8月末に沖縄に行くことになりました。通常であれば飛行機で行くのが金額的にも時間的にも最適解となると思いますが今回はフェリーを利用することにしました。現時点で本州から沖縄に行く旅客便は鹿児島から沖縄行のみです。航空機が乗れない人などで沖縄に行きたい人や船旅を楽しんでみたい人、バイクなどで旅行したい人にとっては参考になると思います。
まず、この記事では予約方法までを説明していき、その後の記事で実際の乗船を通じての感想や注意点などを書いていくことができればと思います。
沖縄へのフェリー航路
2024年8月時点で本州から沖縄へのフェリー航路(旅客の乗船が可能なもの)は鹿児島から沖縄への1航路のみになっています。以前は大阪・神戸からも旅客の乗船が可能なものがあったようですが2017年に廃止されたようです。(貨物の輸送は引き続き行われているようです)
鹿児島-沖縄航路について
鹿児島-沖縄航路については現状、マリックスラインとマルエーフェリーの2社が運行しており各社が交互に1便づつ運行しています。
航路としては鹿児島発の場合、鹿児島新港を出発し、奄美大島の名瀬港、徳之島の亀徳港、沖永良部島の和泊港、与論島の与論港、沖縄の本部港、沖縄の那覇港といったように沖縄までの離島を結びながら運行しております。
所要時間は約25時間という長めの航海になります。
次にマリックスライン、マルエーフェリーの船室などを紹介していきたいと思います。
各社とも2船体制で運行しており、マリックスラインの場合はクイーンコーラルクロス(2021年就航)マルエーフェリーのフェリー波之上(2012年就航)が新しい船となっています。
マリックスライン
マリックスラインはクイーンコーラルクロスが新しい船なので写真で見て分かる通り設備的に充実している印象です。
今回、予定では行きにクイーンコーラルクロスの2等寝台、帰りにクイーンコーラルプラスの2等洋室を予約しましたので違いなどをご報告できるかと思います。
クイーンコーラルプラス
クイーンコーラルクロス
マルエーフェリー
マルエーフェリーの船室に関しては船会社のH.P.リンクを貼りましたのでこちらで確認してもらえたらと思います。
フェリー波之上のほうが新しい船なので設備的にも充実している印象です。
今回、日程的にマルエーフェリーを乗ることは出来ないと思いますので内部の感想などはお伝えできない予定です。
フェリーあけぼの
フェリー波之上
時刻表
時刻表については両社とも概ね下記のタイムスケジュールで運行しているようです。
ただし、ご利用の際はご自身で再確認されますようお願いいたします。
鹿児島〜沖縄(2024年8月29日出港)
沖縄〜鹿児島(2024年9月2日出港)
運賃 鹿児島-沖縄(那覇)間 (2024年8月1日〜10月31日迄)
運賃についても両者同じ運賃体系のようです。
現状旅客運賃と燃料サーチャージ(船舶の燃料代の価格変動を調整する費用)を合計した金額が合計運賃となります。
- 特等 ¥38,880.-
- 1等 ¥31,440.-
- 2等 ¥16,560.-
※ただし2等に関しては上記金額は和室(みんなが雑魚寝する形)のもので寝台(ベッド)の客室もあるのでその場合は¥3,000.-から¥6,000.-加算した金額になります。
予約方法
予約方法についてはWebと電話の2つ方法があります。
ただし、Web予約は2024年4月から開始したとのことで空席があってもWeb上で予約出来ないことがあるようです。(Web用に割り当てている席数と実際の空席には差があるようです)
その為、Webで予約できる区間は予約を行い出来ない場合は電話にて予約を行うという方法が良いかと思います。
(面倒であれば電話で全て行うのが効率的かもしれません)
Web
Web予約の場合は3つほどWebサイトがあるようです。
まずはマリックスライン、マルエーフェリーの公式サイトの位置づけである
スマートフェリー予約
他社予約サイトとして
WILLER TRAVEL
skyticket
があります。私はスマートフェリー予約で行きの便を予約し、帰りの便は空席がなかったため電話予約で手配しました。
電話
電話予約の場合は乗船したい船の運行会社を確認してその船会社の営業所へ電話をかける形になります。
マリックスライン
マルエーフェリー
最後に
こちらでは鹿児島から沖縄行のフェリーの概要や予約方法をお伝えしました。
私自身もWebと電話で予約が完了してあとは乗船日を待つだけの状態です。
乗船時間の長さや外洋に出るため揺れが気になる、台風が来たときどうなるのかといった不安も多いですが
なかなか体験できる機会のない旅行となりますので楽しみたいと思います。
実際に登場した際の感想などはまた記事にしたいと思います。