ラザフォードのNavyのミュージックバッグを購入し、この鞄に合う靴を購入しようと考えた際にデザイン的にドレス過ぎず色合いも合うと思い、2018年にフランスに行った際にパリのサンジェルマンデプレ店で購入しました。
ブランド紹介
フランスの老舗靴ブランドであるJM WESTON(ジェイエムウェストン)は1891年エドゥアール・ブランシャールがフランス リモージュに開いた工房からスタートしました。
ブランドのシンボルとも言える180 シグニチャーローファー」や、丸みのあるシルエットが人気のUチップ「641 ゴルフ」など、フレンチトラッドを象徴する商品で日本だけでなく世界的にも人気のある靴ブランドです。
このブランドの特徴として自社のタンナー(革のなめし工場)を所有している点が挙げられます。
通常、靴のメーカーは材料は別の業者から仕入れた上で製造するのが普通であるがJM WESTONは本社工場のあるリモージュのほど近くにタナリーを所有しておりレザーソールに関しては全てこちらの革が使用されていると言われています。
商品説明
Golf derby #641
1955年ゴルフ場の芝生で誕生したとの話からGolfと名付けられたこの商品
世界的な写真家であるロバート・キャパ(Robert・Capa)もこの靴を愛用していたとの逸話もあり別名『ジャーナリストシューズ』というニックネームもある靴です。
フォルムとしてはカジュアル色が強くジャケットスタイルやデニムで綺麗目に合わせるのが最適だと思います。
あと、ソールがラバーソールの為、天候をあまり気にせず履くことができる点もこの靴の便利なポイントになると思います。
アッパー:ブルーボックスカーフ
ソール:オールテランラバーソール
製法:グッドイヤーウェルト製法
見た目はコロンとした感じでスーツ似合わせるというよりジャケットや綺麗目なカジュアルに合わせるのが良さそうなフォルムです。
ソールにはタイヤメーカーやミシュランガイドで有名なミシュランと共同開発したリッジウェイソール(ラバーソール)が使用されています。
箱は現在ブルーの綺麗なデザインの物に変わっています。
靴の絵も載っているので箱での保管をする場合でもどのような靴が入っているか一目瞭然です。
靴と一緒にシューズツリーも購入しました。
サイズについて
サイズに関しては現地のお店に行った際にJM WESTONのサイズを測るゲージで測定していただいた上でいくつかのサイズを提案いただきました。(昔は結構タイトなサイズを提案されるといった噂がありましたが)
履いた感じはキツイといった印象はないサイズのものを選択しましたが革質的にしなやかというよりしっかりした感じの靴なので慣らし履きの際にも結構な靴擦れを起こしていてあまり履いていないのが現状です。(同じUチップのParaboot(パラブーツ)のシャンボードを持っていますがあちらはオイルカーフでソールも非常にしなやかで柔らかい履き心地なので履き慣らすまでに時間はかかりませんでした。)
購入店舗
JM WESTON サンジェルマンデプレ店
住所:49 Rue de Rennes, 75006 Paris,
地下鉄4号線 Saint-Germain-des-Prés(サンジェルマンデプレ駅)から徒歩3分程度
店舗としてはこぢんまりしたところですがフランス語・英語が堪能ではない私ですが丁寧に接客して頂きました。
少し歩いていけば百貨店のLe Bon Marche(ボンマルシェ)やムール貝のワイン蒸しが美味しいChezLeon(レオン)等がある買い物や食事を楽しむには便利な立地です。
最後に
2018年に購入してからあまり履く機会がなくまだまだ綺麗な状態です。
ジャケットスタイルや休みの日の綺麗目なカジュアルスタイルにも合うので少しづつ出番を増やしていければと思います。
JM WESTONに限らず革靴の履き始めは靴擦れ等、足のダメージが大きいためまだまだ履き込まれていない靴があるのが正直なところです。
靴自体は非常に好きなので履き込まれた靴なども順次ご紹介していきたいと思います。
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