今回、東京滞在の際にアメリカン・エキスプレスの継続特典「フリー・ステイ・ギフト」を利用し、東京タワーに隣接する港区の「ザ・プリンス パークタワー東京」に宿泊しました。
今回は東京タワーが見える部屋ではありませんでしたが、眼下に広がる芝公園の緑を眺められるロケーションは、このホテルでの宿泊ならではの贅沢だと感じました。宿泊方法や現地での体験について、記事で詳しくお伝えしていきたいと思います。
今回の予約
今回の予約は、アメリカン・エキスプレスの継続特典「フリー・ステイ・ギフト」を活用して行いました。以前、沖縄旅行の際に他のホテルでこの特典を利用しようとしましたが、空室がなく断念したため、今回の東京滞在での利用に至りました。
この特典では「デラックスツインルーム」に宿泊が可能です。予約時の電話で、追加料金で東京タワーが見える部屋へのアップグレードも提案されましたが(確か15,000円程度)、今回は特典の基本プランのままで予約しました。
チェックインは15:00、チェックアウトは12:00と、ゆったりとした滞在ができる点も魅力的です。
ロケーション
立地としては観光地の中心にあるわけではありませんが、複数の鉄道路線へのアクセスが良く、利便性は高いと感じました。ただし、駅近くで飲んだり遊んだりしたい人には、少し落ち着きすぎた場所かもしれません。東京タワーや芝公園が隣接しており、景色を楽しみながらホテルでゆったりと過ごしたい人には、ぴったりのホテルだと思います。
ザ・プリンスパークタワー東京
〒105-8563 東京都港区芝公園4-8-1
TEL:03-5400-1111
最寄り駅は
都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅赤羽橋口から徒歩約2分
都営地下鉄三田線 芝公園駅A4出口から徒歩約3分
京急本線 大門駅A6出口から徒歩約9分
JR 浜松町駅北口から徒歩約12分
ホテル概要
建物自体は2005年に建てられたようですが、内装が改装されているため、古さを感じることはありませんでした。ホテルは吹き抜けが中心にあり、それを囲むように客室が配置されたユニークな構造で、どこか近未来的な印象を受けました。どの建築家が手がけたのか気になり調べたところ、丹下健三氏の息子さんが代表を務める「丹下都市建築設計」によるものとのことで、非常に納得しました。
部屋
「デラックスツインルーム」の滞在についてご紹介します。
この部屋は小さなバルコニーが付いており、芝公園を見下ろす絶景が楽しめる、非常にリラックスできる空間でした。広さは38㎡と十分にゆとりがあり、快適に過ごせる設計になっています。
室内にはツインベッドのほか、作業などに使えるデスク、一人掛けチェア、そしてベッドとしても使えそうな3人掛け程度の大きなソファが配置されており、居住性が高い印象を受けました。
バスルームにはジャグジーとシャワーブースが独立して設置されており、ゆったりとしたバスタイムを楽しむことができます。また、トイレが独立しているため、2人以上で宿泊する際にもお互いに気を使わず快適に利用できる点が魅力的でした。
全体的に高級感と機能性を兼ね備えたお部屋で、ゆっくりとくつろぎたい方にぴったりだと思います。
アメニティ等
アメニティについても充実しており、こだわりを感じました。
シャンプーやコンディショナー、シャワージェルは、アメリカの老舗コスメブランドであるC.O. Bigelow(シー・オー・ビゲロウ)の製品が使われていました。ラベンダーとペパーミントの香りが心地よく、バスルームでの時間をリラックスしたひとときにしてくれます。
また、洗顔料や乳液、化粧水といった基礎化粧品は、日本の化粧品ブランドであるマーガレット・ジョセフィンのアイテムが用意されていました。肌にやさしい使い心地で、旅先でも安心してスキンケアができる点が嬉しいポイントです。
これらのアメニティは上質なホテルステイをさらに心地よく演出してくれると感じました。
朝食
朝食に関しては「SEIBU PRINCE GLOBAL REWARDS」のプラチナ会員特典として宿泊人数分の朝食が無料になります。(※インルームダイニングに関しては追加料金が必要になります。)
こちらのホテルのプラチナ会員にはアメリカン・エキスプレスプラチナカード会員であれば自動的に取得できます。
今回は33階にある「スカイバンケット」で洋食ブッフェを楽しみました。会場は、大きな窓から東京タワーを間近に望むことができる、素晴らしい眺望が魅力です。お客さんは、海外から訪れた方が大半という印象でした。
ブッフェメニューは、一般的な洋食だけでなく、ビーガン対応の料理や、和食メニュー(ご飯や味噌汁など)も揃っており、幅広い選択肢がある点が良かったです。また、オムレツは具材を選んで目の前でシェフが作ってくれるサービスがあり、食事に楽しさを加えてくれました。視覚的にも味覚的にも満足できる内容でした。
最後に
今回は、港区にある「ザ・プリンス パークタワー東京」での滞在を紹介しました。建物自体に多少の古さを感じる部分はありましたが、スタッフのサービスが非常に丁寧で快適な滞在となりました。ホテルは東京タワーの近くに位置し、芝公園に隣接する静かなロケーションで、都会の喧騒を忘れるようなリラックスした時間を過ごすことができました。
通常、1泊あたり4万~5万円ほどの宿泊料金がかかる高級ホテルですが、今回はアメリカン・エキスプレスの特典「フリー・ステイ・ギフト」を利用して無料で宿泊しました。普段、こういった高級ホテルに泊まる機会がない方でも、このような特典を活用すれば特別な体験が楽しめるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。