ANAの「今週のトクたびマイル」は、対象路線が発表ごとに入れ替わる特典航空券キャンペーンです。壱岐空港を普段お使いの方にとって気になるのは、「壱岐発でどこへ行きやすいか」という点ではないでしょうか。
この記事では、2020年7月9日〜2026年10月14日の全270実施回分のデータをもとに、壱岐発として整理した路線別・季節別・年度別の出現傾向を分析しています。
- 壱岐発では多くの路線が対象になりますが、路線ごとに出現頻度は大きく異なります
- 季節や年度によっても、出現しやすい路線の顔ぶれは変わります
- 本記事では「全期間」と「直近52実施回」を分けて分析しています
- 過去の出現データは、将来の対象路線を保証するものではありません
※ANAの公式発表では対象路線は往復方向で選定されますが、本記事では壱岐空港利用者が行き先を探しやすいよう「壱岐発」として整理しています。
- 長崎は全期間14.8%・直近52実施回7.7%といずれも1位です
- 今回の過去データで壱岐との対象実績を確認できた個別空港は、長崎の1路線だけでした
- 長崎は最高季節と最低季節の差は約4ptで、今回のデータでは強い季節偏重は確認されませんでした
- 五島福江発は3路線に実績があるのに対し、壱岐発は長崎の1路線に集約されています
壱岐発で対象になりやすい路線ランキング
全270実施回のうち、各路線が対象になった回数と出現率です。直近52実施回(2025年5月29日〜2026年10月14日)の数値もあわせて掲載しています。
壱岐発で出現率が高い路線 出現率ランキング
| 順位 | 行き先 | 全期間出現回数 | 全期間出現率 | 直近52回出現回数 | 直近52回出現率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 長崎 | 40回 | 14.8% | 4回 | 7.7% |
壱岐発で全期間の出現率が最も高いのは長崎(14.8%)です。路線によって出現頻度には差があります。
直近52実施回では長崎が7.7%まで出現率が上がっています。全期間の順位だけでなく、直近の数値もあわせて見ることをおすすめします。
壱岐発は今回のトクたびマイル過去データで実績が確認できた個別空港が長崎のみです。ただし、これは過去の傾向であり、次回以降の対象を保証するものではありません。
長崎の全期間出現率は14.8%です。一方、壱岐発で確認された全路線の出現回数を合計すると40回で、そのうち長崎40回が100.0%を占めています。この「路線別構成比」は、各実施回を分母とする「出現率」とは異なる指標です。福岡については、今回のトクたびマイル過去データでは壱岐との個別空港実績が確認されませんでした。対馬・五島福江・熊本・大分・宮崎・鹿児島・羽田・成田・伊丹・関空・神戸・大阪・新千歳・那覇についても同様に、今回の過去データでは壱岐との個別空港実績が確認されませんでした。これはあくまで過去のトクたびマイル対象実績であり、壱岐空港の現在のANA/ORC就航路線数を示すものではありません。
過去の傾向とあわせて、今週予約できる対象路線も確認できます

人気の行き先はどれくらい対象になる?
検索されやすい主要路線について、全期間・直近52実施回の出現率と、季節による違いをまとめました。
| 行き先 | 全期間出現率 | 直近52回出現率 | 最も高い季節 | 最も低い季節 |
|---|---|---|---|---|
| 長崎 | 14.8% | 7.7% | 春 | 冬 |
ここで取り上げた長崎の全期間の出現率は14.8%です。
直近52実施回の出現率は、いずれの路線もおおむね全期間の水準に近い範囲で推移しています。
総合順位が高い路線が、必ずしも検索需要の高い路線と一致するとは限りません。行き先を絞り込む際は、総合順位だけでなく季節別・直近の数値もあわせて確認することをおすすめします。
長崎方面はどの程度対象になる?
長崎について、全期間・直近52実施回の出現率と、季節別・年度別の傾向をまとめました。
| 行き先 | 全期間出現率 | 直近52回出現率 | 最も高い季節 | 最も低い季節 |
|---|---|---|---|---|
| 長崎 | 14.8% | 7.7% | 春 | 冬 |
年度別出現率
| 行き先 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2026年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 長崎 | 8.7% | 10.4% | 18.2% | 32.7% | 10.2% | 9.3% | 0.0% ※途中(母数14) |
長崎方面では長崎(14.8%)の実績のみが確認できます。
季節によって対象路線は変わる?
季節区分は春(3〜5月)・夏(6〜8月)・秋(9〜11月)・冬(12〜2月)です。各季節の出現率は「その季節に出現した回数 ÷ その季節の全実施回数」で算出しています。色は全路線共通の5段階固定スケールで、色だけでなく数値も表示しています。
| 行き先 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 | 季節差 | 最も高い季節 | 最も低い季節 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 長崎 | 16.7% | 13.2% | 16.5% | 12.7% | 3.9pt | 春 | 冬 |
ヒートマップは、色が暖色(黄〜オレンジ)に近いほど出現率が高いことを示しています。表を横に見ていくと、季節を問わず似た濃さが続く「通年安定型」の路線と、特定の季節だけ濃くなる「季節変動型」の路線を区別できます。
今回のデータでは、季節差が10ポイント未満の路線が1路線あり、こうした路線は旅行時期を問わず候補になりやすいと考えられます。反対に季節差が20ポイント以上ある路線は0路線あり、繁忙期・閑散期の影響を受けている可能性があります。
ただし、ANAは対象路線の選定理由を公表していません。季節による出現率の違いが需要の繁閑だけを反映しているとは断定できず、あくまで過去データから読み取れる傾向として捉えてください。
年度によって対象になりやすい路線は変わる?
年度は4月始まりで集計しています。主な比較期間は2021〜2025年度です。2020年度はCSVの集計開始途中、2026年度は年度途中のため、参考値として扱ってください。
| 行き先 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2026年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 長崎 | 8.7% | 10.4% | 18.2% | 32.7% | 10.2% | 9.3% | 0.0% ※途中(母数14) |
2021〜2025年度で比べると、長崎は年度による変動が最も大きく、最高32.7%〜最低9.3%の範囲で推移しています。
一方、長崎は年度ごとの差が比較的小さく(9.3%〜32.7%)、年度をまたいで比較的安定して対象になってきた路線です。
全期間の平均的な出現率だけでは、直近年度の傾向をつかみきれません。行き先を検討する際は、年度別の推移もあわせて確認することをおすすめします。なお2026年度は母数が14回と少ないため、他の年度と単純に比較する対象には含めていません。
直近52実施回から見る壱岐発路線の出現パターン
ここでは、現在の連続不出現数ではなく、2025年5月29日〜2026年10月14日の固定した直近52実施回のデータを分析しています。
対象になる間隔が長かった路線
直近52実施回で、対象になる間隔が比較的長かった路線です。「出現間の最長不出現数」の定義は上表と同じです。
| 行き先 | 出現回数 | 出現率 | 出現間の最長不出現数 | 不出現中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 長崎 | 4回 | 7.7% | 11回 | 7回 |
長崎は出現回数自体が少ない「低頻度型」で、対象になる間隔が全体的に長めです。
例えば長崎は不出現の中央値が7回である一方、出現間の最長不出現数は11回に達しています。中央値だけでなく最長値もあわせて見ることで、出現の偏りが見えてきます。
なお、これは「長く出ていないので次回出やすい」ことを意味するものではありません。
一方で長崎のように出現自体が少ない、または季節によって出現が偏る路線もあります。いずれも直近52実施回における観測結果であり、次回の対象を保証するものではありません。
五島福江など他の離島路線と比べると?
| 空港 | 接続実績路線数 | 上位3路線集中度 |
|---|---|---|
| 壱岐発 | 1路線 | 100.0% |
| 五島福江発 | 3路線 | 100.0% |
上位3路線への集中度を比べると、壱岐発(100.0%)が最も高く、次いで五島福江発(100.0%)の順です。壱岐発は接続実績のある路線数も1路線です。
壱岐発は接続実績のある路線数自体が1路線と少ないため、上位3路線集中度が100.0%と高くなるのは路線数の少なさによる面が大きく、路線数の多い空港と単純に比較できるものではありません。壱岐発の実態としては、長崎が全路線の出現回数のうち100.0%(路線別構成比)を占めている点の方が、集中度としての意味を持ちます。
今回比較した壱岐・五島福江の2空港では、実績路線数は壱岐1路線(長崎15.3%)・五島福江3路線(福岡21.8%・長崎17.2%・新千歳0.4%)という違いがあります。五島福江は全期間では福岡が長崎を上回りますが(福岡57回・長崎45回)、直近52実施回では長崎6回・11.5%が福岡4回・7.7%を上回っており、全期間と直近で順位が入れ替わっています。壱岐は長崎1路線のみのため、このような順位変化自体が起きようがない構造です。五島福江・壱岐とも、直近52実施回でstable・streakの判定条件を満たす路線はありません。なお、長崎発の記事では壱岐・五島福江・対馬など複数の離島路線が相手先として登場しますが、本記事では壱岐を起点として集計しており、視点が異なります。長崎県の離島路線データとして、長崎発・福岡発の記事に含まれる対馬の実績(長崎―対馬40回・20.2%、福岡―対馬81回・30.9%)も参考までに触れていますが、対馬単独の分析記事は作成していません。実績路線が1路線のみのため、上位3路線集中度・構成比はいずれも構造上自明な数値であり、比較指標としては扱っていません。
集計方法と注意点
- 集計期間:2020年7月9日〜2026年10月14日
- 最終更新日:2026年9月13日
- 全実施回数:270回
- 出現率の分母:CSV内の全実施回数(270回)
- 直近52実施回:2025年5月29日〜2026年10月14日
- 季節区分:春=3〜5月/夏=6〜8月/秋=9〜11月/冬=12〜2月
- 年度は4月始まりです(最新年度は途中経過を含みます)
- サービス休止期間や、CSVに存在しない週は分母に含めていません
- ANAの対象路線は往復方向で利用できますが、本記事では壱岐発として整理しています
- 壱岐が出発・到着どちらの行に記録されていても対象路線として両方向で集計しています(例: 「壱岐〜羽田」「羽田〜壱岐」のいずれの記録でも同じ路線として1つに統合)
- 同一搭乗開始日に同一路線が往復両方向で記録されていても、1実施回として重複排除しています
- 接続実績が確認できなかった路線は「出現率0%」ではなく比較対象から外しています(ANAの定期便自体が存在しない場合と、便はあるが対象実績が確認できない場合を区別できないため、本記事では実績が確認できた路線のみを集計対象としています)
- 「上位3路線集中度」は、各路線の出現回数を合計したうちの上位3路線が占める割合であり、各実施回を分母とする「出現率」とは異なる指標です
- 「宮古島→宮古」「石垣島→石垣」「関西→関空」など、表記揺れを統一しています
- 「東京」「大阪」のような都市圏単位の指定は、羽田・成田・伊丹・関空・神戸など個別空港の出現率には加算していません(詳細は本文の各方面セクションを参照)
- 過去の出現率は、将来の対象路線を保証するものではありません
- ANAは対象路線の選定基準を公開しているわけではありません
- 災害・運休・減便・新規就航など特殊事情のある路線は、比較から除外する場合があります
壱岐発のトクたびマイルを過去データから見ると
- 長崎は全期間14.8%・直近52実施回7.7%といずれも1位です
- 今回の過去データで壱岐との対象実績を確認できた個別空港は、長崎の1路線だけでした
- 長崎は最高季節と最低季節の差は約4ptで、今回のデータでは強い季節偏重は確認されませんでした
- 五島福江発は3路線に実績があるのに対し、壱岐発は長崎の1路線に集約されています
- 過去データは、次回の対象路線を保証するものではありません
壱岐発では、今回のトクたびマイル過去データを見る限り長崎が262実施回のうち40回・15.3%で対象になっています。直近52実施回は4回・7.7%で、全期間よりも低い水準です。今回の過去データで確認された個別空港の相手先は長崎の1路線のみで、福岡・その他九州方面・東京方面・大阪方面・北海道方面・沖縄方面への実績は確認されませんでした。長崎は直近52実施回の出現回数が安定型の条件(8回以上)に届かず、連続型の判定条件(直近52回で10回以上)も満たしていません。長崎は直近52実施回でも出現間隔が長め(不出現中央値7回、最長不出現11回)で、対象になる間隔が長い路線として扱っています。季節による差は5.1ポイントで、今回の基準では20ポイント以上の強い季節集中には該当しません。年度別では2023年度に32.7%まで上がった後、2024〜2025年度は10%前後まで下がっており、非単調な推移ですが、トクたびマイルの過去データだけからその増減の原因までは判断できません。五島福江(福岡57回・21.8%が全期間1位、長崎45回・17.2%が2位)と比べると、壱岐は今回の過去データで長崎1路線のみに実績があり、福岡の実績が確認されない点が異なります。五島福江は全期間では福岡が長崎を上回りますが、直近52実施回では長崎6回・11.5%が福岡4回・7.7%を上回っており、全期間と直近で順位が入れ替わっています。壱岐は長崎1路線のみのため、こうした全期間・直近での順位変化自体が起きようがない構造です。五島福江・壱岐とも、直近52実施回でstable・streakに該当する路線はありません。
今週のANAトクたびマイル対象路線もあわせてご確認ください。


