER LOUNGE PREMIUM、4階のANAのラウンジになりますが今回はANAのラウンジに行く事にしました。

ANAラウンジ看板


POWER LOUNGE PREMIUMは使用できるカードのランクも高く料金を払って入ることが出来る場所でもないようですが食事などもオーダー制となっておりかなり満足度は高そうです。
また、羽田の第2ターミナルから国際線に乗る際は利用してみたいと思います。

日本空港ビルデング株式会社・東京国際空港ターミナル株式会社 H.P.より

ANAラウンジは大きく抜けた空間で開放感がありソファーなどブラウン系を主にしているため落ち着いた空間でした。ラウンジのスペース自体巨大で一部開放していないエリアもありましたがそれでもゆったりと過ごすことができます。(これはANAの搭乗する乗客のみしかいないことと便数も限られているためだと思います。第3ターミナルの場合はいつも混雑しているイメージ)

ANA LOUNGE内部写真

メニュー自体はカレーや唐揚げなどのご飯的なものもありましたが今回は朝食なのでパンとサラダとソーセージなどを選びました。
テーブルにはモバイルオーダーのQRコードがあり麺類の注文、その他シャワーの予約等を行えるようです。今回は利用していませんので食事の注文後の流れはわかりませんが通知が来て受け取りカウンターに行く感じでしょうか。機会があれば利用してみたいです。

ラウンジでの朝食
お食事オーダーシステムのシール
テーブルに貼られているモバイルオーダーのシール
シャワールーム予約、お食事オーダーのスマホ画面
お食事オーダーのスマホ画面
ヌードルバーのメニュー
シャワールーム予約のスマホ画面
シャワーの予約画面

ラウンジで食事などしてくつろいだ後、免税店などを見るためにゲートの方に向かいました。
良いも悪いもこじんまりとしたターミナルなので免税店もあまり見るべきものもなく、すんなりとゲート前まで行く事になりました。
ゲート前では飲食店もありますのでこちらで飲食しながら搭乗時間を待つのもありだと思います。あと、椅子も結構余裕があるのでラウンジや飲食店に行かなくてもゆっくり過ごすことは可能だと思いました。

搭乗から機内での過ごし方


今回の搭乗口は72番ゲートで搭乗開始時刻はAM9:25からです。
搭乗順はグループ2になりますので案内がかかってから搭乗口に向かいます。
チケットとパスポートを確認されてから改札にタッチして搭乗します。手荷物もほとんどありませんでしたのですんなりと着席。
羽田-ロンドン線はボーイング777-300ERでの運行でビジネスクラスの場合THE ROOMというかなり個室感のあるシートで楽しみにしていました。実際、座ってみると横幅が2.5席分くらいあって横にはスライド式のパネルがありそちらを締め切ると隣の乗客の視線や存在は感じなくなる素晴らしいシートです。また、この座席は後ろ向きに座るシートがあり今回私が座ったシートも後ろ向きのシートでした。
座席指定の際、シートの空き状況を見ていると後ろ向きは不人気のようでした。電車などでも後ろ向きに関して違和感を感じてしまう方なので私自身も少し不安がありました。

ビジネスクラス座席
ANA H.P.より
ビジネスクラス座席
ANA H.P.より

出発前にウェルカムドリンクが来てスパークリングワインとオレンジジュースからオレンジジュースを選択しました。
出発前にシートベルトを腰の位置で締めていましたがこの座席の場合肩からももう一つシートベルトをする必要がありCAさんに教えていただき無事に装着(座席の頭の位置にあるカバーに隠れていて気づきませんでした)

飛行機は少し遅れて羽田空港を離陸しました。後ろ向きの座席は若干の違和感はありましたが進行方向と違う向きに座っていることを特に感じることはありませんでした。
これから予定では14時間45分の長旅が始ります。
今回のルートはロシア上空を飛行できないため日本を北上し、カムチャッカ半島の東側を通過、ロシアとアメリカのアラスカの間を抜け北極海に、そこからグリーンランド、アイスランドあたりを南下してイギリスへと向かいます。

シートベルトサインが消灯されてから1回目の食事の準備が始まりました。
今回は日本出発便だったので洋食を選択しました。メニューは下記のようになります。

機内食メニュー
ANA H.P.より


まずはアミューズとビールをいただきました。アミューズはANAスティックとエビのマリネ、チーズとオリーブが出てきました。ANAスティックは若干の甘みとチーズの風味があり美味しかったです。

アミューズとビール
アミューズとビール

続いてはアペタイザーとブレッドが来ました。アペタイザーは鴨の燻製と野菜のサラダ仕立て 栗のドレッシング、ブレッドはクルミパンとフランスパンをいただきました。

アペタイザーとブレッド、ワイン
アペタイザーの鴨の燻製と野菜のサラダ仕立て 栗のドレッシング


その際に肉料理に合うように赤ワインをお願いする事にしましたが普段ワインをあまり飲まないので2種類ある中でどちらが良いのか迷っていましたが味見を兼ねてどちらもお持ちしましょうか?ということでどちらもいただく事になりました。
そのワインが下記の2種類になります。最初は明らかに味が異なりフランス産の方がいいなと思っていましたが飲み進めていくうちによくわからなくなってきました・・・

赤ワインのメニュー
ANA H.P.より

その後はメインディッシュがきました。2種類のうちから選べるのですが今回は牛フィレ肉のソテー 椎茸デュクセルソースを選びました。ワインとも相性が良く美味しくいただきました。

メインディッシュとブレッド
メインの牛フィレ肉のソテー椎茸デュクセルソース

最後に食後のデザートとしてクレーム ド マロンとコーヒーをいただきました。

デザートとコーヒー
クレーム ド マロンとコーヒー

食事の後はシートをフラットにして布団を準備してゴロゴロしました。
その時に映画”トップガン マーヴェリック“と”キングスマン ゴールデンサークル“を観ました。キングスマンはぶっ飛んだアクション映画ながら拠点であるサヴィルロウにあるテーラー”Kingsman”は実際に”Huntsman“がモデルになっていて実際の店舗にもキングスマンのプレートがあったり、スーツの着こなしなどが非常にカッコよく大好きな映画です。
ところどころ寝たりしていましたが機内で熟睡できない体質なので薄い眠りで時間が過ぎていきました。

航行中の地図

その後、到着前の3時間前くらいに一風堂のプラントベースラーメン プラトン(Pla-Ton)をいただきました。通常、一風堂のラーメンはとんこつスープですがこちらは植物性の材料を使用してとんこつラーメンの味を再現しているものでヴィーガンや宗教上豚を材料にしたものを食べられない方にも対応したラーメンになります。味についてですがとんこつラーメンとして問題なく食べることのできるスープでしたが麺の硬さがかなり柔らかくてあまり美味しいとは感じませんでした。

一風堂のとんこつラーメン
一風堂のプラントベースラーメン プラトン(Pla-Ton)

この後もゴロゴロしながらたまに外の景色を眺めたりしていました。
そして到着前1時間半くらいに2度目の食事になりました。
私自身勘違いをしていて先ほどのとんこつラーメンを2度目の食事として食べていましたが聞かれると断れないタイプなのでいただく事にしました。
2度目の食事も洋食を選択、シーフードピラフとパンという少し変わった組み合わせでした。
味は美味しかったですがパンはなくても良かったかなと思いました。

シーフードピラフとブレッド、フルーツ
シーフードピラフとブレッド、フルーツ

食事の後は着陸前の準備で布団などを上の荷物棚に戻したりしてその後は着席してその時を待っていました。ヒースロー空港へは同日の15:00過ぎに無事着陸しました。
実際の飛行時間は14時間かからない位でした。ロシア上空を飛行しないルートでしたので登場している時間はかなり長くなってしまいましたがこちらのシートが快適だったのでそんなに辛いと感じることはありませんでした。後ろ向きの座席についても離陸、着陸時に少し気になる程度で飛行中は全く気になりませんでしたのでよほど敏感な方でなければ問題ないかと思います。

ヒースロー空港到着から荷物受け取りまで

ロンドン ヒースロー空港
ロンドン ヒースロー空港

到着後はイギリスの入国審査を受ける必要があります。2019年5月20日以前までは入国審査のために長蛇の列に並び入国審査官に滞在目的や日数、宿泊先など色々と質問され通過までに1時間程度かかっていましたが今はeGates(自動化ゲート)に日本のパスポート所持者が対象となったのでかなり便利になりました。
eGatesの場合、日本の羽田空港の出国審査と同様、パスポートをスキャンして顔写真を撮影、照合されて問題なければゲートが開き入国が完了するという形です。
パスポートへのスタンプはありませんのでスタンプが必要な場合は有人ゲートに行く必要があるようです。
今回は他の到着便との関係があったかもしれませんが5分程度並んだ後にゲート通過することが出来ました。

その後、預けていた荷物を受け取りに向かいます。
こちらでも特に待たされることもなく、ビジネスクラス搭乗だったこともあり早めに荷物が出てきて15:30過ぎには税関を通過し空港の到着ロビーまで行くことが出来ました。

ここまではロンドン旅行の出発からロンドン・ヒースロー空港到着までを書きました。
ここから地下鉄を使ってロンドン市内のホテルまでの移動、チェックイン、その後の1日の出来事については次の記事で紹介したいと思います。