「台湾旅行でahamoは本当に使えるのか?」──初めて海外で使う前に不安に思う人は多いはずです。
筆者自身も2025年1月、クルーズ船で基隆港に到着し、九份・台北・基隆市内でahamoを利用しましたが、現地SIMやポケットWi-Fiの手配は一切不要で、普段使っているスマホのままスムーズに通信でき、大きなトラブルもありませんでした。
ただし、到着直後は電波をうまく掴まず、ネットワーク設定の調整が必要になる場面もありました。
本記事ではその実体験をもとに、接続方法・通信速度・通話・テザリング・他社との比較までをわかりやすく解説します。
台湾旅行前に「本当に繋がるの?」「使い方は難しくない?」と感じている方は、この記事を読めば出発前の不安が解消できるはずです。
- ahamoは台湾で本当に使える?現地での実体験レビュー
- 到着後すぐにつながらないときの解決方法とネットワーク設定のポイント
- 通信速度・通話品質・テザリングの実際の使い勝手
- 台湾旅行におけるahamoと他社プランの料金・使い勝手の比較
- どんな人にahamoが向いているか、どんな場面で注意が必要か
\ 海外でもそのまま使える! /
ahamo公式サイトで詳細を見るahamoとは?【月30GBまで海外ローミング対応・91の国と地域で利用可能】
ahamo(アハモ)は、NTTドコモが提供する月額2,970円(税込)のスマホ料金プランです。月30GBまでのデータ通信と5分以内の国内通話が含まれており、海外でも追加料金なしで利用できるのが大きな特徴です。
対応エリアは台湾を含む91の国と地域。事前の手続きやSIMカードの入れ替え、ポケットWi-Fiのレンタルなどは一切不要で、日本で使っているスマートフォンをそのまま現地で使えます。
特に海外ローミングは月30GBの範囲内であれば追加料金なしで利用可能なため、旅行はもちろん、出張やクルーズ旅行でもコストを抑えながら快適な通信環境を確保できます。
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ahamo公式サイトで詳細を見る現地SIMやWi-Fiレンタルが不要な手軽さと、大容量ローミングで安心して使える利便性が、ahamoが選ばれる理由です。

アハモ(ahamo)H.P.より
ahamoは台湾でも使える?【結論と実体験レビュー】
結論から言えば、ahamoは台湾旅行でも問題なく使えます。
筆者は2025年夏、クルーズ船で基隆港(台北近郊)に到着し、九份・台北市内・基隆市内で実際に利用しましたが、通話・通信・テザリングともに大きな不便はありませんでした。
特に便利だったのは、現地SIMの購入やポケットWi-Fiのレンタルが一切不要な点です。日本で使っているスマートフォンをそのまま持っていくだけで利用でき、出発前にSIMカードを購入したりWi-Fi機器を準備したりする手間を省けます。船で現地に向かう場合でも、事前に国内で手続きが完了しているため、到着後すぐに利用を開始できます。
接続時に注意が必要だったポイント
到着後すぐには自動でネットワークに接続されず、インターネットが利用できない状況がありました。これは端末が台湾の通信会社の電波を自動で拾わなかったことが原因です。
ただし、ネットワーク設定を一度手動に切り替えて再設定することで、すぐに解決できました(iPhoneの場合は以下の手順です):
- 『設定』→『モバイル通信』→『SIM』→『ネットワーク選択』を開く
- 「自動」になっているネットワーク選択を一度「手動」に切り替える
- 現地通信会社(例:Chunghwa Telecomなど)が表示されたら、再び「自動」に戻す
この操作により、端末が現地の電波を再検索し、問題なく通信が行えるようになりました。以降は電波が安定しており、観光中も接続が切れることはありませんでした。
通信速度・使い勝手の体感レビュー
通信速度の計測データはありませんが、Googleマップでのナビ検索・LINE通話・InstagramやWebサイトの閲覧などは快適そのもので、日本国内と大きな違いを感じることはありませんでした。
観光地のWi-Fiに頼らずに、外出先でも常に接続できたのは大きな安心感につながりました。特に台北市内の夜市や基隆市内の観光エリアでもストレスを感じず通信できた点は印象的です。
テザリングの利用について
テザリング機能も問題なく利用可能でした。今回は同行者のスマートフォンを接続して利用しましたが、通信が途切れたり速度が大きく落ちることはなく、SNS投稿や検索程度の用途なら十分に対応できました(PC・タブレットでの検証は未実施)。
総評
ahamoは台湾でも「そのまま使えて・安定してつながる」頼れる通信プランです。
一時的に接続できない場合でも、ネットワーク設定を調整すればすぐに解決でき、旅行中のナビ・通話・検索・SNSなども快適に使えました。SIM購入やWi-Fiレンタルが面倒だと感じる人ほど、ahamoのメリットを実感できるはずです。
出発前にやっておくべき準備【海外ローミング設定は必須】
台湾でahamoを快適に使うためには、出発前にいくつかの設定を済ませておくことが重要です。特に初めて海外で利用する場合、ここで紹介する準備をしておくだけで、現地でのトラブルを大きく減らすことができます。
海外ローミングを「ON」にしておく
最も重要なのが、海外ローミング機能を有効化しておくことです。
日本国内では意識することがほとんどありませんが、これをONにしていないと現地でデータ通信ができません。
【設定手順(iPhoneの場合)】
- 『設定』アプリを開く
- 「モバイル通信」→「通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」をONに切り替える


この設定を出発前に済ませておくことで、台湾到着後にスムーズに通信を始められます。
最新のキャリア設定・OSにアップデートしておく
現地で通信が安定しない原因のひとつが、スマートフォン側のソフトウェアやキャリア設定が古いままになっているケースです。
出発前に以下の2点を必ず確認しておきましょう。
- iOS / Android を最新バージョンにアップデート
- キャリア設定の更新が表示されたら必ず実行
特にキャリア設定は海外のネットワークに接続する際に重要な役割を果たすため、旅行直前に更新しておくことをおすすめします。
機内モード・再起動で接続をリセットできるように覚えておく
到着後、電波をうまく掴まない場合は、一度機内モードをON→OFFに切り替える、または端末を再起動すると接続が安定することがあります。
これは海外ローミング利用時によくある対処法で、現地で慌てずに済むよう覚えておくと安心です。
ahamoアプリでデータ残量を確認しておく
ahamoは海外でも月30GBまでのデータ通信が可能ですが、使いすぎると速度制限がかかる可能性があります。
旅行前にahamoアプリで残りデータ量を確認しておき、必要に応じて追加データ購入の検討もしておきましょう。
現地で使うアプリは事前にダウンロードしておく
地図アプリや翻訳アプリ、乗換案内など、旅行先で使う予定のアプリは出発前に日本でダウンロード・ログインまで済ませておくと安心です。
万が一、到着直後にネットワークが不安定な場合でも、オフライン地図や翻訳機能などをすぐに活用できるため、移動や初日の行動がスムーズになります。
まとめ|“事前準備”だけで現地での不安は大幅に減らせる
- 海外ローミングをONにしておく
- OS・キャリア設定を最新にする
- 機内モード・再起動の対処法を覚えておく
- データ残量を事前に確認しておく
- 旅行に使うアプリは事前に準備しておく
これらの準備をしておくだけで、台湾到着後の通信トラブルのほとんどは防げます。特にローミング設定のON忘れやOSの未更新は現地で接続できない原因になりやすいため、出発前に必ずチェックしておきましょう。
台湾到着後にやること|接続手順とつながらない時の対処法
日本出発前にローミング設定などを済ませていても、台湾到着後にすぐネットワークにつながらないケースは少なくありません。筆者も実際、クルーズ船で基隆港に到着した際、最初は自動的に現地の通信会社へ接続されず、インターネットが使えない状態になりました。
しかし、原因は「端末が台湾の携帯会社の電波をうまく拾っていなかった」だけで、ネットワーク設定を少し調整するだけで解決できます。ここでは、台湾到着後の接続手順と、万が一つながらない場合の対処法を解説します。
到着後はまずデータローミングがONになっているか確認する
空港や港に到着しても通信が始まらない場合、まず最初に確認すべきなのは「データローミングがONになっているか」です。
出発前に設定していたつもりでも、iOSやAndroidのアップデート後にOFFになっているケースもあるため、改めて確認しておきましょう。
【確認手順(iPhoneの場合)】
- 『設定』→「モバイル通信」→「通信のオプション」へ進む
- 「データローミング」がONになっているか確認
ネットワークを「手動→自動」に切り替えると改善することが多い
筆者も実際に経験しましたが、台湾の携帯会社の電波を拾わないときはネットワーク選択を一度「手動」に切り替えてから「自動」に戻すことで解決するケースが非常に多いです。
【手順(iPhoneの場合)】
- 『設定』→「モバイル通信」→「SIM」→「ネットワーク選択」を開く
- 接続されているネットワークを「自動」から一度「手動」に切り替える
- 表示される台湾の通信会社(例:Chunghwa Telecom、FarEasTone、Taiwan Mobileなど)を確認し、再度「自動」に戻す
この操作を行ったところ、筆者の端末は無事に現地キャリアの電波を拾い、通信が利用可能な状態になりました。
それでも接続できない場合は、手動で表示される通信会社を一つずつ選択して試すことで接続できるケースもあります。
機内モードON/OFF・端末再起動も効果的
上記の方法でも通信が始まらない場合は、機内モードを一度ON→OFFに切り替える、または端末を再起動すると改善されることがあります。
ネットワーク設定がリセットされ、接続がスムーズになることが多いので、試してみる価値があります。
接続後は現地キャリア名を確認しておく
無事接続できたら、ステータスバーに表示される通信事業者名を確認しておきましょう。
台湾では主に以下の3社の電波を掴むことが多く、いずれも都市部や観光地で安定した通信が可能です:
- Chunghwa Telecom(中華電信)
- FarEasTone(遠傳電信)
- Taiwan Mobile(台湾大哥大)
事業者名/対応ネットワーク | 5G | LTE | 3G | 3G 850 | GSM |
---|---|---|---|---|---|
Chunghwa (中華電信) | ◯ | ◯ | – | – | – |
FET(遠傳電信) | ◯ | ◯ | – | – | – |
TWM(台湾大哥大) | – | ◯ | – | – | – |
それでもつながらない場合のチェックポイント
上記の方法でも通信ができない場合は、次の点も確認してみてください:
- 機内モードがONのままになっていないか
- SIMカードが正しく認識されているか(再起動で解決することも)
- データ容量(30GB)を使い切っていないか(ahamoアプリで確認可能)
実体験からわかった「到着直後の注意点」
筆者の場合、ネットワーク設定を「自動→手動→自動」に切り替えるだけで、問題なく通信できるようになりました。
一度接続してしまえば、その後は都市部・観光地ともに電波が安定しており、地図アプリ・翻訳・SNS・テザリングなども問題なく利用可能でした。
まとめ|「つながらない」は数分で解決できる
台湾到着後につながらなくても慌てる必要はありません。
多くの場合は、以下の手順で解決できます:
- データローミングがONになっているか確認する
- ネットワーク選択を「自動→手動→自動」に切り替える
- 手動で他の通信会社を選んでみる
- 機内モードON/OFF・再起動を試す
これらの対処法を知っておくだけで、現地での「つながらない」不安はほとんど解消できます。
台湾での通信速度・通話・テザリングの実際(体感レビュー)
ここからは、筆者がクルーズ船で基隆港に到着後、九份・台北市内・基隆市内でahamoを実際に利用した体験をもとに、通信の使い勝手や通話、テザリングの安定性について詳しく紹介します。
通信速度と安定性|観光中もストレスなしで使える
実際に利用してみて、最も印象的だったのは通信速度と安定性の高さです。
具体的なスピードテストのデータは計測していませんが、以下のようなシーンでもストレスなく通信できました:
- Googleマップでのルート検索やナビゲーションが即座に反映
- InstagramやX(旧Twitter)などSNSへの投稿がスムーズ
- ウェブサイトの閲覧や翻訳アプリの利用も快適
観光客の多い台北市内の夜市周辺や町中でも通信が極端に遅くなることはなく、日本で利用しているときとほぼ変わらない感覚で使えました。
ローミング接続後は切断されることもほとんどなく、終日安定して通信できた点は大きなメリットといえます。
通話|アプリ通話以外の利用は限定的
今回は現地で音声通話やアプリ通話を行う機会はほとんどありませんでしたが、通常のローミング通話は利用可能です。
ただし、30GBのデータ通信とは異なり、音声通話は従量課金制となるため、海外滞在中に通話を行う場合は注意が必要です。
必要に応じて、LINEやMessengerなどの無料通話アプリを活用すると通信費を抑えることができます。
テザリング|同行者との接続も安定
今回はPCやタブレットでは試していませんが、同行者のスマートフォンとテザリング接続を実施しました。
その結果、以下の点が確認できました:
- 通信は安定しており、接続が途切れることはなし
- SNSや地図アプリの利用、ブラウジングなどは問題なく可能
- 同時接続でも極端な速度低下は感じられない
フリーWi-Fiが使えない場所でも同行者のスマホをすぐに接続できたため、複数人での旅行でもahamo 1回線だけで十分対応できると感じました。
総評:日常使いと遜色ない快適さ
台湾での通信環境は想像以上に良好で、日本国内とほとんど変わらない感覚で使えるのがahamoの大きな強みです。
速度や安定性は観光中の地図アプリ・翻訳アプリ・SNS利用に十分で、同行者とのテザリング共有も含めて大きな不満はありませんでした。
特に「現地SIMやWi-Fiルーターなしでも、今のスマホ1台で完結できる」のは、手軽さと安心感の両面で大きなメリットです。
他社と比較してわかるahamoの強み|台湾旅行で選ばれる2つの理由
台湾で海外データ通信を利用する方法は複数ありますが、「30GBまで追加料金なし」・「SIMやWi-Fi不要で出発前の準備いらず」という2つの点で、ahamoは他社と明確な差があります。
まずは主要4社のサービス内容を比較してみましょう。
各社の海外通信対応(2025年時点)
サービス | 海外データ通信 | 通話 | テザリング | 特徴まとめ |
---|---|---|---|---|
ahamo(NTTドコモ) | 91の国・地域で追加料金なし・月30GBまで利用可能 | 発信・着信ともに有料 | 国内・海外ともに無料 | SIM入れ替え不要で即利用可。旅行前の準備が不要 |
楽天モバイル | 約90カ国で月2GBまで無料、超過後は128kbps | 発信・着信有料/Rakuten Linkで日本への通話は無料/月980円で海外→海外かけ放題 | 国内・海外ともに無料 | 低コストだが容量制限が大きなネック |
LINEMO(ソフトバンク系) | 海外ローミング対応(※「海外あんしん定額」または「海外パケットし放題」申込が必要) | 発信・着信ともに有料(オプションあり) | 国内OK/海外はローミング申込時に対応 | 手続きが必要で初心者にはやや複雑 |
povo2.0(KDDI) | トッピング制(例:1GB/3日=680円、3GB/7日=1,980円) | 発信・着信ともに有料 | 国内無料/海外はトッピング申込時に対応 | 使う分だけ課金できるが、都度手続きが必要 |
理由①|30GBまで追加料金なしで使える圧倒的なコスパ
海外データ通信で最も重要なのが「どれだけ使えるか」という点です。
楽天モバイルは2GB、povo2.0はトッピング購入が必要、LINEMOはオプション契約が必須と、どれも制限があります。
一方、ahamoは契約プラン内の月30GBまでをそのまま海外でも利用可能。
マップや翻訳、SNS、動画視聴などを気兼ねなく使えるため、短期旅行でも長期滞在でも安心感が圧倒的です。
理由②|現地SIM・Wi-Fiルーター不要で出発前の準備いらず
ahamoは契約のまま台湾で使えるため、SIMカードの入れ替え・Wi-Fiレンタル・空港での手続きが一切不要です。
今回の実体験でも、日本出発前の状態で台湾到着後すぐ通信が可能でした(※接続できない場合はネットワーク選択の再設定で解決可能)。
現地到着後も煩雑な設定は必要なく、スマホ1台だけでスムーズにネット環境が整うのは大きな安心材料です。
まとめ|「容量」と「手軽さ」で選ぶならahamo一択
- 月30GBまで追加料金なしで利用でき、旅行中も通信量を気にせず使える
- 現地SIMやWi-Fiが不要で、出発前の準備が不要
この2点が揃っているのは大手キャリアの中でもahamoだけです。
特に台湾のような人気旅行先では、コスト・利便性・安定性のすべてを満たす最適解といえます。
まとめ|台湾旅行で迷ったら「ahamo」一択。準備も手間もいらず快適に通信できる
台湾旅行で「現地でもスマホが使えるのか」と不安に思う人は多いですが、ahamoなら特別な準備なしで、普段とほぼ同じように通信を使うことが可能です。
今回の実体験でも、クルーズ船で基隆港に到着後、九份・台北市内・基隆市内といった観光地でも安定した通信が確保でき、マップや翻訳、SNS投稿まで問題なく利用できました。
また、同行者とのテザリングもスムーズで、複数人旅行でも一人がahamoを契約していれば十分対応できます。
さらに、
- 月30GBまで追加料金なしで海外通信が可能
- 現地SIM・Wi-Fi不要で出発前の手間がない
といった強みは、他社サービスと比べても大きな優位点です。
「通信がつながるか不安」「どの方法が一番簡単か迷う」という方こそ、ahamoの海外ローミングを活用してみてください。
旅行前の準備が驚くほどシンプルになり、現地でもストレスのないネット環境が手に入ります。