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【徹底比較】神戸から大分へフェリーで行くならどっちがお得?さんふらわあと阪九フェリー+JRで迷ったらコレ!

【徹底比較】神戸から大分へフェリーで行くならどっちがお得?さんふらわあと阪九フェリー+JRで迷ったらコレ!-”さんふらわあごーるど”と”やまと” 旅行・ホテル
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神戸から大分へ、夜行フェリーを使ってゆったり移動できる2つのルート
さんふらわあ(神戸→大分)」と「阪九フェリー+JR九州(神戸→新門司→大分)」。

どちらも一晩で九州に到着できる便利な交通手段ですが、大分到着後の予定や目的によって最適なルートは異なります

たとえば、到着後すぐに移動や用事がある場合は、平日は朝6時20分に大分港に着く「さんふらわあ」が便利。
一方、観光をメインにしたい場合や、到着後すぐに開いている店が少ないことを避けたい場合は、平日は10時頃に大分駅へ着く「阪九フェリー+JR九州」の組み合わせがぴったり。

しかも、阪九フェリーは2020年以降に就航した新造船で、設備も清潔・快適
鍵付きの個室「デラックスシングル」を利用しても、さんふらわあの相部屋(プライベートベッド)より料金が安くなるケースもあり、コストパフォーマンスの面でも魅力的です。

本記事では、それぞれのルートの違いや特徴を詳しく比較し、目的に応じたおすすめの選び方をご紹介します。

基本情報を比較!出発・到着時間、所要時間は?

比較項目さんふらわあ
(神戸〜大分)
阪九フェリー+JR
(神戸〜新門司→大分)
出港時間【日〜木】19:00
【金・土】19:50
【日〜木】18:30
【金・土】20:00
到着時間【日〜木】翌6:20
【金・土】翌7:20 大分港着
【日〜木】翌7:00 新門司港着 → JR 小倉駅8:35発 → 大分駅10:03着
【金・土】翌8:30 新門司港着 → JR 小倉駅9:46発 → 大分駅11:05着
所要時間約11時間30分約15時間30分
(フェリー+連絡バス+JR)
到着後の動きやすさ早朝すぎて店が開いていない可能性も10時〜11時台に大分駅着。観光・ランチにちょうどよい時間帯

料金と部屋タイプを比較!どっちがお得?

フェリー旅を選ぶとき、「価格」だけでなく「どんな部屋で休めるか」は重要なポイント。
ここでは、さんふらわあのプライベートベッド(相部屋)と、阪九フェリーのデラックスシングル(個室)を比較し、さらにJR九州特急の快適さにも注目します。


料金比較(1名あたり)

比較項目さんふらわあ
(神戸〜大分)
阪九フェリー+JR
(神戸〜新門司→大分)
フェリー料金プライベートベッド
(相部屋):13,020円
デラックスシングル
(鍵付き個室):10,010円
JR料金九州ネットきっぷ(早特3):2,900円(特急指定席)
合計金額13,020円12,910円(フェリー+JR)

※フェリー運賃は、A期間の運賃適用期間におけるWeb割引運賃を記載しています。
※JRの「九州ネットきっぷ(早特3)」はネット予約限定。乗車3日前までの購入が必要です。

JR九州では「九州ネットきっぷ(早特3)」など、お得なきっぷをインターネットで事前予約できます。特急券の価格や空席状況は公式サイトでご確認ください。
JR九州インターネット列車予約(公式)


各ルートの部屋・座席の快適性

さんふらわあ|プライベートベッド(相部屋)

さんふらわあ、プライベートベッド
▲さんふらわあ「プライベートベッド」はカプセルホテルに近い相部屋タイプ。コスパ重視の一人旅向き。(出典:さんふらわあ公式HP)
さんふらわあ、プライベートベッド
▲さんふらわあ「プライベートベッド」(出典:さんふらわあ公式HP)
  • カーテンで仕切られたカプセル型ベッド
  • 相部屋形式だが最低限のプライバシーあり
  • 防音性は弱く、物音や人の出入りが気になる人には不向き

阪九フェリー|デラックスシングル(完全個室)

阪九フェリー、デラックスシングル室内
▲阪九フェリー「デラックスシングル」は鍵付きの完全個室。静かでぐっすり眠れます。(出典:阪九フェリー公式HP)
  • 鍵付きの完全個室で1人専用
  • ベッド、机、テレビ、洗面台付き
  • 音や光を気にせずぐっすり眠れる空間
  • 一人旅・女性にも安心の仕様

JR九州|特急「ソニック」指定席

  • 小倉〜大分間は約1.5時間、特急「ソニック」に乗車
  • コンセント付きで荷物棚は航空機のような形でデザイン的にも楽しめる(水戸岡鋭治氏のデザイン)
  • 山・海を眺めながら移動できる快適な鉄道旅
  • 自由席ではなく「指定席」が利用できる安心感も魅力

ポイントまとめ

  • さんふらわあは「とにかく早く移動したい人」向き。ただし寝台の快適性は控えめ
  • 阪九フェリー+JRは、個室で静かに休めて、鉄道も快適な指定席利用。しかもトータルで価格もほぼ同等。
  • コスパと快適性を両立したい人には、阪九フェリー+JRルートが断然おすすめです。

快適さの違いは?寝心地・設備のポイント

フェリー旅では「どこで、どう休めるか」がとても重要です。
ここでは、同じ価格帯での比較だけでなく、より快適な部屋に変更した場合のコストにも注目しながら、さんふらわあと阪九フェリーそれぞれの快適性を見ていきます。


さんふらわあ|プライベートベッドはコスパ重視向け

さんふらわあの「プライベートベッド」は、相部屋タイプでリーズナブル
カーテンで仕切られた半個室のような空間で寝るスタイルで、コストを抑えつつ移動したい人に最適です。

ただし、完全個室を希望する場合は「スタンダード(1名利用)」にグレードアップする必要があり、4,000円の追加費用がかかります。

部屋タイプ価格(目安)
プライベートベッド(相部屋)13,020円
スタンダード(1名個室)17,020円

※フェリー運賃は、A期間の運賃適用期間におけるWeb割引運賃を記載しています。

こんな人におすすめ

  • コスパを重視したい
  • フェリーは「寝られればOK」
  • 現地(大分)での時間をとにかく有効活用したい

阪九フェリー|同価格帯で“鍵付き完全個室”が選べる

阪九フェリーでは、鍵付きの「デラックスシングル(1人個室)」が約10,000円で利用可能
さんふらわあの相部屋(プライベートベッド)とほぼ同じ価格帯で、プライバシーと快適性の高い個室空間を確保できます

同価格帯でここまでプライバシーと快適性が確保されているのは、他のフェリーではなかなか見られません。
新門司港に到着後は、無料の連絡バスで小倉駅まで移動し、そこから特急「ソニック」の指定席で大分まで移動します。
船からバス、そして列車へとスムーズにつながるルートで、長距離移動でも比較的ストレスなく快適な旅が楽しめます

こんな人におすすめ

  • 周囲を気にせずしっかり休みたい
  • 個室で安全・快適に過ごしたい
  • 一人旅や女性の利用でも安心感がほしい

まとめ:価格と快適性のバランス

  • 快適性重視なら阪九フェリー+JRが圧倒的に有利。鍵付き個室がこの価格帯で利用できるのは大きなメリットです。
  • 一方で、コストを抑えて現地での時間を優先したい人にはさんふらわあがフィットします。
  • さんふらわあも部屋を個室にすれば快適になりますが、その分コストアップが発生します。

観光に便利なのはどっち?到着後の過ごしやすさを比較

フェリーで大分に到着した後、すぐに観光を始めたいという方にとって、現地での到着時間と行動開始のしやすさは非常に重要なポイントです。
このセクションでは、さんふらわあと阪九フェリー+JRの「到着時刻」と「観光へのスムーズさ」を比較します。

さんふらわあ|早朝に大分港到着。時間を有効に使えるが、観光にはやや早すぎる場合も

さんふらわあは大分港に早朝到着します(平日で6:20、週末で7:20)。
到着後すぐに移動や予定がある人にとっては便利ですが、観光目的の場合は注意が必要です。

  • 多くの観光施設や飲食店は朝9時〜10時頃に開店
  • それまで時間をつぶす場所を探す必要がある
  • 早朝営業している温泉やカフェを事前に調べておくのがおすすめ

こうした点から、さんふらわあは時間を最大限活用したい方には向いている一方で、行動開始までの空白時間が発生しやすいというデメリットもあります。

向いている人

  • 朝一から行動したいビジネス・帰省目的の人
  • 少しでも長く現地に滞在したい人
  • フェリーを“夜行バス代わり”として使いたい人

阪九フェリー+JR|10時前後に大分駅到着。観光スタートにちょうどいい時間帯

阪九フェリーは新門司港に朝到着し、無料の連絡バスで小倉駅へ移動後、JR特急で大分駅に向かいます。
大分駅到着は10時〜11時台となり、ちょうど現地の店や観光施設の開店時間に合わせて行動を開始できます。

  • 無理のないスケジュールで移動と観光が両立
  • 朝食や荷物預けもスムーズに済ませられる
  • 特急指定席で快適に移動できるため、到着後の疲労も少ない

観光メインの旅であれば、この時間帯の到着は非常に効率的です。

向いている人

  • 大分・別府・湯布院などを観光したい人
  • 移動をしっかり休んで、ゆったりスタートしたい人
  • 朝早すぎる行動を避けたい人

比較まとめ

比較項目さんふらわあ阪九フェリー+JR
到着時刻6:20〜7:20(大分港)10:03〜11:05(大分駅)
開店前の待機リスクやや高いほぼなし
行動開始のしやすさ△(やや早すぎる)◎(観光開始に最適な時間帯)

さんふらわあは「現地滞在時間を最大化したい人」には適していますが、観光中心のプランではやや早すぎる到着がネックになることも。
その点、阪九フェリー+JRは、無理のない移動と観光のスタートが両立できるルートとして、非常にバランスが取れた選択肢といえます。


結論|こんな人におすすめ!

ここまで、神戸から大分へ向かう2つのフェリールートについて、出発・到着時刻、料金、部屋の快適さ、観光のしやすさなどを比較してきました。
最後に、それぞれのルートがどんな人におすすめかをまとめます。

タイプさんふらわあ(神戸〜大分)阪九フェリー+JR(神戸〜新門司→大分)
到着後すぐに行動したい人◎ 早朝6〜7時台に到着し、朝から動ける△ JR移動が必要、観光開始は10時以降
コストを抑えたい人◎ 相部屋利用で最安クラス◎ 個室利用でもコスパ良好(JR込みで同等)
快適な個室で休みたい人△ 個室は追加料金(約+4,000円)◎ 鍵付き完全個室が1万円前後で利用可能
一人旅・女性の利用△ 相部屋はやや不安なケースも◎ 鍵付き個室で安心して過ごせる
観光メインで動きたい人△ 到着が早すぎて行動しづらい◎ 10時前後に大分駅着で観光に最適

まとめ

  • さんふらわあは、「朝から予定がある」「できるだけ長く現地に滞在したい」「コストを最優先したい」という方におすすめ。
  • 阪九フェリー+JRは、「個室でしっかり休みたい」「観光に最適な時間に到着したい」「移動も快適にしたい」という方にぴったり。

どちらのルートも、それぞれにメリットがあります。
旅の目的やライフスタイルに合わせて、最適なフェリー旅を選んでみてください。

関連記事:神戸〜大分のフェリー旅をもっと詳しく知りたい方へ

フェリーや乗船体験についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。


大分での宿泊は早めの予約がおすすめ!

どちらのルートを選んだとしても、大分に到着した後の滞在を快適に過ごすには宿泊先の確保が重要です。
特に土日や観光シーズンは混み合いやすく、選べる宿も限られてきます。

大分駅周辺や別府温泉エリアには、ビジネスホテルから温泉旅館までさまざまな宿泊施設がありますので、旅行スタイルに合わせて早めの予約をおすすめします。


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