はじめに
Brompton(ブロンプトン)の折り畳み自転車に興味を持ち出して数年、Be-Spokeで注文を考えていましたがコロナ禍になり日本での受付がないまま数年が経ちました。
コロナも落ち着いてきてBe-Spokeの復活も考えられますがANAのマイレージでロンドン行きの特典航空券が発券できましたので旅行の際に購入し、持ち帰ってきました。
Brompton(ブロンプトン)にはモデルが数多く存在しますが今回購入したモデルはAラインになります。
Brompton(ブロンプトン)の概要
まず、Brompton(ブロンプトン)について簡単に説明して行きたいと思います。
折り畳み自転車では非常に有名なイギリスのメーカーで、1976年にアンドリュー・リッチーによって設立されました。Brompton(ブロンプトン)の名前は、ロンドンのブロンプトン地区にちなんで名付けられています。
アンドリュー・リッチーは、自転車を折りたたむアイデアを追求することで、従来の自転車にはない革新的なデザインを生み出しました。ブロンプトン自転車は、そのコンパクトさ、軽量さ、そして優れた機能性によって、都市部での通勤や移動に非常に適した自転車として評価されています。
ブロンプトン自転車は、手作業で組み立てられ、独自の設計と技術を駆使して製造されています。それにより、各自転車は高品質で耐久性があり、長く使えることが特徴です。また、独自のカスタマイズが可能で、好みやライフスタイルに合わせて選べるオプションが豊富に揃っています。
Brompton(ブロンプトン)は、世界中で愛されるブランドとなり、折りたたみ自転車市場において高いシェアを維持しています。都市型ライフスタイルをサポートする製品として、多くのファンに支持されているのがブロンプトン自転車の魅力です。
Aラインとは
Brompton(ブロンプトン)のAラインとはブロンプトンの中でエントリーモデルとなるもので日本での発売はされておりません。
泥除けや、フロントキャリアブロックなどが付属せず、ペダルに関してもプラスチック製の折りたたみのできないmものが標準装備となっており、ブレーキレバー、サドルなどもその他のものに比べると廉価版のパーツを使用されているようです。
価格は2024年7月時点で£950.00(日本円で¥194,000.-程度)
ただ、カラーが日本では発売されていないホワイト1色展開なので色的に魅力を感じる方もいるかと思います。
各部分の写真をお見せしながら日本で販売されているCラインとの違いをお話しできればと思います。
Cラインとの違い
まずは異なる点を一覧にまとめてみました。
Aライン | Cライン(Urban) | |
ギア | 内装式3段 | 外装式2段 |
ハンドルタイプ | ミドルハンドル | ミドルハンドル・ローハンドル選択可能 |
泥除け | なし | 前輪・後輪共にあり |
フロントキャリアブロック | なし | あり |
ペダル | プラスチック製(折り畳み不可) | 折りたたみ式(左のみ)アルミ製 |
ブレーキレバー | アルミニウム製 | アルミニウム製 |
サドル | ロゴなし、ペンタクリップなし | ロゴあり、ペンタクリップあり |
泥除け
泥除けは前後ともに付属していません。晴れの日専用で走行するのであれば問題ありませんが雨天時の走行を考えると取り付ける必要がありそうです。(もちろん取り付けは可能です)
フロントキャリアブロック
フロントキャリアブロックはブロンプトン用のバッグをワンタッチで車体に取り付ける為の取り付け具になります。
こちらもAラインについてはついていませんでしたので私はイギリスの通販サイト House of Fraserにて購入し、自身で取り付けました。
ペダル
ペダルに関してはAラインについては樹脂製のものが付属しています。
通常使用には問題ありませんがBromptonの折り畳み自転車としての使用目的を考えると左側のペダルが折り畳めず、持ち運び時に少し邪魔だと感じたり、収納時に出っ張ることがイマイチだと感じましたのでBrompton Janctionにて折り畳み可能なペダルを購入し、取り付けしていただきました。
(ちなみに防犯登録もしていただくことができました。)
ブレーキレバー
ブレーキレバーに関しては材質的にはアルミニウム製で同一だと思いますがCライン等現行品はロゴが入ったもので軽量化がされているタイプですがAラインについてはママチャリのような普通のブレーキレバーとなります。
サドル
サドルはブロンプトンのロゴがないものでクッション性もCラインに標準装備されているものより硬めだと思います。
あと、サドルの高さや角度、前後位置を微調整するためのペンタクリップが付属されておりません。(現行のモデルには標準装備されています)
Aラインを購入するメリットはあるのか?
Aラインを購入するメリットとしてはフレームのカラーがどうしても白が欲しいと言った場合と改造目的で最低限のスペックさえあれば問題ないといった方以外には特にメリットがないかと思います。
また現状、円安もあり現地イギリスで購入したとしても日本で販売されているCラインの価格と大きく変わることもありませんので持ち帰りの手間等考えると尚更買う必要はないかと思います。
(日本であまり乗っている人がいないものを乗りたいと言った方にはいいかもしれません)
私は実際、2024年11月にイギリスで購入してきましたのでその流れなどを記事にしていますので気になる方はご覧いただければと思います。
コメント
初めまして。
ヨーロッパでaラインをしようと考えているのですが、梱包材であるダンボールの寸法を教えていただけないでしょうか?
飛行機預け荷物での超過の境界となる3辺の合計が158cmを超えるか否か気になっております。
TA様
はじめまして。コメント頂きましてありがとうございます。
梱包材のサイズについてですが現物を処分してしまったので細かいサイズは不明なのですが航空会社での預け入れ時も特に超過料金がかからなかったこと(預け入れの場所は別途Oversize baggage カウンターに預けましたが)
あと、日本国内でヤマト運輸での配送を依頼した際のサイズが160サイズだったことからギリギリ158cm以内に収まっていたと考えています。
明確なご回答ができず申し訳ありませんが無事にヨーロッパでAラインを購入、持ち帰られることを願っています。