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MSCベリッシマで行く基隆など5泊6日の旅|3日目 基隆編②

旅行(Travel)

基隆から十分を訪れた後、次の目的地は台湾の首都・台北。十分では幻想的なランタン上げを体験し、風情ある街並みを楽しみました。そして台北では、地元のグルメや活気ある夜市を巡りながら、台湾の文化をより深く味わいます。本記事では、台北市内の街歩きやローカルグルメ、夜市の魅力を存分に紹介します。

無事に台湾の首都・台北に到着

台北駅に到着後、地下街をブラブラしました。
かなり大きな地下街で日本のゲームやアニメ、フィギュアなどを扱うお店やお土産などを売っているお店が多くありました。
つづいて寧夏夜市(Ningxia Night Market)の場所を確認がてら、特に目的を決めずに街歩きを開始しました。旧正月前ということもあり、街の至るところで華やかな飾りや旧正月関連の商品が売られており、活気にあふれていました。

首都でありながらも、路地裏にはアジアらしい雑多な雰囲気が広がっており、散策するだけで楽しい時間を過ごせました。それでいて、治安の良さも感じられ、海外特有の緊張感なくリラックスしながら街を楽しむことができました。


ローカルグルメを満喫|大稻埕魯肉飯でルーロー飯

大稻埕魯肉飯(Dadaocheng Braised Pork Rice)店舗外観
大稻埕魯肉飯(Dadaocheng Braised Pork Rice)

ちょうど昼食の時間になり、何か美味しそうなものを探そうとGoogleマップで検索。現在地の近くに台湾名物・ルーロー飯の人気店があることがわかり、地図を頼りに路地裏の商店街へ向かいました。
お店へ向かう途中、精肉店や果物店が立ち並ぶ中、突如として女性用の下着を販売する店が現れるという、独特な雰囲気のある路地を進みました。その先に目的地である「大稻埕魯肉飯(Dadaocheng Braised Pork Rice)」が見えてきました。
店内は狭く、相席が基本のスタイル。注文はテーブルにあるQRコードをスキャンし、カウンターで支払うシステムでした。
メニューは色々ありましたがルーロー飯の小サイズと半熟卵を載せたルーロー飯(小)を注文しました。
提供されたルーロー飯(小)は、一杯のサイズが小さめで、食べ歩きにも最適。八角の効いた香り高い味付けが絶品で、シンプルながらも奥深い味わいでした。

半熟卵を載せたルーロー飯(小)
半熟卵を載せたルーロー飯(小)55元(約260円)
ルーロー飯(小)
ルーロー飯(小)35元(約170円)

大稻埕魯肉飯(Dadaocheng Braised Pork Rice)
住所:No. 17號, Lane 220, Chang’an W Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103


街歩きと台湾スイーツ|「麥仔煎(ベアゼン)」

食後は、街歩きの時に気になっていた露店のお菓子屋さんへ。
先に通りかかった際に、いい香りが漂っており、多くの人が並んでいました。
その正体は、「麥仔煎(ベアゼン)」という台湾の伝統的なおやつでした。
ホットケーキのような生地に、ゴマやピーナッツペーストを塗り、焼き上げたものです。
(他にも色々な味がありました)

古早味麦仔煎の店先の様子
古早味麦仔煎 地元の人が色々な味のものをまとめて購入している姿が見られました。



メニューは中国語のみでしたが、Google翻訳のカメラ機能を使って解読し、身振り手振りで注文。
外はカリッと、中はふんわりとした食感で、香ばしさと甘さが絶妙なバランスでした。
通りすがりの観光客にも「どこで買ったのか」と聞かれるほどの人気ぶりでした。
日本でも食べてみたいと思っているのですが調べてみても見当たらなかったので現地で食べるしか方法がないのかもしれません。

古早味麦仔煎
住所:No. 38號, Taiyuan Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103


ショッピングとカフェタイム|新光三越とマクドナルド

その後は街歩きをしながらトイレに行きたいのもあり「新光三越」へ立ち寄りました。
日系百貨店ということもあり、日本のような雰囲気が感じられる店内。無印良品の店舗もありその雰囲気は日本にいるのかと錯覚してしまいそうになるほどでした。商品に関してもほとんどのものは日本で見かけるものでしたが、一部のアイテムは台湾限定品でその違いを見ているだけでも楽しい時間になりました。

 夜市のオープンまで少し時間があったため、マクドナルドでお茶をすることに。
メニューをチェックすると、日本とは異なる商品があり、特に「北海道産の鮭フライを挟んだハンバーガー」が目を引きました。町中のコンビニやスーパーなどでも感じましたが台湾の人が日本の製品や食べ物を愛してくれていることを感じることが多くてとても嬉しい気持ちになりました。


夜市巡り|寧夏夜市(Ningxia Night Market)

夕方になり、いよいよ寧夏夜市(Ningxia Night Market)へ向かいました。すでに多くの人で賑わっており、活気あふれる雰囲気に包まれていました。
夜市を歩いていると、途中で強烈な臭豆腐の香りが鼻を襲ってきましたが、これも台湾の夜市ならでは。

様々な屋台が立ち並ぶ中、まずは行列ができていた「円環辺蚵仔煎」という牡蠣オムレツの人気店に並ぶことにしました。(後で知りましたがミシュランの星を獲得したお店のようです)

持ち帰りの場合は並ばずに注文可能で、牡蠣オムレツNT$90(約420円)を注文。
20分後に受け取り可能とのことで受け取りの紙を渡されました。
指定時間に商品を受け取りに行くと、小さな箱に入った牡蠣オムレツが手渡されました。
プリプリの牡蠣とふんわりした卵、甘辛いソースが絡み合い、絶妙な味わいでした。

牡蠣オムレツで有名な円環辺蚵仔煎 の外観写真
円環辺蚵仔煎 ミシュランの星を獲得した牡蠣オムレツで有名なお店
牡蠣オムレツを調理する料理人
手際よく牡蠣オムレツを作られていました。
持ち帰り用の牡蠣オムレツの包装
ロゴもかわいい牡蠣オムレツの持ち帰り用の箱
牡蠣オムレツ
牡蠣オムレツ 味付けは優しい味でした。

円環辺蚵仔煎
住所:No. 46號, Ningxia Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103


その後、屋台でキムチ入り焼きそばを購入。日本の焼きそばと似ていますが、香辛料が異なり、独特の甘辛い味付けが特徴的でした。
今回、現金をあまり持ってきていなかったため、夜市での買い物は控えめになってしまいました。台湾の夜市はリーズナブルな価格で楽しめますが、もう少し現金を持参していれば、より多くのグルメを堪能できたかもしれません。

また、夜市を歩いていて気づいたのは、ほとんどの屋台でアルコールが提供されていないこと。日本の居酒屋のようにお酒を飲みながら食事を楽しむというよりは、食べ歩きをメインに、台湾のローカルフードを純粋に楽しむスタイルが一般的なのだと感じました。

キムチ入りの焼きそば
キムチの入った焼きそばのようなもの。

夜の台北を散策し、基隆へ

夜市を楽しんだ後は、基隆へ戻るために台北市内をぶらぶらと歩きました。治安が良いため、夜でも安心して歩けるのが台湾の魅力のひとつだと感じました。
台北駅に到着後、基隆行きのローカル列車に乗車。帰宅ラッシュの時間帯だったため車内は混雑していましたが、座席を確保できたので快適な移動となりました。
所要時間:約45分
運賃:NT$41(約190円)
基隆駅に到着後、駅構内のコンビニで台湾ビールなどを購入し、MSCベリッシマへ戻りました。
この日は船内でのディナーはなし。台湾の食と街歩きを存分に楽しんだ一日だったため、早めに休むことにしました。

さいごに

この旅の3日目は、基隆から十分、そして台北へと巡る充実した一日でした。
幻想的なランタン上げ体験や、ローカルグルメを楽しみながら、台湾の文化や街の雰囲気を存分に味わいました。

十分ではランタン上げの感動を体験し、台北では活気あふれる夜市を満喫。首都の賑やかさと、アジア特有の混沌とした雰囲気が刺激的で、計画なしの街歩きでも新たな発見がありました。

治安の良さも感じられ、気軽に旅を楽しめたことが印象的でした。
明日は台湾2日目、船内と基隆市内を楽しみたいと思います。