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【2025年版】Vポイント→ANAマイル|60%優遇ルート・移行可能ポイントと交換条件まとめ

【2025年版】Vポイント→ANAマイル|60%優遇ルート・移行可能ポイントと交換条件まとめ-空港に駐機するANA787 マイル・特典航空券
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「Vポイント」は、三井住友カードを使って貯められる共通ポイントですが、ANAマイルへ最大60%のレートで交換できることをご存じでしょうか?
この「60%交換」は、ANAカード会員だけに用意された優遇ルートで、通常の50%交換よりも効率的にマイルを貯めることができます。

ただし、60%レートで交換するためには、対象カードの所有やポイント種別の確認など、いくつかの条件があります。仕組みを理解せずに手続きすると、「思っていたよりマイルが少ない…」という失敗にもつながりかねません。

本記事では、初心者でも迷わないように、2025年最新版の条件・対象カード・交換手順をやさしく解説します。


この記事でわかること
  • VポイントからANAマイルに交換するための条件と対象カード
  • 60%優遇レートが適用される仕組みと注意点
  • 移行可能ポイントの種類と違い
  • 実際の交換手順とおすすめの使い方

VポイントからANAマイルに交換するには?

Vポイントを高い還元率でANAマイルへ交換するには、対象のANAカードを保有していることが大前提です。
誰でも交換は可能ですが、60%の優遇レートが適用されるのは、三井住友カード発行のANAカード会員に限られます。


60%レート対象のANAカード一覧

以下のカードを持っている場合、VポイントをANAマイルへ60%のレートで交換できます。

  • ANA VISA プラチナプレミアムカード
  • ANA VISA/Mastercard ワイドゴールドカード
  • ANA VISA/Mastercard ワイドカード
  • ANA VISA/Mastercard 一般カード
  • ANA VISA Suicaカード
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
  • ANA VISA nimocaカード
  • 発行元が「三井住友カード」であることが条件です。
  • これらのカードが1枚でもあれば、60%優遇ルートの利用が可能になります。

ポイント交換に関する基本ルール

項目内容
交換対象ポイント通常ポイントのみ(期間限定ポイントは交換不可)
交換単位5ポイント単位
年間交換上限300,000ポイント(180,000マイル相当)
交換レート(例)200ポイント → 120マイル(60%)
  • 期間限定ポイントは交換対象外のため、通常ポイントを中心に貯めておくことが重要です。
  • 交換は申請から反映まで1〜2週間前後かかるのが一般的です。

このように、対象カード・交換対象・レート条件の3点さえ押さえれば、60%優遇ルートの利用準備は完了です。
次は、この優遇レートが「なぜ60%になるのか」「通常交換と何が違うのか」をわかりやすく解説していきましょう。


60%優遇レートの仕組みと注意点

VポイントからANAマイルへの交換は、通常は「200ポイント → 100マイル(50%)」のレートが適用されます。
しかし、対象のANAカードを保有している場合は、200ポイント → 120マイル(60%) の優遇レートで交換が可能です。
この優遇は、三井住友カードとANAが提携して発行する「ANAカード会員向けの特典」として用意されており、特別な申請は不要で自動的に適用されます。


通常交換と優遇交換の比較

交換方法交換レート200ポイントあたりのマイル数10,000ポイント交換時のマイル
通常交換(誰でも利用可)50%100マイル5,000マイル
優遇交換(ANAカード会員)60%120マイル6,000マイル

この通り、同じポイント数を移行しても10,000ポイントで1,000マイルの差が生まれます。
年間単位で見ればさらに差は大きくなり、長期的なマイル獲得効率に影響します。


優遇レートが適用される理由

60%というレートは、三井住友カードとANAの提携によって提供されるANAカード会員向け特典です。
特別な手続きやオプションの選択は必要なく、対象カードを所有していれば自動的に60%の優遇が適用されます。


注意点とよくある勘違い

  • 期間限定ポイントは交換対象外のため、通常ポイントを中心に貯めておくことが重要です。
  • 優遇レートは対象カード会員であれば自動で適用されますが、手続き先を間違えると通常レートで交換される場合があります
    (※通常交換は「Vポイント公式サイト」から、60%優遇交換は「Vpass(会員専用サイト)」からの手続きが必要です。)
  • 交換の反映には申請から1〜2週間ほどかかるため、特典航空券の予約直前などは余裕を持って手続きを行いましょう。

長期的なマイル獲得への影響

例えば年間で10万ポイントを移行した場合、

  • 通常交換(50%):50,000マイル
  • 優遇交換(60%):60,000マイル

結果として、10,000マイル(国内線往復1回分相当) の差が生まれる可能性があります。
特典航空券を中心に活用する方にとって、この差は無視できないメリットとなります。


このように、60%優遇ルートは一見すると小さな差に見えますが、長期的に見れば大きなメリットがあります。次のステップでは、実際に交換する際の手順と注意点を具体的に見ていきましょう。


実際の交換手順

VポイントをANAマイルに交換する際は、交換方法によってレートが異なります
通常の50%レートで交換する場合は「Vポイント公式サイト」から、60%の優遇レートを適用する場合は「Vpass(会員専用サイト)」から手続きする必要があります。
ここを誤ると、対象カードを持っていても通常レートが適用されてしまうため注意してください。


通常交換と優遇交換の手続き先の違い

交換方法レート手続き先対象者
通常交換50%Vポイント公式サイト誰でも利用可能
優遇交換60%Vpass(会員専用サイト)ANAカード会員のみ

60%優遇ルートでの交換手順(Vpass利用)

1.Vpassにログイン
三井住友カード会員専用サイト「Vpass」にアクセスし、ID・パスワードでログインします。

2.「MYページ」メニューから交換ページへ
ログイン後、MYページのメニューから「Vポイント」→「照会・交換」を選択します。

三井住友カードMyページ

3.「ポイントを交換する」メニューへ進む
ポイントサービスメニューから「ポイント交換」のボタンを選択します。

三井住友カード、ポイント照会・交換画面

4.「ポイント交換」の画面にある「ANAマイレージクラブ」の下の「ANAカードをお持ちの方」を選択する
移行先一覧の中から「ANAマイレージクラブ」の下にある「ANAカードをお持ちの方」を選択します。

三井住友カード、ポイント交換画面
三井住友カード、ポイント交換画面

5.ANAマイレージに移行のページで対象コースを選択する
「<ANAカードの方>(Vポイント専用)ANAマイレージへの交換」を選択します。

三井住友カード、対象コース選択画面

6.「ANAマイレージに移行」の入力画面で移行するポイント数を入力の上、「同意の上、次画面に進む」を選択する
最低5ポイントから5ポイント単位で移行するポイントを入力する。
(上限が300,000ポイント、ANAマイルで180,000マイルになりますが通常であれば上限まで利用することはないと思います)

ANAマイレージに移行、入力画面
ANAマイレージに移行、入力画面

7.移行内容を確認し、問題なければ「決定」を選択する

ANAマイレージに移行、確認画面
ANAマイレージに移行、確認画面

8.移行手続きの完了
通常1週間程度でマイルの移行が完了します。

ANAマイレージに移行、完了画面

反映までの目安

交換申請からANAマイルが反映されるまでには、通常で1〜2週間程度かかります。
特典航空券の予約やキャンペーン利用を予定している場合は、余裕を持って早めに手続きしておくことをおすすめします。


手続きでよくあるミスと注意点

  • 「Vポイント公式サイト」から手続きすると自動的に50%レートになるため注意が必要です。
  • ANAマイレージクラブ番号の入力ミスがあると、反映が遅れたり失敗する可能性があります。
  • 期間限定ポイントは交換対象外のため、申請時に残高を確認しておくと安心です。

この手順に従えば、誰でも迷わず60%の優遇レートでANAマイルへの交換が可能です。
最後に、この記事全体の要点を振り返り、どのような人にこの交換ルートがおすすめかをまとめます。


まとめ|VポイントのANAマイル交換はカードの種類とポイント種別がカギ!

VポイントをANAマイルに交換する方法は一見シンプルに見えますが、対象カード・ポイント種別・交換手続き先といった基本を正しく理解しておくことが重要です。
特に、ANAカード会員向けの60%優遇ルートは、通常の50%交換と比べて長期的なマイル獲得効率が高く、マイルを貯めて旅行を楽しみたい方には大きなメリットとなります。

本記事の要点を整理すると以下の通りです。

  • 対象のANAカードを保有していれば、Vポイントは60%のレートでANAマイルに交換可能
  • 交換対象は通常ポイントのみ(期間限定ポイントは対象外)
  • 優遇ルートの手続きは「Vpass(会員専用サイト)」から行う必要がある
  • 通常交換(50%)とは違い、手続きを誤ると優遇が適用されないため注意が必要

60%優遇ルートは、年間で見ると1万マイル以上の差になることもあり、長期的なマイル運用の基盤となります。
マイルを使って国内外の特典航空券を狙いたい人や、効率的にポイントを活用したい人は、早めに条件を確認しておくとよいでしょう。


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