MSCベリッシマで基隆(Keelung)港に到着した際、クルーズターミナル内で台湾ドルを入手する方法として、CTBC Bankの外貨両替機とATMが利用できました。今回は、実際にATMを利用してキャッシングした体験談を紹介します。
クルーズターミナルのATMと利用可能なクレジットカード
CTBC Bankとは?
CTBC Bank(中信銀行)は台湾の大手民間銀行の一つで、国内外に広く展開しています。
特にATMネットワークが充実しており、外国人旅行者にも利用しやすいのが特徴です。
基隆港のクルーズターミナルにもATMが設置されており、海外対応のクレジットカードで台湾ドルを引き出すことができます。
基隆(Keelung)港のクルーズターミナルに設置されているCTBC BankのATMは、以下の主要クレジットカードブランドに対応しています。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- UnionPay(銀聯)
ただし、カードによってはATMで利用できない場合があるため、事前に海外キャッシング対応かどうかを確認することをおすすめします。
ATMの操作方法
ATMを使ってキャッシングする際の手順は以下の通りです。
- カードを挿入し、言語を選択(英語を選択)※日本語対応はしていなかったと思います。
- PINコード(暗証番号)を入力
- 「Withdraw(引き出し)」を選択
- 「Credit Card」または「Cash Advance」を選択
- 希望する金額を入力(台湾ドル)
画面上には決まった金額が表示されています。希望の金額がない場合は自分で金額を入力すれば大丈夫です。 - 取引内容を確認し、手続き完了
ATMによっては、一度に引き出せる金額に上限があるため、大きな額を引き出す場合は複数回に分ける必要があるかもしれません。
クレジットカードからの請求金額
今回、私は三井住友カード発行のANAカード(マスターカード)を利用しました。
このカードは海外キャッシングに対応しており、問題なくATMで台湾ドルを引き出すことができました。
実際にキャッシングを利用した際の請求額は、利用日の2025年1月10日の為替レートと手数料に基づいて決定されます。
三井住友カードのANAカード(マスターカード)を使用した場合の内訳は以下の通りです。されます。私が利用した際の内訳は以下の通りです。
- 引き出し額:2,000台湾ドル
- 為替レート(クレジットカード会社適用):1台湾ドル=4.7778円
- 海外キャッシュサービス利息:121円
- 手数料:110円(カード会社による)
- 合計請求額:約9,786円
- 1台湾ドルあたり4.893円(利息、手数料を含め)
カード会社によって手数料が異なるため、利用前に確認するのが良いでしょう。
両替とキャッシングはどちらが得か?
クルーズターミナルには外貨両替機も設置されていますが、キャッシングと比較すると、一般的にキャッシングの方が有利なことが多いです。
ATMキャッシングのメリット
- クレジットカードの為替レートが適用されるため、通常の両替よりもレートが良い
- 必要な分だけ現地で引き出せるので、余計な現金を持たなくて済む
- キャッシュレスでの支払いが可能な場合は、最低限の現金を確保できる
両替のメリット
- ATMが使えない場合でも現金を確保できる
- 手数料が固定されている場合もあり、少額の両替には適している
最後に
海外旅行では、現地通貨をどう用意するかが重要なポイントですが、海外キャッシング対応のクレジットカードがあれば、ATMで簡単に現金を入手できるため、現金を多く持参する必要はありません。
特に、基隆港のクルーズターミナルにはATMがあり、主要なクレジットカードが利用できるため、現金が必要になった際にも安心して対応できます。
MSCベリッシマで基隆を訪れる際には、ぜひATMキャッシングを活用してみてください。